教育年報1973年(S48)-126/273page
ア、講 義
○ 特殊教育に必要な精神医学的基礎知識
宮城教育大学教授 佐藤愛
○ 特殊教育教育課程編成上の諸問題
東京教育大学附属養護学校教頭
秋山一乗
○ 特殊教育上の諸問題
義務教育課主幹 渋谷靖十郎
○ 特殊教育の現状と問題点
義務教育課指導主事 大堀敬之
イ、研究協議
○ 学習指導上の諸問題について
○ 学級経営上の諸問題について
(3)昭和48年度特殊教育課程福島県研究集会
1) 趣 旨
小学校および中学校の精神薄弱特殊学級における教育
課程に関する指導上の問題点について、部会別に研究協
議し、その解明を図り、もって教職員の指導力の向上と
学習指導の改善に資する。
2)主催 文部省
福島県教育委員会
郡山市教育委員会
3)期 日 昭和48年8月8日〜8月9日2日間
4)会 場 郡山市立芳山小学校
5)講 師 相馬市立養護学校長 中丸良彦
6)参加者 112名
7)内 容
ア、課 題
児童・生徒の精神発育の遅滞の状況を的確には握し、
能力を可能な限り伸長させるためには、どのように教
育課程を編成したらよいか。
イ、研究発表ならびに研究討議
ウ、講師による指導
(4)昭和48年度心身障害児判別・就学指導講習会
1)趣 旨
昭和48年度心身障害児判別・就学指導研究協議会め内
容を伝達し、特殊教育に関する諸問題について研究協議
するとともに、判別・就学指導に必要な実技を研修する
ことをとおして、県内における心身障害児判別・就学指
導の問題点を解明する。
2)主 催 文部省 福島県教育委員会
3)期日および会場
県北 西庁舎研修室 昭和48年12月6日
県南 郡山合同庁舎 同年 12月11日
会津 若松合同庁舎 同年 12月10日
浜 双葉町体育館 同年 12月12日
4) 講 師 義務教育課担当管理主事
同 指導主事
関係教育事務所担当指導主事(4名)
実技担当講師(8名)
9) 参加者 県北会場 97名
県南会場 138名
会津会場 113名
浜会場 142名 計490名
6)内 容
ア、講 義
○ 障害の判別と判別基準
○ 特殊教育対象の就学について
イ、研究発表ならびに研究協議
○ 判別に必要な資料をどのように定め、どのように
収集したらよいか。
ウ、実技研修
○ 判別・就学指導に必要な諸検査法
・ WISC知能検査
・ 田中ビネ一式知能検査
・ SM社会生活検査
工、その他
○ 福島県心身障害児判別・就学指導会議に対する判
別依頼と適正就学指導の実際について
3.内地留学・長期研修派遣
(1)東京学芸大学へ
1年間 精神薄弱教育
常葉町立関本小学校 教諭 鈴木隆
(2)宮城教育大学へ
1年間 病弱・虚弱教育
いわき市立植田小学校 助教諭 岡部泰
(3)福島大学へ
1年間 言語障害教育
福島市立福島第四小学校 教諭 三瓶正子
(4)東京教育大学へ
6か月 難聴教育
福島市立福島第二中学校 教諭 根本ツヤ子
郡山市立橘小学校 教諭 渡辺捷司
同 講師増子光世
いわき市立平第二小学校 教諭 宗像清次
同 講師 矢部宥一
6か月 弱視教育
会津若松市謹教小学校立 教諭 山本福子
(5)東北大学へ
6か月 難聴教育
福島市立福島第二中学校 講師 尾股洋子
(6)国立特殊教育総合研究所へ
1年間 重複障害教育
喜多方市立喜多方養護学校 教諭 坂内正利
3か月 弱視教育
会津若松市立謹教小学校 講師 安田俊子
3か月 言語障害教育
原町市立原町第一小学校 教諭 小川兼太郎
1か月 精神薄弱教育
田島町立田島小学校 教諭 湯浅英治
白河市立中央中学校 教課 加藤博道
4.特殊教育推進地区
(1)いわき市
(2)研究内容