教育年報1976年(S51)-185/309page

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管内 氏名 住所
県中 宗像宏子 田村郡三春町字大町130
県南 高野美智 白河市字田町130
金沢貞 東白川郡矢祭町大字東館字上野内38
会津 吉田トヨ 会津若松市蚕養町6番34号
宮城圭子 喜多方市松山町村松字桜壇239
月本ハル子 河沼郡柳津町大字柳津字諏訪町甲124
南会津 五十嵐トクコ 南会津郡只見町大字只見字新町1976-1
相双 渋佐洋子 原町市本町3の72
志賀ヨシ 双葉郡浪江町大字樋渡字柴田81
いわき 菅波ミノル いわき市平旧城跡32の5

 12 協力して行った他の婦人関係事業

(1) 県婦人団体連合会会長研究協議会

 1) 主   催 福島県婦人団体連合会

 2) 趣   旨

   社会問題の多様化している今日、婦人団体の活動のみ

  では解決できないことが多いなかで、他団体地域・行政

  機関などに協力を呼びかけ、連帯意識の高揚をはかり、

  コミュニティづくりと婦人会活動について研究協議し、

  明るい地域社会づくりに役立てる。

 3) 期 日 昭和51年7月17日(土)〜7月18日(日) 1泊2日

 4) 会 場 国立磐梯青年の家

 5) 参加者 県下各単位会の会長(350名)

 6) 研究内容

  ア 現代社会にふさわしい婦人会の運営と活動

  イ コミュニティづくりと婦人会活動

 7) 研究方法

  ア 分 散 会

  イ 全 体 会 まとめ

(2) 婦人会館事業

 1) 昭和51年度婦人研修のつどい

  ア 趣   旨

    どんな小さなくふう、改善でもそこに進歩が見られ

   ることはたのしく、うれしく、尊いものである。一家

   の主婦はあらゆる面で、昨日よりも今日、今日よりも

   明日と、常に新しいものの発見に意を注ぐことが必要

   と思う。育児、教育、家庭経済、時間の消費、その他

   あらゆる面でくふう、研究、改善したことがらを持ち

   寄って話し合い、その実績効果を大きな輪に育てたい。

  イ 期 日 昭和51年9月13日〜14日 1泊2日

  ウ 会 場 福島県婦人会館 湯香里荘

  エ 参加者 定員は40名、県婦連理事の推薦者、

        30〜40歳の将来性に富む中堅婦人

  オ 内 容

   (ア) 主  題 明るい生活を築くために新しい家庭観、

         社会観

   (イ) 内  容

    (ア) 家庭内の人間関係及び近隣社会との交流。

    (イ) 物や時間を上手に使うためにくふう改善をした

     経験について。家庭経済の改善について。

    (ウ )教育の諸問題、特に自己自身を高めるために。

   (ウ) 学習方法

    体験発表、意見発表、分科会、全体会、講演

 2) 昭和51年度若人のつどい

  ア 趣   旨

    やがて結婚し家庭をつくり、社会の一員として次代

   のにない手となる若人に寄せる期待は大きい。視野を

   広め見聞を豊かに身につけることはその期待にこたえ

   る唯一のものと思う。さいわい、福島県海外派遣「若人の翼」

   に参加された優秀な若人数名の出席を得て、

   研修視察談をきく交歓会を催し教養の向上に資する。

  イ 期  日 昭和51年12月11日〜12日 1泊2日

  ウ 会  場 福島県婦人会館 湯香里荘

  エ 参加者  25歳未満の未婚男女 35名

         若人の翼海外派遣者 5名

  オ 内  容

   (ア) 主題 若人の使命を国際的に考えよう。

   (イ) 内容 若人の翼参加者の訪問諸外国の青年や

         市民の生活、産業、文化、教育の実際、

         又直接民泊研修によって得られた家庭生

         活の実情、その他民族意識などについて

         の報告をきき、意見の交歓を行う。

   (ウ) 学習方法分散会、話し合い、意見発表、全体討

         議、講演

 第4節 家 庭 教 育

 1 概     要

 近年における社会構造の急激な変化により、家庭における

教育的機能の低下が指摘され、家庭教育の振興充実が大きな

課題となっている。この時に当たり、社会教育行政での、家

庭教育に関する学習の機会の提供という行政施策が重要な課

題となっている。この行政課題の解決のため。

 第1の施策として、昭和39年度より実施されている国庫補

助による家庭教育学級の拡充を図った。本年は、補助学級数

は、320学級と昨年度より8学級の減をみた。これは国補の

減によるものであるが、無補助学級は97学級と昨年度より14

学級の増をみており、統計で417学級となり、昨年度より6

学級増となった。今後は市町村費による単独開設の増加が図

られる必要がある。

 第2の施策に、家庭における幼児教育の振興をはかるため

国の施策と相まって、昭和47年度より家庭教育相談事業を実

施して、幼児期の家庭教育上の諸問題について、3歳児を第

1子に持つ両親等に対して、はがき通信、テレビ放送により、

直接家庭に学習資料を届け、県内27か所で家庭教育上の疑問

点について、直接専門家と個別相談を実施し、幼児期家庭教

育の拡充に実績をあげている。

 第3の施策に、昭和50年度より国庫補助学級として、乳幼

児期の両親等を対象として、乳幼児学級が開設され、補助学

級が25学級、無補助学級12学級、計37学級(うち国補25学級)

と昨年度より15学級増となった。

 なお、これらの事業の推進に当たっては、次の指導方針に


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