教育年報1973年(S48)-123/273page
5)引率責任者学校長30名教頭・主事47名
教諭29名
(2)県立特殊学校
1) 参加生徒数 168人 参加率 96.77%
2) 行 先 奈良・京都・箱根 2校(高等部)
東京周辺 7校(小・中学部)
3)日 数 高等部 5泊6日中学部2泊3日
小学部 1泊2日
4)経 費 高等学部平均額 29,230円
中等学部平均額 95,72円
小学部 9,572円
5) 引率責任者 主事 1名 教諭 4名
第7節幼稚園教育
幼稚園教育の充実・振興のための施策の推進と、市町村教
育委員会の尽力とにより、公立幼稚園数を175園、県の就園
率を62.6パーセント(全国平均就園率61.3パーセント)まで
引きあげることができた。
しかし、幼稚園未設置21町村の解消および幼稚園がいちじ
るしく不足している町村の設置促進、教育内容の充実、教職
員の資質と指導力の向上など、今後とも努力しなければなら
ない問題も数多くある。
本年度は、市町村教育委員会ならびに、福島県公立幼稚園
教育研究会の協力を得て、つぎの事業を実施した。
1.幼稚園教育課程研究集会
(1)目 的
幼稚園の教育課程の編成および実施に伴う指導上の諸問
題について研究協議し、教職員の指導力を高め、もって幼
稚園教育の振興・充実を図る。
(2)主 催
福島県教育委員会
(3)会 場
県北、県中、会津、浜の4ブロックで開催
(4)期 日
昭和48年11月13日
(5)研究主題
幼稚園教育要領の第2章「内容」に示す領域のうち「健
康」と「絵画製作」について、次の主題について研究をす
すめた。
「年齢に応じたボールあそびの指導はどのようにしたら
よいか。特にどのような配慮やくふうが必要か。」
「感じたこと考えたことをくふうして絵に書いたり、も
のを作ったり飾ったりする。」 および「身体、衣服、特物、
身近な場所などを清潔にする。」のねらいを達成するために、
年齢に応じ一日の計画の中でどのような経験や活動をとり
あげ、指導に当たって、どのような配慮やくふうが必要か。」
(6)参加者数 300名
2.幼稚園教育指導者講習会
(実技講習会)
(1)目 的
幼稚園教育要領に示されている6領域のうち、「言語」
および「絵画製作」について実技に関する指導力を高め、
もって幼稚園教育の振興、充実に資する。
(2)主 催
文部省、県教育委員会、郡山女子大学
(3)会 場
郡山女子大学
(4)期 日
昭和48年8月6日〜8月12日まで
(5)受講者
1) 第1部会(言語) 45名
2) 第2部会(絵画製作)46名
(6)講習課程
教職に関する専門科目
付与単位 保育内容の研究(言語) 1単位
保育内容の研究(絵画製作) 1単位
(7)講 師
郡山女子大学教授および助教授
3.東部地区幼稚園教育指導者講座
(1)趣 旨
幼稚園における教育課程および指導上の諸問題について、
講義や研究協議等を通じて、指導主事または指導的立場に
ある園長、教諭の指導力の向上を図り、幼稚園教育の改善
・充実に資する。
(2)主 催
文部省、山梨県、山梨県教育委員会
(3)期 日
昭和48年10月17日〜19日
(4)会 場
山梨県民会館
(5)参加者
県教育庁義務教育課指導主事村岡信ほか喜多方市教育委
員会指導主事1名、公立幼稚園の教諭1名、私立幼稚園の
園長1名、教諭2名。
4.幼稚園教育課程研究発表大会
(1)目 的
昭和48年度幼稚園教育課程都道府県研究集会の研究の成
果を発表し、幼稚園の教育課程の実施に伴う指導計画の作
成および指導上の諸問題を全国的規模において討議し、幼
稚園教育の充実・振興を図る。
(2)主 催
文部省
(3)期 日
昭和49年2月13日〜15日
(4)会 場(東京)
1)総会〜国立教育会館「虎ノ門ホール」
東京都千代田区霞ケ関3の2の3
2)分科会〜国立教育会館「大会議室」および都道府県会
館「会議室」
(5)本県紙上発表