教育年報1974年(S49)-282/303page
第3節 研修に関する事業
教育センターが行う研修講座は、福島県教育委員会が計画
する研修のうち、主として、学校や地域における教育活動を
推進し、より充実させるために必要な専門的内容を深く研修
するものである。
講座数 受講者数 小学校 15 1,040名 中学校 16 857名 高等学校 16 462名 計 47 2,359名
◎ 研修講座運営の方針
(1)講義・協議・実験・実習・実技等を通して、下記事項につ
ついて専門的内容を深める研修を実施する。
1)学校経営
2)教育工学
3)国語、社会、算数・数学、理科、音楽、図画工作、
美術・工芸、書道、体育・保健体育、家庭、技術・家庭、
英語の各教科
4)情報処理
5)数値制御
6)教育相談
(2)研修生は全員宿泊とする。
(3)情報処理教育についての生徒実習を実施する。
◎ 研修事業の概要
1 学校経営講座
(1)学校経営(A)講座
1) 日時・人員等
ア、6月11日〜14日 10月15日〜18日
1月28日〜31日 年間3回の断続研修
イ、小・中・高校の教頭 30名
2)主な内容
○ 学校経営の意義、機能、計画、組織
○ 教授組織
○ 学校評価
○ 教育研究法と主題研究
○ 文化、経済等の一般教養
(2)学校経営(B)講座
1)日時・人員等
ア、5月28日〜31日 10月29日〜11月1日
2月22日〜15日 年間3回の断続研修
イ、小・中学校中堅教員 26名
2)主な内容
○ 学校経営の意義、機能、計画、組織
○ 学年・学級経営
○ 現職教育
○ 教育研究法と主題研究
○ 学習理論
2 地域指導者講座
1) 日時・人員等
ア、6月18日〜22日 9月10日〜14日
11月18日〜22日 2月18日〜22日
年間4回の断続研修
イ、小・中学校教科指導の中堅教員 32名
2)主な内容
○ 学習指導法、授業研究法
○ 教育研究法と主題研究
○ 教育工学
○ 事例研究法
3 教育工学講座
(1)小学校教育工学講座
1) 日時・人員等
ア、第1班6月25日〜29日
第2班8月27日〜31日
第3班1月28日〜2月1日
イ、小学校教員 90名
2)主な内容
○ 教育の現代化と教育工学
○ 授業のシステム設計とフローチャート
○ プログラム学習とプログラミングの方法
○ 教育機器活用の現状と問題点
○ OHPの活用法とTP作成法
○ アナライザーの特性と活用法
○ VTRの機能と操作法
○ テレビ教材の製作技法
○ シート式録音機の特性と教材製作
(2)中学校教育工学講座
1) 日時・人員等
ア、第1班9月24日〜28日
第2班10月22日〜26日
イ、中学校教育 60名
2)主な内容
○ 教育の現代化と教育工学
○ 授業のシステム設計とフローチャート
○ プログラム学習とプログラミングの方法
○ 教育機器活用の現状と問題点
○ OHPの活用法とTP作成法
○ アナライザーの特性と活用法
○ VTRの機能と操作法
○ テレビ教材の製作技法
○ シート式録音機の特性と教材製作
(3)高等学校教育工学講座
1) 日時・人員等
ア、12月3日〜6日
イ、高等学校教員 25名
2)主な内容
○ 教育の現代化と教育工学
○ プログラム学習とプログラミングの方法