教育年報1974年(S49)-191/303page
○リーダーの資質・技術の向上に関すること。
○体育・レクリエーションに関すること。
2)専門研修………20時間
Aコース……婦人学級リーダー育成コース
Bコース……婦人団体リーダー育成コース
Cコース……ボランティアリーダー育成コース
Dコース……中堅リーダー育成コース
研修方法
ア、講義
○国際理解と婦人の役割
○諸外国における婦人のボランティア活動
○地域に生きるあたらしい婦人団体の方向
○団体における学習と活動のサイクル
○婦人の学習とボランティア活動
○地域づくりを目指す婦人教育指導者への期待
○地域におけるボランティア活動展開の手順と着眼
点
○物の見方、考えかた
イ、研究協議
○リーダーの資質を高めよう
○私の考える婦人教育
○婦人学級におけるボランティア学習の内容
○婦人団体におけるボランティア活動の実践
○地域における実践活動展開の視点
○ボランティア活動実践上の諸問題
○地域に生きる指導者像をえがく
ウ、実技研修
○キャンドルのつどい
○フォークダンスの指導方法
○室内ゲームの方法と実際
エ、コース別研修
オ、全体協議
協議題「地域に生きる指導者像をえがく」
カ、レクリエーション 交歓会
キ、ホームワーク
(ア)必須課題(その1)
○婦人ボランティア活動を進めるために、婦人学級
(団体)における学習計画(実践活動)の中にこ
れをどう盛り込んだらよいか(どう盛り込み、ボ
ランティア精神を高めたか。)
○婦人ボランティア活動に関する学習要求調査を進
める ―地域婦人との面接による―
(イ)自由課題(その2)地域グループ研修テーマ
○いきいきした地域の婦人教育活動を盛り上げるた
めに、地域別にグループをつくり、研究テーマを
たて、具体的な調査・研究・実践を進める。
ク、地域別研修(管内ブロックごと)
10 婦人教育調査
(1)趣 旨
ボランティア活動の促進を図るため、既に実施した昭和47
年度「婦人ボランティア活動に関する生活意識調査」並びに
昭和48年度「婦人ボランティア活動に関する学習要求調査」
に現れた集計に基づいて計画した「学習活動の実践事例」を
中心として、指導資料を作成し、婦人教育の振興を図る。
(2)調査の主題
「婦人ボランティア活動に関する実践状況の調査」
(3)調査の対象
県内に在住する20歳〜60歳の婦人1,500名
(4)調査期間 11月〜1月
(5)調査に当たった者
○調査指導員……各教育事務所の婦人教育担当者がこれに
当たり、管内における調査実施全般につ
いて指導、助言に当たる。
○調査研究委員…県内婦人教育指導者の代表(10名)をも
って構成し、調査結果について研究分析
し資料の編集に当たる。
○調査員…………福島県婦人教育指導員(16名)
○調査協力員……調査対象地区公民館職員並びに県内婦人
有志指導者
(6)調査の方法
1)地域類型対象を○農村○商店街○住宅街○都市
近郊地域(新興住宅団地を含む)とする。
2)調査員並びに協力員等を中心とする面接調査による。
3)調査の手順…調査協力員→調査員→調査研究委員
→調査指導員を経て結果を考察する。
(7)調査内容
「地域におけるボランティア活動に関する実践」状況の調
査。
1) 実践してみたボランティア活動について
2)ボランティア活動に関する学習の実践状況について
(8)調査結果
1) 調査研究委員会をもうけ、調査結果を分析して、県内
における婦人ボランティア活動促進のための資料とする。
2)調査結果を集録して関係者に配布し、婦人教育振興の
ための資料として活用する。
(9)備 考
調査結果については婦人教育資料「婦人ボランティア活動
の実践一学習篇一を参照のこと。
11 婦人学級の状況
年度 県委託 補助 学級 市町村 費開設 婦人 団体 その他 合計 49 3 109 442 84 10 648
12 県研究婦人学級
(1)目 的
婦人教育の学習機会の拡大と、学習内容の充実を期するた
め、とくに今年度は、婦人教育活動の各分野にわたり、自発
的な促進援助をするための中心的な役割をはたす婦人ボラン
ティアの養成のためボランティア活動に関する学習内容の研
究を委託し、波及効果を期す。
(2)研究主題
婦人ボランティア活動に関する学習内容の研究
(3)委託の対象 市町村教育委員会