教育年報1977年(S52)-167/357page
教科 学校名 職名 氏名 派遣先 期間 研究テーマ 商業 福島県立平商業高等学校 教諭 鈴木勝彦 郡山日本タイプ 7月26日〜8月5日 和文タイプライタの保守技術 〃 実習助手 川野裕子 〃 〃 〃 福島県立須賀川高等学校 教諭 荒井幸雄 日本電気株式会社 7月26日〜8月5日 フォートラン 家庭 福島県立安積女子高等学校 〃 堀江敏子 ジャノメミシン工業株式会社 7月21日〜7月27日 ジグザクミシンを活用した
能率的な縫製の研究〃大沼高等学校 〃 二瓶カヨ子 株式会社伊勢丹プチモント 8月15日〜8月20日 和・洋・中華料理の実習 〃会津農林高等学校 〃 千葉房 文化服装学院 7月25日〜7月30日 被服縫製に関する研究 〃東白川農商高等学校 〃 佐藤洋子 福島県衛生公害研究所 8月8日〜8月13日 食品添加物・食品衛生に
関する実験〃小野高等学校 〃 佐藤史枝 〃 〃 〃 〃会津農林高等学校 〃 二瓶和子 〃 〃 〃 〃川口高等学校 〃 栗村美智子 〃 〃 〃 〃聾学校 〃 遠藤トモコ 〃 〃 〃 (2)県主催の研修講座とその内容
昭和52年度産業教育現代化講習会
ア 目 的
本県産業教育の現状を分析し、将来の方向をみいだし、
当面する諸問題について研究協議し、産業教育の現代化
を図るとともに、関係教員の指導力の向上に資する。
イ 期日・会場・参加人員
期 日 昭和53年1月23日(月)〜25日(水)
会 場 福島県教育センター
参加人員 農業 17人、工業 19人、商業 22人
家庭 31人 合計 89人
ウ 研修主題
○ 農業 農業教育の改善に関する実践研究。
○ 工業 実験・実習の指導について。
○ 商業実技・実習科目(計算実務・タイプライテン
グ)の指導について。
○ 家庭 ホームプロジェクト及び家庭クラブ研究活動
の指導について
エ 講師・助言者
日本大学工学部助教授 大内一雄
日本タイプ株式会社指導部長 伊勢谷堅吾
東白川農商高等学校教諭 筒井清
福島西女子高等学校教諭 甲野藤ノブ
岩瀬農業高等学校教諭 山県アサ子
第11節 定時制・通信制教育
後期中等教育の機会を広く勤労青少年に与えるための定時
制・通信制教育は、近年そのあり方について検討・改善が加
えられつつある。
すなわち、全日制の課程への進学率の急激な上昇や社会情
勢の著しい変化に伴う生徒数の変動や入学者の多様化をきた
している。定時制への進学は減少の一途をたどっており、更
に都市部の夜間高校に集中する傾向が見られる。また、通信
教育は、独特の教育形態をもっているため、単に高等学校教
育の領域からだけでなく、生がい教育の観点からも見直され
つつある。
このような実態をふまえ、ここに学ぶ必要のある勤労青少
年や成人のために、定通教育を担当する教員が教育内容や教
育方法を研究し、その資質の向上を図るため次の事業を行っ
た。