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教育年報1975年（S50）-284/303page
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2) 内 容
ア 表 紙
185号 北篤 「奥州恵日寺」
186号 斎藤利雄 「橋のある風景」
187号 吉野せい 「洟をたらした神」
イ 特 集
185号 福島県文学碑総覧・稿 最終回
186号 私と本との出合い
第23回福島県図書館大会ハイライト
187号 本を読むおかあさんたち
ウ 郷土再見
185号 磐梯町の「さいのかみ」
186号 恵日寺と徳一大師
187号 天田愚庵
エ 規格・ページ数・部数
（ア） 規格 B5版 (イ) ページ数 毎号8頁
(ウ) 部数 毎号2,000部
オ 発行回数
3回
カ 配布対象
教育庁各課(所)、市町村長、市町村教育委員会、
知事部局関係各課、都道府県立図書館、県内図書館、
公民館、高等学校、読書団体等
(2) 福島県図書館大会 (第23回)の開催
1) 大会スローガン
公民館図書室の整備充実を図ろう。
公共図書館での予約制度を確立しよう。
2) 趣 旨
生がい教育が叫ばれる今日、住民が学習するための図
書館、公民館図書室の役割は非常に重要になってきてい
る。この大会は、これらの読書施設に課せられた課題を
有効に果すために、関係者並びに利用者が一堂に会し、
これまでの成果を足がかりとして、当面する諸問題を討
議し、これからの図書館活動の指標が確立されることを
期待するものである。
3) 期 日
昭和50年10月15、16日
4) 会 場
田島町中央公民館
5) 主 催
福島県教育委員会、田島町教育委員会、福島県公共図書館協会、
福島県読書推進運動協議会
6) 参 加 者
図書館、公民館職員、社会教育関係者、利用者200名
7) 内 容
ア 永年勤続者表彰 7名
イ 記念講演 作家 綱淵謙錠
ウ 基調発表
(ア) 公民館図書室の運営について
発表者 小野町公民館 保原町中央公民館
(イ) 読書施設に期待すること
発表者 会津若松市あじさい読書会
エ 部 会
(ア) 図書館部会
いわゆる望ましい基準に示された市町村における
図書館奉仕の標準に到達するための方策について考
える。
助言者 須賀川市図書館長 橋本生司
白河市立図書館長 山本敏夫
(イ) 公民館部会
公民館図書室の役割を明確にするとともに、施設
及び運営に関する望ましい基準について考える。
助言者 郡山市図書館長 浅見高由
教育庁社会教育主事 佐々木正則
(ウ) 利用者部会
利用者の立場から、公共図書館及び公民館図書室
に期待することはなにか。
助言者喜多方市立図書館長 川瀬達哉
会津図書館長 渡部宏
（エ） 全体会議
各部会の報告のあと、大会決議について緊急提案
があり、審議の結果、次のような決議文が採択され
大会の名において文部省はじめ関係各方面に送付さ
れた。
わたしたちは、生がい教育の重要性が叫ばれてい
る今日の社会にあって、読書が人間形成と社会生活
の向上に果たす役割を再確認し、図書館、公民館図
書室がその社会的な機関として、中枢的な役割を担
うものであることに思いを至し、その機能を十分に
発揮するために、次のことを実践することを決議す
る。
1 公共図書館における予約制度の確立を図ろう。
2 公民館図書室の整備を促進し利用者の拡大を
図ろう。
3 図書館利用の習慣を育てることに努めよう。
4 図書館活動に対する理解と協力を深めること
に努めよう。
第5節 福島県公共図書館協会
1 福島県図書館大会(第23回)(前掲)
2 職員県外研修
1) 趣 旨
県外の優れた図書館、公民館を視察し、情報交換等に
よって、本県の図書館活動並びに読書活動の向上を図る。
2) 研修対象館
宮城県登米町立図書館、宮城県志津川町中央公民館
3) 期 日
昭和50年7月29、30日
4) 参加館
西会津町公民館、浪江町公民館、福島県立図書館
職員研修会
1) 趣 旨
図書館資料による奉仕の中でとくに重要視されている
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