教育年報1977年(S52)-149/357page

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努力した。

(1)教育課程研究指定校

 1) 目  的

   小・中学校における教育課程の編成実施上の問題につ

  いて調査研究を行い、もって本県小・中学校教育の改善

  ・充実に資する。

 2) 運   営

 ア 過去における学習指導研究指定校の研究成果をじゅ

  うぶんに取り入れ、効率的な運営に努める。

 イ 学校経営全般にわたって診断を行い、問題点のは握

  と改善に努め、学力向上の成果をあげる。

 ウ 研究計画の立案に当たっては、学校の実情、児童生

  徒の実態をよくは握し、具体的な研究主題を設定する。

 エ 年度末には研究報告書を作成する。発表会を行った

  学校は、研究集録をもってこれに代える。

3) 研究指定校一覧
管内 学 校 名 校長名 研      究      主      題
県北 福島市立福島第二小学校 渡辺五郎 低学年における数量や図形の概念を理解させるには、操作的な
活動をどのようにとり入れたらよいか。
(算数)
県南 東白川郡棚倉町近津小学校 金沢市郎 自ら学ぶ力を育てる教育課程の編成と学習指導の実践的研究
―算数科における基礎能力の育成と学習指導の改善―
(国語、理科)
会津 喜多方市立第二小学校 今井新吉 自ら喜んで学習に取り組む子どもにするための学習指導
(国語、理科)
県中 石川郡石川町立石川中学校 高坂啓作 ゆとりのある授業をどのように組織したらよいか。
(全教科、全領域)
いわき いわき市立湯本第一中学校 瀬谷良男 能力・適性等に応じた教育をするためには、どのような工夫を
すればよいか。
(社会、保健体育、特別活動)

 道徳教育協同推進地区指定、生徒指導研究指定、へき

地教育研究指定については、それぞれ、第5節道徳教育

生徒指導、第7節へき地教育でとりあげた。

〔高等学校教育課〕

 1 学習指導法現代化研究協議会

(1)目   的

  教科の特性をふまえ、能力・適性の多様な生徒一人一人

 に対応できる学習指導のあり方について指導する。

(2)研究主題

  学習指導の個別化を図るためには、どうすればよいか。

(3)期日・会場・研究対象教科・参加者数
地 区 期  日 会   場 対象教科 参加者数
県 北 11月16日(水) 県立福島女子高等学校 国 語 24人
数 学 27人
いわき 11月28日(月) 県立磐城女子高等学校 美 術 14人
相 双 英 語 33人

(4)日程・内容

  教科別分科会 9:00〜12:35授業研究、協議

  全  体  会 13:00〜15:30講演

(5)研究授業者氏名
教科 所 属 学 校 名 職 名 氏名
国語 県立福島女子高等学校 教 諭 宮島守之
〃           〃 井本昌夫
数学 〃           〃 鶏徳敬
〃           〃 清野昭二
美術 県立磐城女子高等学校 柴野賢二
英語 〃           〃 小島昭

(6)講師及び演題

  東北大学教授 教育学博士  塚本哲人

  高等学校教育課       教科担当指導主事

  「現代と高校生」

  2 各種研究指定校

(1)文部省指定

 1) 研究開発学校

  ○学校名福島県立相馬女子高等学校

  ○指定期間昭和51年度から54年度までの4か年間

  ○研究主題 高等学校において、生徒の多様な能力

          ・適性、進路志望等に対応した学習を

          図るため、単位制の徹底と、履習方法

          の弾力化を可能にする教育課程の研究

          開発。


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