教育年報1973年(S48)-169/273page
開放講座運営委員会 講 座 名 内 容 対象と人員 期 間 会津工業高校本郷分校開放講座 地域その他の青年成人の陶芸愛好者 本校の窯素に関する教育機能を開放し、実技をとおして、陶芸についての教養講座を開設し、地域の振興と生涯教育の振興をはかる。 陶芸愛好者 48.7.24〜7.30 平商業高校開放講座 商業簿記 「初歩から簿記検定3級まで」会社事務に従事している若い人を対象として、商業簿記の基本を指導する。 普通高校卒の一般社会人 48.8〜10 相馬農業高校開放講座 園芸講座 最近の花段や盆栽に対する愛好者が増加してしる実情から、昨年にひきつづいて、盆栽を中心とした講座を開き基礎的知識と技能を指導する。 原町市在住の成人 48.10下旬
15.在学青少年に対する
集団宿泊指導の拡充方策研究
(1)趣 旨
在学青少年を対象した「少年自然の家」および「青年の
家」における集団宿泊指導のあり方について、実証的な研
究を文部省の委嘱を受けて実施する。
(2)研究委員
氏 名 職 業 所属・ 役職 斎藤伊都夫 主任社会教育官 文部省社会教育局 長谷川寿郎 教 授 郡山女子大短期大学部 国馬善郎 講 師 郡山女子大学 山口権平 専門職員 国立磐梯青年の家事業課 円谷恒衛 指導主事 郡山市教育委員会事務局学校教育課 服部英一 教 頭 須賀川市立大森小学校 影山由夫 教 諭 郡山市立行健小学校 橋本鎮夫 教 諭 郡山市立行徳小学校 岩田光親 教 頭 郡山市立多田野小学校 橋本多美子 教 諭 三春町立三春小学校 坂路公英 校 長 郡山市立中野中学校 菊地賢太郎 商 業 県青少年指導員 橋本英子 社会教育主事 県中教育事務所 久保田文雄 主任指導主事 県教育庁義務教育課 佐久間貞良 指導主事 県教育庁保健体育課 金田浩一 社会教育主事 県少年自然の家 岩見豊一 指導主事 県少年自然の家 渡辺一弘 指導主事 県少年自然の家 遠藤喜江 主任保健技師 県少年自然の家 伊藤豊松 社会教育主事 県教育庁社会教育課 神野藤忠吉 社会教育主事 県教育庁社会教育課
(3)内 容
1)研究委員会による研究年間10回
2)研究協力校による実証的研究
3)在学青少年に対する集団宿泊指導試案の作成
第3節 成人(婦人)教育
1.概 要
週休二日制が叫ばれ一部には、その実施がみられ、漸次普
及がなされている今日、成人教育の拡充はきわめて重要な課
題である。本年度は特に、「指導者の育成研修事業」「学級
講座」等の振興充実を中心にその条件整備を推進した。
指導者の育成研修事業においては、「PTA指導者研究集
会」 「婦人教育指導者研修」をはじめ、本年度より実施した
「PTA指導者国内研修」等を実施し、PTA、地域婦人会
等の指導者の育成を図り、地域活動の助長に努めた。
学級講座の拡充事業では、高齢者の漸増に対処し、本年度
より「高齢者教室」として従来の「高齢者学級」の充実を図
った。「成人学校」ではその開設の普及に努めるとともに、
市町村教育委員会と密接な連携のもとに、学習内容、方法等
の改善を図り、さらに成人学校の開設、講座、課程の増設を図る
等、その振興充実に努めた。また、「成人学級・講座」の充
実についても、市町村教育委員会とともに企画・運営の改善を
図る等その充実に努めた。
婦人教育については、県研究婦人学級を拠点として普及充
実に努め、婦人学級の学習内容・方法の改善を図った。
社会通信教育においては、資料の配布等によりその普及に
努めるとともに、共同学習の機会の充実を図る等その充実を
図った。
高校開放講座、大学開放講座の充実に努め、地域の実態に
即した高校開放講座を開設し、会津短期大学では、文部省委
嘱による大学開放講座を開設する等成人教育の全般にわたり、
その拡充を図った。
2.PTA指導者研究集会
(1)目 的
研究PTAの発表をもとにして、PTAの組織・運営・
活動上の諸問題、特にPTAの主催事業について研究協議
し、、PTAの本質的活動の助長を図る。
(2)期日・会場・参加者数
9月5日 泉崎村立泉崎第一小学校 339名
10月3日 福島市立北信中学校 482名
10月17日 田島町立田島中学校 363名
10月18日 会津若松市立日新小学校 603名
11月12日 常葉町公民館 309名
11月15日 浪江町立浪江小学校 457名
11月19日 いわき市立泉中学校 446名
(3)講師
県南会場 福島市立第四中学校長 大越源三郎
県北会場 県立福島女子高等学校長 栗原喜蔵
南会津会場 猪苗代町立月輪小学校長 鈴木兵威
会津会場 県立若松女子高等学校長 中川幸意
県中会場 いわき市立植田小学校長 大谷健
相双会場 川俣町立川俣小学校長 冨塚有吉
いわき会場 県立郡山女子高等学校長 佐藤正義