教育年報1977年(S52)-203/357page
第2日
3 成人大学講座
(1)趣 旨
県内の高等学校・公立短期大学等の専門的教育機能を活
用して、地域の成人層の文化的欲求の高まりに対応する一
般的教養、又は、専門的知識・技術に関する学習の機会
を拡充する。
(2)主 催
福島県教育委員会
(3)開設期間・開設校・講座内容・参加者数
開設期間 開 設 校 講座内容 時間数 参加者数 11月12日〜2月25日 福島県立福島女子高校 郷土の歴史 24時間 120名 1月17日〜2月14日 福島県立須賀川高等学校 簿記会計の理論と技術 24時間 40名 11月24日〜11月30日 福島県立白河農工高等学校 新しい農業技術 24時間 35名 10月1日〜12月17日 福島県立平商業高等学校 財務諸表の見方・作り方 24時間 38名 10月15日〜12月3日 会津短期大学 経済と社会の現代的課題 24時間 70名 4 成人教育研究協議会
(1)趣 旨
男子成人に対する社会教育活動の振興を図るため、男子
成人の生活意識等についての実態を調査し、学習活動に関
する社会教育行政施策を樹立するための資料を作成する。
(2)研究協議会委員
氏名 職名 所属 堀口知明 福島大学教授 福島大学教育学部 鈴木弥太郎 放送副部長 NHK福島放送局 遠藤賀身 農業短大主幹 福島県農業短期大学校 阿部和男 公民館長 福島市清水公民館 門間孝一 社会教育主事 福島市西公民館 大橋恭也 (学識経験者) 菊地冨士夫 社会教育主事 大玉村教育委員会 若月洋次郎 館内奉仕課長 福島県立図書館 佐藤啓果 社会教育主事 県教育庁県北教育事務所 佐々木正則 〃 〃 佐藤保太郎 主 幹 県教育庁社会教育課 神野藤忠吉 主任社会教育主事 〃 佐藤巌 社会教育主事 〃 (3)研究主題
「男子成人に対する学習活動の振興を図るには、どのよ
うにしたらよいか。
(4)研究内容・方法
男子成人の学習に関する実態調査結果に基づき、
「男子成人教育の振興方策」について研究協議を行う。
研究協議会を設置し、調査結果の整理・考察・提言を行
い、研究主題に基づく資料を作成する。
(5)資料作成
「男子成人の余暇と学習活動」を作成する。
5 婦人団体指導者研修会
(1)趣 旨
進展する社会の中で、今日における地域婦人団体のもつ
役割を検討し、のぞましい運営と活動のあり方について考
え、指導者の資質の向上を図り健全な婦人団体の育成に
資する。
(2)期日・会場・参加者
1) 期 日 昭和52年6月28日、29日、30日
2) 会 場 国立磐梯青年の家
3) 参加者数 54名
(3)内容及び方法
1) 研究主題
婦人団体の運営と活動のあり方について
2) 講演、講義、演習、実技
ア 子供の身につけたい心の問題
イ 婦人団体における学習活動のすすめ方(婦人ボラン
ティア活動も含む)
ウ 新しい地域婦人団体のあり方を求めて
エ 会議のすすめ方
オ 婦人団体の事務管理
カ レクリエーション実技
3) 研究討議
ア 指導者としての資質と役割について
イ 地域における婦人団体活動上の諸問題について
6 婦人国内研修
(1)趣 旨
県内の婦人団体、婦人学級、その他の婦人教育関係者を
福島県外に派遣し、その地域における婦人の生活、学習、
団体活動、社会教育施設等の実地視察、研究調査を行うと
ともに、その地域の婦人との交歓研修を行うことにより、
社会的視野をひろめ、婦人の資質の向上を図り、もって
本県婦人教育の振興に資する。
(2)期日・派遣先
1) 期 日 昭和52年10月19日〜10月23日 4泊5日
2) 派遣先 埼玉県・茨城県
(3)参 加 者
8名(各管内1名、県婦人教育指導員1名)
(4)視察調査並びに研修内容
調査地 内 容 埼玉県 ○国立婦人教育会館の施設見学と施設の概要 (嵐山町) ○婦人教育活動のすすめ方 ○他県研修生(愛知県)との交流 浦和市 ○埼玉県及び浦和市の婦人教育の現状