教育年報1974年(S49)-140/303page
ア、期 間 3か月
イ、場 所 国立特殊教育総合研究所
ウ、派 遣 者
福島県立郡山養護学校教諭 辺見新治
エ、研修内容
○ 脳性まひ児の学習障害と学習指導
○ 脳性まひ児の動作訓練
3)病弱教育コース
ア、期 間 3か月
イ、場 所 国立特殊教育総合研究所
ウ、派遣者
福島県立須賀川養護学校教諭 斎藤時子
エ、研修内容
○病弱教育の意義
○病弱児の心理
○病弱児の生理・病理
○養護訓練の指導計画の立て方
4) 精神薄弱教育コース
ア、期 間 3か月
イ、場 所 国立特殊教育総合研究所
ウ、派 遣 者
福島県立西郷養護学校教諭 三品胖
エ、研修内容
○ 精神薄弱児の心理特性
○ 精神薄弱児の医学各論
○ 精神薄弱児の学習指導
(3)特殊教育教育課程地区別研究集会
1)目 的
盲学校、聾学校及び養護学校並びに小学校及び中学校
の特殊学級(精神薄弱特殊学級を除く)
2)主 催 文部省
3)期 日 昭和49年8月22日(木)〜24日(土)
4)会 場 静岡県熱海市
5)派 遣 者
視覚障害教育部会 3名
聴覚障害教育部会 4名
し体不自由教育部会 3名
病弱教育部会 2名
精神薄弱教育部会 2名
(4)特殊教育諸学校寮母講習会
1) 目 的
盲学校、聾学校及び養護学校の寄宿舎において幼児、
児童及び生徒の指導に当たる寮母の資質向上を図る。
2)主 催 文部省
3)期 日 昭和49年8月6日(火)〜8日(木)
4)会 場 国立赤城青年の家
5)派遣者
福島県立福島盲学校 浅野目綾子
同 郡山聾学校 鬼沢まち子
同 郡山養護学校 三浦ユキ子
同 同 藤井文子
同 平養護学校 鈴木京子
同 同 有賀知子
(5)特殊教育教育課程研究発表大会
1) 目 的
特殊教育教育課程地区別研究集会及び精神薄弱教育教
育課程都道府県研究集会の研究成果を全国的規模におい
て発表交換するとともに、特殊教育教育課程に関する諸
問題を研究協議し、もって学習指導の改善に資する。
2)主 催 文部省
3)期 日 昭和49年12月3日(火)〜5日(木)
4)会 場 国立教育会館
5)派遣者
視覚障害教育部会 3名
聴覚障害教育部会 4名
し体不自由教育部会 3名
病弱教育部会 2名
精神薄弱教育部会 2名
第9節 へき地教育
本県における、へき地学校数は「第3章第6節へき地対策
(へき地学校の状況、本県へき地学校の概要)」の項で述べて
いるが、県全体の学校数に対して、小学校は37.0%、中学校
は25.0%を占めている。また、その分布を地域別に見ると、
へき地学校全体の46%が会津方部、24%が県中南方部、22%
が浜方部、8%が県北方部であり、会津方部に高度へき地指
指定が目立つのが本県へき地の特色である。
これらへき地の教育のため、下記事業を実施しへき地教育
の振興に努めた。
1 へき地教育担当教員研修会
(1)趣 旨
本県の複式学級及び3個学年複式学級は359学級、担当
教員。360名で、担当教員のうち約3分1が新く担当した者
である。これら複式学級担当教員(120名)に対し、複式用
教科書の活用のしかた、各教科学習導計画の立て方及び指
導法、シート式磁気録音機並びにオーバーヘッドプロジェクター
の活用のしかた等を中心に研修し、複式学級学習指
導法の改善・向上を図ることを目的としている。
(2)期日と会場
昭和49年8月8日(木)〜10日(土) 3日間
福島県教育センター
(3)指導助言者
○ 県教育庁義務教育課、主幹、主任指導主事、指導主事
○ 川俣町立小島小学校田代分校教諭 鈴木節男
(4)研修内容
1) 複式学級指導上の諸問題
2) 複式学級における国語科、社会科、算数科の学習指導法
3) シート式磁気録音機、オーバーヘッドプロジェクター
の活用と操作実習及びシートの作成
2 へき地教育研究指定校
(1)趣 旨
本県へき地学校における学力向上を図るため、へき地に