教育年報1973年(S48)-189/273page

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部門 モデル公演団体 事例発表
文学   只見ペンクラブ(只見)
矢吹ペンクラブ(矢吹)
舞踊 相馬民芸保存会(相馬) 相馬民芸保存会(相馬)
太田皐
美術   東白川美術協会(棚倉)
松本歌子
演劇 劇団おおじか(猪苗代) グループとがき(福島)
笠原健治
合唱 白河混声合唱団(白河市) コル・アンポ(梁川)
阿部功


(5)内 容

 1) 各部門の基本について講義および実技

 2) モデルおよび事例発表を中心とした研究討議

 3) 地域の文化活動に関する話し合い

 4) 参加者相互の交流を深めるため、交歓のつどい

 以上は、このつどいの概要であるが、本年度は、新たに舞

踊、文学、美術の3部門が追加され、各部とも多大の成果を

おさめた。

 17.青少年芸術劇場

(1)主催

  文化庁、県教育委員会、郡山市、白河市教育委員会

(2)期日・会場

  昭和48年8月20日  白河市民会館

  昭和48年8月21日  郡山市民会館

(3)演 目  ジロドウ作「間奏曲」 3幕

(4)公演団体

  劇団四季  加賀まり子、浜畑賢吉ほか

(5)解説者  永曾信夫(演出家)

(6)鑑賞者  (入場者は16才〜19才までの青少年)

 1) 郡山会場  1,640名(割当930人、公募710人)

 2) 白河会場  1,350名(割当570人、公募780人)

 18.近代日本の版画展

(1)共 催

  文化庁、県教育委員会、いわき市教育委員会

(2)期日・会場

  昭和48年11月2日〜6日 いわき市平市民会館

(3)展示作品

  東京国立近代美術館および京都国立近代美術館所蔵作品

   110点

(4)入場無料

(5)鑑賞者  6,000名

  19.芸術文化のふるさと指定

(1)趣 旨

  地域の伝統的文化を継承しつつ、新しい時代にふさわし

 い芸術文化のふるさとを形成するため、現に活躍している

 文化団体を中心として地域ぐるみの芸術活動を推進し、もっ

 て人情に満ちたよき「ムラ」情操豊かなよき県土づくりに

 資する。

(2)地域および部門

1) 双葉郡川内村………………合唱のさと

2) 南会津郡只見町……………文芸のさと

3) 東白川郡棚倉町……………美術のさと

4) 会津若松市…………………演劇のさと

(3)実施機関および主体団体

部門\団体名 機  関  名 文化団体 協力団体
合 唱 川内村教育委員会 川内村お母さんコーラス  
文 芸 只見町教育委員会 只見ペンクラブ 只見町教育研究会
国語部会
美 術 棚倉町教育委員会 棚倉町美術協会 東白川美術協会
演 劇 会津若松市教育委員会 童劇・プーポ、城  

(4)本年度の事業内容(第一年次)

〔1〕合唱のさと川内村
1)ふるさとづくり推進会議の設置
2)指導者の養成 各種研修派遣および講習会
3)県お母さん合唱祭参加
4)合唱人口の拡大 現有 48名 目標 150名各行政区ごと一団体 計8団体結成
5)村内合唱祭の実施
6)他市町村との文化交流

〔2〕文芸のさと只見町
1)ふるさとづくり推進会議の設置
2)短歌、俳句、詩部門の月例会開催
3)文芸講演会
4)児童・生徒文芸コンクール
5)文芸作品集「芽」の発行
6)児童・生徒文芸作品集の発行
7)文芸講座の開催

〔3〕美術のさと棚倉町
1)ふるさとづくり推進会議の設置
2)郷土出身画家展 (4月)
3)絵画教室 (7月)
4)小・中学校作品展示会 (10月)
5)郷土画家遺作展 (11月)
6)総合美術展覧会 (年1回)
7)文化活動指導者講習会の開催

〔4〕演劇のさと会津若松市
1)ふるさとづくり推進会議の設置
2)演劇創造、鑑賞活動のための講習会開催
 ●からだの動き・メークアップ・美術
 ●人形の製作と操作等について実技と講義
3)演劇鑑賞感想文の募集(児童・生徒・一般)
4)地元演劇団体の育成強化
 ●童劇プーポ
 ●劇団城
 ●高校演劇連盟

(5)補助の額

  事業を行うのに要する経費の2分の1以内の定額とし、

 25万円を下らない額とする。

(6)本年度新規事業として実施したが、各指定地とも真剣に

 取り組み、初年度としての成果はじゅうぶんあげ得た。

  今後、この指定地区を拡大し、地域文化の振興に新たな

 力を注ぐ必要がある。


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