教育年報1972年(S47)-177/285page
(3)期日・会場・参加者
1)期 日 昭和47年9月23日〜25日(2泊3日)
2)会 場 国立磐梯青年の家
3)参加者 男子9名 女子7名 計16名(本県)
(4)研修方法
1) 磐梯登山 「集団登山を行なうなかで、規律・協同・
友愛・連帯・奉仕等について体験すると
ともに、体力の増強をはかる」
2)情報交換「学習活動の状況の交換をとおし、今後の
あり方を次める。」
3) ファイァーのつどい
「燃えあがる"若人の火、をかこみ、過去
をふりかえり、現在をみつめ、未来につ
いて考える」
4) 講 演 「旅と人生」
演題 講師 財団法人 交通協会理事 渡辺公平
5)分科会テーマ
「青年学級(教室)にあなたは何を求めたか。その
結果はどうであったか。今後の改善にどうとりく
むか」
(5)効 果
全国の青年学級・教室がかかえる諸問題が多いなかで、
青年の学習欲求は何か、魅力ある青年学級・教室とは何か
等について真に青年の求めているものについて研究協議が
行なわれたことは、非常に効果的であり、今後の波及効果
を期待したい。
8.県研究青年学級の委嘱
(1)趣 旨
勤労青年教育の重要性にかんがみ、青年学級の充実方策
とくに開設・運営・学習指導についての実際的な実験研究
を行ない、本県勤労青年教育の振興に資する。
(2)研究委託青年学級名
教育事務所 教育委員会名 青年学級名 県北 福島市教育委員会 福島市中央青年学級 県中 須賀川市教育委員会 須賀川市勤労青年学級 県南 棚倉町教育委員会 棚倉町青年学級 会津 塩川町教育委員会 塩川町青年学級 相双 楢葉町教育委員会 楢葉町女子青年学級 いわき いわき市教育委員会 江名女子青年学級
(3)研究課題
1)共通課題
「地域の実情と青年の動態に即した青年学級の開設と
運営」
2)研究課題
ア 地域類型に適合した青年教育計画はどうあるべき
か。
イ 生涯教育における青年の学習
ウ 都市における企業連けい。農村における各行政相
互連けいによる学級の開設と運営。
エ 青年の意識調査と学習内容の編成
オ 青年学級の後援組織について
(4)委託の期間・条件
1)委託期間 昭和46〜47年度 2年継続
2)条 件
「研究の成果について、県教育委員会に報告書を提出す
る」
「委託の経費として、1学級あたり県費2万円を交付す
る」
(5)効 果
本年度をもって2年間にわたる研究委託は終了した。各
学級とも2〜3の課題を選んで、積極的に研究をすすめ、
充実した報告書が提出された。この成果を「福島県研究青年学級の研究報告」
としてまとめ、県下に配布したのでその波及効果が期待される。
9.県青年教育研究協議会の設置
(1)趣 旨
進みゆく社会の変化は、青少年人口の都市への移動、都
市化現象、青少年の意識の変化等に大きな影響を及ぼし、
青少年育成上の諸問題が多面的にあらわれている。このよ
うな現状にかんがみ、心身ともに健やかな青少年の育成を
めざし、青少年教育の振興をはかるため、地域の実態に適
合した青少年教育計画を確立するための基礎研究協議を行
ない、本県青少年教育の振興をはかる。
(2)委 員
教育事務所 氏名 職名 勤務先 住所 県北 七島征 社会教育主事 福島市教育委員会 福島市堀河町4-8 〃 笠原憲昭 公民館長 福島市信夫公民館 福島市飯坂町字夜蚊坂 〃 鈴木信也 公民館主事 福島市中央公民館 福島市東浜町3-9 〃 峰光治 公民館主事 川俣町公民館 伊達郡川俣町字新中町 〃 菅野久仁昌 公民館副館長 東和町公民館 伊達郡東和太田字若宮 〃 谷口悟 公民館副館長 梁川町公民館 伊達郡梁川町大字白根字大久保 県中 相楽新平 社会教育主事 須賀川市教育委員会 須賀川市大字小倉字山吹68 〃 塩田義男 教育長 平田村教育委員会 石川郡平田村大字下逢田字乙空釜13 県南 熊田文雄 公民館長 大信村教育委員会 西白河郡大信村大字増見字金谷1 会津 舟山豊 主査 会津若松市公民館 会津若松市栄町4-45 相双 紺野信雄 公民館主事 鹿島町公民館 原町市桜井町2-8 いわき 岩並貞雄 社会教育主事 いわき市教育委員会 いわき市常磐岩ヶ岡山ノ根8 学識経験者 渡辺トミ ガールスカウト福島連盟会長 郡山市大町2丁目13-2 〃 折笠常弘 田村高校教頭 県立田村高等学校 田村郡三春町字持合大田135 〃 鈴木友重 主査 県生活環境部青少年課 福島市森合字西の内68 教育事務所 丹治成男 社会教育主事 県北教育事務所 福島市杉妻町2-16 〃 菅野健樹 〃 〃 福島市杉妻町2-16 〃 大戸和美 〃 県中教育事務所 郡山市麓山1-1-1