教育年報1975年(S50)-288/303page
(2) 運動場
本館前の一段下った位置に12,000m2の運動場がある。
(3) 自然遊歩道並びに観察コース
オリエンテーリング、フィールドワークや自然観察も可
能なように、全山くまなく遊歩道を整備し、中丸山東南端
に休憩所がある。
(4) 体力づくりサーキットコース
持久力、巧ち性、瞬発力、平衝性などを培う目的で、自
然の家の起伏に富んだ敷地をフルに活用しての体力づくり
コースが設定されている。コース内には、主な種目として
ロープを使ったがけ登り、重量挙げ、竹棒登り、丸太渡り
ターザン遊びなどがある。
主なる備品
(1) 体育的備品
1) 屋 外
○ ソフトボール用具一式 ○ 軟式野球用具一式
○ サッカー用具一式 ○ バレーボール用具一式
○ スノーボート(50台)
2) 屋 内
○ 卓球台(7台) ○ 卓球用具(7セット)
○ バスケット用具一式 ○ ポートボール用具一式
○ バドミントン用具一式 ○ セーフティマット(2)
○ 踏み切り板(2) ○ 平均台
3) 野 営
○ テント(6人用30張) ○ 炊飯用具一式
○ 寝具類
(2) 学芸的備品
1) 視聴覚器材
○ 16m/m映写機 ○ ポータブルプレーヤー ○ OHP
○ ワイヤレスアンプ・マイクロフォン
○ スクリーン(2台) ○ テープレコーダー(2台)
○ カセットレコーダー(2台) ○ 4chステレオ
○ スライド映写機 ○ 鑑賞用・レク用レコード
○ ピアノ ○ エレクトーン ○ アコーディオン(2台)
○ トランシーバー(3台) ○ ハンドスピーカー(2台)
○ ギター(2台)
2) その他
○ 大工道具セット(7個) ○ 図書多数
職員組織
職名 所長 次長 主事 社会教
育主事指導主事 主任保
健技師用務員兼
運転手計 人員 1 1 2 1 3 1 1 10
第3節 利用状況
少年自然の家の利用は、1)学校教育の一環として利用する
場合2)少年団体等社会教育関係団体が利用する場合3)少
年団体指導者養成のため市町村教育委員会等が利用する場合
4)県並びに少年自然の家の主催事業に参加する場合等に大別
される。
本年度の利用総人員は246団体(前年度は234団体)、研
修実人員20,238人(前年度は19,312人)、延研修人員は50,734
人(前年度は47,157人)であったが、その詳細な利用状況は
次のとおりである。
1 学校が利用したもの
利用した学校、学年、研修人員並びに研修内容は表1のと
おりである。
2 社会教育関係団体等が利用したもの
利用団体、研修人員並びに研修内容は表2のとおりである。
3 少年団体指導者養成のために利用した
もの
主催団体、研修内容、参加対象並びに研修人員は、表3の
とおりである。
4 少年自然の家の主催事業
(1) 御霊櫃峠つつじめぐり
1) 目 的
御霊櫃峠一帯のつつじを鑑賞し、自然の恩恵にふれさ
せ、登山を通じて健康増進と、親と子の心の交流を図る。
2) 期日、会場、参加者数
ア 期 日 昭和50年6月21日〜22日1泊2日
イ 会 場 福島県少年自然の家
ウ 参加者 親子または地域のグループ(家族単位で参
加) 参加者 89名
3) 研修内容
○ 御霊櫃峠登山 ○ キャンプファイヤー
(2) 親子キャンプ登山のつどい
1) 目 的
キャンプ及び登山を通じ、大自然に親しみながら、親
子の心の交流と、参加者相互の親睦、健康の増進を図る。
2) 期日、会場、参加者数
ア 期 日 昭和50年8月1日〜3日2泊3日
イ 会 場 福島県少年自然の家
ウ 参加者 親子または地域のグループ(原則として子
供5人に成人1人の6人グループ編成)単位
で参加。
参加者 135名
3) 研修内容
○ 御霊峠登山 ○ キャンプファイヤー
○ 野営訓練 ○ 炊飯コンクール
○ ハイキング ○ レクリエーション、交歓会
(3) 親子レクリエーションのつどい
1) 目 的
親子での共同宿泊生活を通じ、福島県少年自然の家周
辺の紅葉を鑑賞しながら、野外レクリエーションなどに
楽しいひとときを送って、親子の交流をふかめることに