教育年報1973年(S48)-128/273page
2)主 催 福島県教育委員会
3)期 日 昭和48年8月7日(火)
4)会 場 福島県立平盲・聾学校
5)参加者 37名
6)内 容
ア、研究協議
○ 生活指導について
○ 舎生会活動について
○ 舎運営について
イ、講演、講師
「障害児の生活指導について」
○ 茨城県立水戸聾学校長 西成田功
3.特殊教育各種研究派遣
(1)長期研修
1) 聾教育部門
ア、期 間 1年
イ、場 所 国立特殊教育総合研究所
ウ、派 遣 福島県立福島聾学校教諭
持地安治
工、研修課題
「聴覚障害乳幼児の教育の内容と方法について」
(2)専門研修(中堅教員研修)
1) 肢体不自由コース
ア、期 間 3か月
イ、場 所 国立特殊教育総合研究所
ウ、派 遣 福島県立郡山養護学校教諭
石橋雄二郎
工、研修内容
○ 「学習障害と学習指導について」
○ 「脳性まひ児の動作訓練」
○ 「学習障害診断実習」 「動作訓練実習」
2)病弱コース
ア、期 間 3か月
イ、場 所 国立特殊教育総合研究所
ウ、派 遣 福島県立郡山養護学校教諭
林啓幸
工、研修内容
○ 「病弱教育の意義」 「病弱児の心理」
○ 「病弱児の生理・病理」
○ 「養護・訓練の指導計画の立て方」
○ 「教育相談参加」「心理検査法」
「肢体機能の訓練実習」
(3)特殊教育教育課程地区別研究集会
1) 目 的
盲学校、聾学校および養護学校並びに小・中学校の特
殊学級(精神薄弱特殊学級を除く)における教育課程に
関する指導上の問題点について、地区別、部会別に研究
協議し、その解明を図り、もって教職員の指導力向上と
学習指導の改善に資する。
2)主 催 文部省
3)期 日 昭和48年7月30日(月)〜8月1日(水)
4)会 場 仙台市
5)派 遣
視覚障害教育部会 3名
聴覚障害教育部会 3名
肢体不自由教育部会 3名
病弱教育教育部会 2名
(4)特殊教育学校寄宿舎指導研究協議会
1) 目 的
盲学校、聾学校および養護学校の寄宿舎において幼児、
児童および生徒の指導に当たる寮母の資質向上を図る。
2)主 催 文部省
3)期 日 昭和48年8月6日(月)〜8日(水)
4)会 場 国立赤城青年の家
5)派 遣
福島県立福島盲学校 鈴木千枝子
同 郡山聾学校 田仲洋子
同 会津聾学校 高野英子
同 平聾学校 中島紀子
同 郡山養護学校 熊田チヨ
同 平養護学校 白土セツ子
(5)特殊教育教育課程研究発表大会
1) 目 的
特殊教育教育課程地区別研究集会および精神薄弱教育
教育課程都道府県研究集会の研究成果を全国的規模にお
いて発表交換し、更に特殊教育教育課程に関する諸問題
を研究協議して、学習指導の改善に資する。
2)主 催 文部省
3)期 日 昭和49年2月5日(火)〜7日(木)
4)会 場 国立教育会館
5)派 遣
視覚障害教育部会 4名
聴覚障害教育部会 4名
肢体不自由教育部会 3名
病弱教育部会 2名
第9節 へき地教育
本県における、へき地学校数は「第3章第6節へき地対策
(へき地学校の状況、本県のへき地学校の概要)」の項のと
おりであるが。県全体の学校数に対して、小学校は37.5%、
中学校では25.6%をしめている。
また、その分布を地域別にみると、へき地学校全体の45%
が会津方部、27%が県中南方部、20%が浜方部、8%が県北
方部であり、会津方部に高度へき地指定が目立つのが本県へ
き地の現状である。
1.複式学級担当教員研修会
(1)趣 旨
本県の複式学級は337学級、担当教員346名で、担当教
員のうちで約3分の1が新しく複式学級を担当した者であ
る。これら複式学級担当教員に対し、複式用教科書の活用
のしかた、各教科学習指導計画のたてかた、シート式磁気
録音機ならびにオーバーヘットプロジェクターの活用のし