教育年報1977年(S52)-194/357page
1) 団体活動の育成助長
ア 青少年団体への加入促進と自主活動を推進する
イ 婦人団体の育成と地域活動の推進を図る
ウ PTAの本質的な活動の推進充実に努める
エ 地公連、地区社教連の自主活動を推進する
オ 財政基盤の充実と育成資料の提供に努める
カ 団体の内部指導者、専門指導者の養成確保を図る
2) 関係機関、団体との連携
ア 団体の機能的分化と総合的な連携を図る
イ 職場、地域との連携強化に努める
ウ 学校教育との連携を図る
エ 関連行政職員との連携を図る
(6)図書館活動の推進
住民の個人学習を促進するなど教育機関として公共図書
館は、住民の多様な学習要求の高まりにともなって、図書
館職員の資質の向上、図書館資料及び施設・設備の充実強
化が強く期待されている。図書館職員研修事業の開催によ
る資質の向上を図るとともに、施設、設備の充実について
は困難な面が多いが、参考図書、児童図書部門の充実、予
約制度の実施による移動図書館の効率的運用に努めた。
1) 図書館資料の質的充実
2) 調査相談機能の充実
3) 相互協力事業の推進
4) 図書館辰会議の開催
5) 図書館職員研修会の開催
6) あづま号の効果的運用
7) 親子読書文庫の強化
8) 読書普及活動の推進
2 市町村社会教育主事等研修会
(1)趣 旨
市町村社会教育主事等に対して専門的な知識・技能の研
修を行い、社会教育主事等の資質の向上を図る。
(2)期日、会場、参加者数
1) 期 日 昭和52年11月30日〜12月3日
2) 会 場 県婦人会館(福島市)
3) 参加者 53名
(3)講 師
立教大学教授 岡本包治
宮城教育大学助教授 雪江美久
東北福祉大学教授 古籏安好
福島大学教育学部教授 堀口知明
〃 工藤正悟
〃 徳田安俊
福島女子短期大学教授 田中平作
福島県文化センター総務部長 丹野清栄
福島県教育庁社会教育課長 佐藤利三郎
(4)参 加 者
市町村社会教育主事公民館主事(4年勤務以上)
(5)内 容
1) 生がい教育学習事業の編成のあり方
2) 生がい教育学習事業における学習内容について
3) コミュニティ形成と生がい教育学習事業について
3 社会教育委員研究協議会
(1)趣 旨
社会教育をすすめるうえで、市町村社会教育委員の役割
はきわめて重要であることにかんがみ、社会教育委員の任
務及び活動上の諸問題について研究協議を行い、もって
本県社会教育の振興に資する。
(2)主 催
福島県教育委員会 いわき市教育委員会 福島県市町村
社会教育委員連絡協議会
(3)期日、会場、参加者数
1) 期 日 昭和52年7月25日〜26日
2) 会 場 いわき市文化センター
3) 参加者 163名
(4)参加対象
○市町村社会教育委員
○市町村教育委員会職員
(5)講 師
青山学院大学助教授 稲生勁吾
(6)助 言 者
県教育庁社会教育課員
県教育庁いわき教育事務所社会教育主事
(7)研究内容及び方法
1) 講 演
地域における生がい教育の課題と社会教育委員の役割
青山学院大学助教授 稲生勁吾
2) 講 義
本県社会教育の現状と課題
県教育庁社会教育課長 佐藤利三郎
3) 分科会による研究協議
第一分科会研究協議題
在学青少年の社会教育活動推進方策について
第二分科会研究協議題
婦人の社会教育活動推進方策について
第三分科会研究協議題
成人一般の社会教育活動推進方策について
第四分科会研究協議題
高齢者の社会教育活動推進方策について
4 生がい教育研究協議会・研究大会
(1)趣 旨
社会の激しい変化の中で、生がいの各時期に応じて新し
い生活課題や学習要求をもち、たえず自己啓発を続け、人
間として主体的に豊かな生活を営み、お互いの連帯感を高
めることを求めながら地域社会の向上に努めているとき、
社会教育に関係するかたがたの参加を得て社会教育活動推
進上の諸問題について研究協議を行い、これが振興に資す
る。