教育年報1976年(S51)-035/309page
図11 「けいこごと」の学習曜日別学習者の構成(小学校)
図12 「けいこごと」の学習曜日別学習者の構成(中学校)
4) 「学習塾」、「家庭教師」及び「けいこごと」の全体を
通じてみた学習状況
小・中学生のうち、昭和51年6月中に、学習塾での学
習、家庭教師による学習あるいは、「けいこごと」の学
習のうち、いずれか1種類以上について学習したことの
ある者の割合は、表11に示すとおりである。これによる
と、小学生で52.1%(67.5%)、中学生で34.0%(56.2%)、
小・中学生全体で45.7%(64.0%)となっている。
表11 全県的にみた学習者の比率 (単位 %)
区 分 市町村の人口規模 計 10万人以上 10万人未満
3万人以上3万人未満
8千人以上8千人未満 計 小学校 中学校 計 小学校 中学校 計 小学校 中学校 計 小学校 中学校 計 小学校 中学校 計 45.7
(64.0)52.1
(67.5)34.0
(56.2)47.8
(69.2)54.0
(71.5)35.7
(63.8)47.0
(62.0)48.8
(65.4)43.6
(54.4)46.4
(56.2)54.4
(61.6)33.1
(45.8)28.7
(44.2)36.7
(51.3)16.6
(32.0)学習塾のみ 76
(11.2)2.8
(4.2)16.3
(26.6)8.2
(12.4)2.8
(5.0)18.8
(29.9)9.2
(11.6)2.3
(3.8)22.0
(28.6)7.6
(9.0)3.3
(2.8)14.7
(21.0)1.7
(4.3)1.3
(1.3)2.2
(9.3)家庭教師のみ 0.7
(1.3)0.4
(0.4)1.2
(3.3)0.9
(1.8)0.2
(0.5)2.2
(4.7)1.6
(0.8)1.6
(0.2)1.7
(2.0)-
(0.7)-
(0.2)-
(1.7)0.8
(0.6)1.3
(0.3)1.1
(1.1)けいこごとのみ 32.1
(41.7)44.5
(54.4)9.7
(13.9)32.6
(43.0)45.7
(55.7)6.8
(13.0)32.0
(41.0)42.7
(53.5)12.3
(13.7)34.2
(39.9)47.3
(52.9)12.5
(15.0)21.5
(36.9)29.1
(47.6)9.9
(18.8)学習塾と家庭教師 0.4
(0.5)-
(0.2)1.0
(1.2)0.4
(0.8)-
(0.3)1.2
(1.9)-
(0.2)-
(0.1)-
(0.3)0.6
(0.3)-
(0.1)1.5
(0.6)-
(0.1)-
(0.0)-
(0.2)学習塾とけいこごと 43
(8.1)4.0
(7.5)4.9
(9.6)4.9
(9.8)4.9
(8.9)5.1
(11.9)3.1
(7.6)1.7
(7.1)5.8
(8.8)4.1
(5.5)3.9
(4.9)4.4
(6.7)3.7
(2.0)3.2
(1.8)4.5
(2.3)家庭教師とけいこごと 0.5
(0.8)0.3
(0.7)0.8
(1.0)0.7
(1.1)0.2
(1.0)1.5
(1.5)0.7
(0.5)0.5
(0.4)1.0
(0.6)-
(0.5)-
(0.5)-
(0.5)1.0
(0.3)1.7
(0.3)-
(0.3)学習塾 ・
家庭教師とけいこごと0.1
(0.3)0.1
(0.2)0.1
(0.6)0.1
(0.4)0.2
(0.2)-
(0.8)0.3
(0.3)-
(0.3)0.8
(0.5)-
(0.2)-
(0.1)-
(0.3)-
(0.0)-
(0.0)-
(0.0)
第7節 教職員の給与
1 給与制度改正の概要
(1) 勧告に基づく給与改定(昭和51年4月実施)
昭和51年度における給与改定は、人事委員会の勧告どお
りの内容で、昭和51年4月1日にさかのぼって実施された。
引き上げ率は、給料6.12%、諸手当0.57%、その他0.20%
計6.89%と昨年に引き続き低い率となった。
改定内容は、給料については全等級にわたって改善が加
えられたが、特に中位等級の改善に重点が置かれた。また
行政職(事務職)、医療職(一)、医療職(二)(医療職)及
び技能労務職の各給料表の一部等級に1ないし2号の号
給引き伸ばしが行われた。
諸手当の改善の主な内容は次のとおりである。
1) 扶養手当
扶養手当の月額は、配偶者7,000円、配偶者以外の扶
養親族のうち2人各2,200円、配偶者のない職員の扶養
親族のうち1人4,500円、その他の扶養親族1,000円と
すべての額が引き上げられた。
2) 住居手当
住居手当については、家賃・間代を支払っている職員