教育年報1973年(S48)-124/273page
1) 研究主題
「5才児のボール遊びの指導の問題点と、そのくふう。」
2) 発表資料作成者氏名・勤務先
須永秀子教諭(福島市湯野幼稚園)
(6)参加者
7名 第1分科会(言 語)〜2名
第2分科会(絵画製作)〜2名
第3分科会(健 康)〜1名
第4分科会(音 楽)〜2名
5.幼稚園指導計画作成
(1)趣 旨
年次計画により、本県の実態に合った指導計画を作成し、
幼稚園教育の充実を図る。
(2)基本方針
1) 指導計画の作成基準は、幼稚園教育要領に準拠し、幼
児期における望ましいパーソナリティ形成のねらいと方
向づけを明確に示す。
2)保育計画の内容がよく理解でき、幼児の経験や活動を
有効的に指導するための計画とする。
3)1年保育(5才児)の指導計画とする。
(3)作成上の留意点
1年保育(5才児)の適切な指導ができるようにするた
めに、次の要項に留意し、調和のとれた発展的、組織的な
指導計画を作成する。
1) 本県の実態(地域・幼児)を考慮し、具体的な指導の
ねらいを設定し、これを達成するにふさわしい幼児の経
験や活動を選択して配列する。
2)幼児の経験や活動の選択、配列に当たっては、幼稚園
教育要領第2章の内容に示されている事項をじゅぶん考
慮するとともに、幼児の生活経験に即した適切なものを
選び、それが相互に関連し合うよう配列する。
3)幼児の経験や活動の配列に当たっては、静的動的、屋
内と屋外、個人とグループなどのいろいろな経験や活動
をかたよりなく指導できるようにする。
4)季節・天候あるいは地域的な行事などの幼児に及ぼす
影響をじゅうぶん考慮して、適切な指導が行われるよう
にする。
5)年間の指導計画となるので、自然や社会生活の変化な
どに即応できるようじゅうぶん弾力性をもたせるととも
に、幼児の経験や活動が系統的に行われるように配慮する。
(4)作成員の構成
指導計画作成員の構成は、現場教師および指導主事をも
って構成し、現場教師からは、公・私立幼稚園教諭の中か
ら専門的識見を有し執筆能力のあるものとする。
1)現場教師 15名(公立9名 私立6名)
2)指導主事 3名(義務教育課)
(5)作成会議
通算6回実施
(6)指導計画完成配布
昭和49年3月印刷・製本完成し、県内公・私立の全幼稚
園に配布する。
第8節特殊教育
〔義務教育課〕
1.特殊学校・特殊学級の実態
(1)特殊学校(精神薄弱養護学校)
小学部 中学部 高等部 計 学級数 児童数 学級数 生徒数 学級数 生徒数 学級数 児童生徒数 福島市立福島養護学校 10 50 7 36 2 24 19 110 喜多方市立喜多方養護学校 6 31 5 31 0 0 11 62 相馬市立養護学校 6 25 4 14 0 0 10 39 西郷村立養護学校 6 24 3 13 0 0 9 37 計 28 130 19 94 2 24 49 248
(2)特殊学校
管内 内容\学校別種別 小 学 校 中 学 校 計 精神薄弱 病弱虚弱 難聴 弱視 言語障害 情諸障害 小計 精神薄弱 病弱虚弱 難聴 弱視 言語障害 情諸障害 計 県北 学校数 53 4 1 1 59 35 1 36 95 学級数 71 4 1 2 78 52 1 53 131 児童生徒数 513 39 11 21 21 584 403 3 406 990 県中 学校数 62 3 1 1 1 68 36 1 37 105 学級数 93 5 1 3 1 103 57 1 58 161 児童生徒数 691 29 7 29 7 763 460 7 467 1230 県南 学校数 25 1 1 1 28 14 14 42 学級数 29 1 1 3 34 20 20 54 児童生徒数 191 5 7 28 231 159 159 390 会津 学校数 40 2 1 1 44 21 1 22 66 学級数 61 3 1 2 67 33 2 35 66 児童生徒数 402 29 5 14 450 265 15 280 730