教育年報1973年(S48)-165/273page
「レクリエーションの指導法と技術」
「青年と現代社会」
「会議のもち方)」
2)実技「室内ゲーム」「キャンドルサービス」
「歌唱」
3)討議「青年団体の現状と問題点」
5.青年国内研修
(1)趣 旨
県内の勤労青年を国内の先進地に派遣し、教育、文化、
産業等に関する調査研究、視察をとおして学習を行ない、
地域の青年活動の中堅指導者の養成をはかる。
(2)実施要項
1) 実施主体 福島県教育委員会
2) 派遣先・人員派遣先…………滋賀県
人員…………青年学級・教室等活
計16名 動班 7名
青年団体活動班9名
3)期 日
期 日 研 修 場 所 事 前 研 修 8月6日〜7日 耶麻郡猪苗代町国立磐梯青年の家 現地、事前研究 9月3日〜10日 滋賀県(長浜市、安土町日野市、大津町、近江今津町)
4) 参加者の資格
下記要件を備えるもので、市町村教育委員会ならびに
県教育庁教育事務所長から推せんをうけたもの。
ア 県内に居住する18才〜26才未満の未婚の勤労青年
イ 青年会員、青年学級・教室生および青年グループ員
にして、将来郷土にあって研修の成果を積極的に生
かしうると認められるもの
ウ 地域の信望あつく、研究心の強い青年であること
エ 健康状態が良好なもので、胸部および伝染性の疾患
のないもの
オ 過去において、国内研修に参加してないもの
5) 選考・通知
市町村教育委員会ならびに教育事務所長から推せんさ
れた者の中から県教育長が選考し、研修生を決定する。
その通知は、県教育長から教育事務所長ならびに市町村
教育委員会教育長を通じて、本人に通知する。
6)研修内容
ア 国内研修の意義
イ 福島県勢の概要、福島県の社会教育の現況
ウ 研修現地の学習
工 研修主題の共通理解と各自研究テーマごとの発表に
よる研究協議
オ 現地視察・研修
力 研修内容の整理と研究発表
6.地域振興青年指導者セミナー
(1)趣 旨
勤労青年が現代社会に適応し、県土発展の推進者となる
ため、地域におけるリーダーとしての基礎的学習をとおし
て、広い視野と判断力および実践力を身につけ、青年指導
者の育成を目的とする。
(2)実施主体 福島県・福島県教育委員会
(3)期日、会場、参加者
1) 期 日 昭和48年12月3日〜5日 (2泊3日)
2) 会場 耶麻郡猪苗代町五輪原国立磐梯青年の家
3) 参加者 県内居住の18才〜30才未満の勤労青年で
ア 地域青年団体の役員および青年学級・教
室・青年グループのリーダー
イ 国内研修終了者
ウ 県主催一事業勤労青少年のつどいに参加し
た者 75名
4) 講師・助言者
福島民友新聞社編集局長 斎藤英記
国立磐梯青年の家所長 浅川淑彦
〃 専門職員
福島県教育庁社会教育課主幹 松本久
福島県地域振興青年連盟会長 鈴木賢一
福島県生活環境部青少年課主任主査 根本宗晴
福島県教育庁社会教育課社会教育主事
〃 教育事務所社会教育主事
5)研修内容・方法
研修主題 「地域社会に密着した青年活動をつるに
はどうしたらよいか」
ア 講義一マスコミと青年の心理について
現代社会と青年について
青年と余暇の活用について
レクリエーション実技指導
イ 報告・事例発表
国内研修生報告
全国青年学級生大会報告
福島県青年海外派遣団員報告
地域に密着した青年活動の事例発表
ウ 分科会テーマ
「団体・グループの活動はどう生かされ
ているか」
「諸学習活動は、どう生かされているか」
エ 分科会は、事例発表の内容を問題提起として話
し合いを深める。
7.全国青年学級生大会への参加
(1)趣 旨
全国の青年学級生の代表が一堂に会し、交歓および当面
する諸問題について研究・討議を行い、全国青年学級、教
室の振興に資する。
(2)主 催
国立大雪青年の家 全国青年学級振興協議会
北海道教育委員会
(3)期日、会場、参加者