教育年報1975年(S50)-189/303page
8 婦人学級生大会
(1) 趣 旨
意義ある「国際婦人年」に当たり、県下各方部の婦人学
級生並びに婦人教育関係者が一堂に会し、婦人学級の多様
化する学習内容について、とくに婦人のボランティア活動
に関する学習を中心に発表交歓を行い、当面する諸問題に
ついて研究協議し、国際社会に生きる婦人の地域における
役割を自覚するとともに、学習効果の向上を図り、婦人教
育の振興に資する。
(2) 期日、会場
1) 期 日 昭和50年11月5日(水)〜6日(木) 1泊2日
2) 会 場 いわき市文化センター
(3) 参 加 者
婦人学級生、婦人教育関係者 750名
(4) 内 容
1) 研究主題
「婦人学級において、婦人のボランティア活動に関す
る学習をどのように進めたらよいか。
2) 研究部会
○ 第1・2分科会 “ボランティア活動とはなにか?”に
ついて婦人に期待される意義を考え
てみよう。
一(基本的理解のために)一
〇 第3・4分科会 “ボランティア活動を進めるために
必要な学習”について、その内容や
進めかたを考えてみよう。
一(学習計画立案のために)一
○ 第5・6分科会 “地城社会に根ざしたボランティア
活動を進める”ための具体的なあり
かたを考えてみよう。
一(実践活動展開のために)一
○ 第7分科会 “国際社会に生きる婦人の役割を自
覚する”なかでボランティア活動の
意義を考えてみよう。
一(国際理解への広がり)一
○ 第8分科会 ボランティア活動促進のために果た
(市町村担当者部会)す市町村婦人教育担当者としての課
題と役割について考えてみよう。
3) 研究協議の方法
ア 講 演 国際社会に生きる婦人ボランティア活動
イ 事例発表 4学級
○ (全体会) 婦人学級におけるボランティア学習に
関する現状と今後の課題
(県北) 川俣町女性教室
○ (全体会) 小集団における婦人ボランティア活動
について
(県南) 棚倉町婦人学級
○ (全体会) 地域の実態に即した活動をめざして
(会津) 喜多方市ボランティア学級
○ (全体会) 農村におけるボランティア活動の学習
と内容
(いわき)いわき市大久ボランティア学級
ウ 問題提起 5学級
○ (分科会) 地域における実践活動展開の反省と問
題点
(県中) 石川兎田婦人学級
○ (分科会) 中・高年齢者のボランティア活動につ
いて
(南会津) 田島町りんどう学級
○ (分科会) 私にできるボランティア活動と今後の
課題
(相双)富 岡町婦人学級
○ (分科会) 国際理解学習と私たちのボランティア活
活動
(県中) 須賀川ユネスコ学級
○ (分科会) ボランティア育成を図る学習活動と問
題点
(いわき) 平ボランティア学級
エ 他県婦人学級視察報告
オ レクリエーション、歌唱、ゲーム、展示
カ ま と め
9 婦人教育指導者研修会
(1) 趣 旨
県内婦人教育活動の各分野にわたり、自発的な学習を促
進援助するための、中心的な役割を果たす民間の有志指導
者の養成と確保を図る。
(2) 期 日
1) 前 期 昭和50年7月1日(火)〜7月4日(金) 3泊4日
2) 中 間 昭和50年9月17日(水)
3) 後 期 昭和50年11月12日(水)〜11月14日(金) 2泊3日
4) 事 後 昭和51年1月22日(木)
(3) 会 場
1) ……相馬市磯部字大州38番地の3
福島県海浜青年の家
3) ……猪苗代町五輪原 国立磐梯青年の家
2) 4)…各教育事務所管内ごと県下7会場
(4) 参加者
年齢55歳未満 (原則として)の婦人で次の1)〜4)のいず
れかに該当し、婦人有志指導者としての資質を有し、市町
村教育委員会が推薦する者。 90名
※ 今年度は、とくにEコースを設定し、参加対象者を5)
とする。
1) 市町村における社会教育指導員、婦人教育指導者又
は前記指導員として、今後の活動を期待される者。
2) 市町村教委並びに公民館等職員のうち、中堅層として
今後の活動を期待される者。
3) 婦人学級、婦人団体、職場等のリーダーとして、管内
ブロック又は市町村において、現在並びに今後の婦人
教育活動を約される者。
4) 上記各部門における後継者として、今後の活躍が期待
され、地域からも信頼のある45歳未満の者(D 中堅コ
ース)
※5) 昭和47〜49年度において、すでに本研修会を修了し、