教育年報1978年(S53)-158/372page
7)内 容
ア 主 題
○ひとりひとりを生かす重度化と多様化に応ずる養護
教育は、いかにあるべきか。
イ 研究協議
○ひとりひとりの子どもの能力を最大限に伸長させる
ための、就学の適正化、多様化、重度化に応ずる
教育課程の編成及び実践、研究等について、
3 内地留学・長期研修派遣
(1)宮城教育大学
1)言語障害教育1年間
南会津郡南郷村立南郷第一小学校教諭
湯浅英治
(2)横浜国立大学
1) 精神薄弱教育
田村郡小野町立小野新町小学校教諭 櫛田洋子
河沼郡会津坂下町立第二中学校教諭 加藤伸夫
2)情緒障害教育
いわき市立平第三小学校教諭 渡辺乙彦
南会津郡南郷村立南郷中学校教諭 湯田二三雄
3)重複障害教育
県立須賀川養護学校教諭 和田長寿
石川郡石川町立沢田小学校教諭 小室信男
(3)国立特殊教育総合研究所
1) 長期研修生 1年
ア 重複障害教育
県立聾学校平分校教諭 根本乃男
2)専門研修特設コース3か月
ア 肢体不自由教育を主とするコース
県立平養護学校教諭 香野英信
イ 精神薄弱教育を主とするコース
福島市立福島養護学校教諭 助川照子
喜多方市立喜多方養護学校教諭 原波江
ウ 感覚障害教育を主とするコース
県立聾学校教諭 鈴木精
3)専門研修一般コース3か月
ア 精神薄弱教育コース
白河市立白河第三小学校教諭 馬場浩
耶麻郡塩川町立塩川中学校教諭 伊藤徹
イ 情緒障害教育コース
福島市立福島第四中学校教諭 土井次郎
ウ 病弱教育コース
岩瀬郡天栄村立湯本小学校教諭 高原考一郎
4 養護教育推進地区
(1)指定地区
棚倉町、塙町、矢祭町、鮫川村 第二年次
(2)研究内容
1)町村における判別・就学指導体制の確立。特に心身障
害児就学指導審議会の共同設置とその運営。
2)教育相談の実施と就学指導
3)地域社会の啓発活動
5 福島県心身障害児就学指導会議
(1)目 的
心身になんらかの障害を有する児童生徒及び幼児の判別
並びに就学の指導について、市町村教育委員会に対して適
切な指導・助言を行うため、県内4方部に福島県心身障害
児就学指導会議を設置する。
(2)名称、所管区域及び庶務担当教育事務所
会 議 の 名 称 所 管 区 域 庶務担当教育事務所 福島県県北心身障害児 福島市、二本松市、伊達郡 県北教育事務所 就学指導会議 安達郡 福島県県南心身障害児 郡山市、白河市、須賀川市、 県中教育事務所 就学指導会議 岩瀬郡、石川郡、田村郡、 西白河郡、東白川郡 福島県会津心身障害児 会津若松市、喜多方市、 会津教育事務所 就学指導会議 北会津郡、耶麻郡、大沼郡、 河沼郡、南会津郡 福島県浜通り心身障害児 いわき市、原町市、相馬市、 相双教育事務所 就学指導会議 相馬郡、双葉郡 (3)職 務
1) 市町村教育委員会から委託を受けた心身障害児の判別
と就学に関すること。
2)判別、就学指導に関する資料の収集及び配布に関する
こと。
3)判別、就学指導に必要な市町村教育委員会との連絡及
び調整に関すること。
4)その他、設置の目的を達成するために必要なこと。
(4)組 織
就学指導会議は15人以内の委員をもって組織する。
(5)委 員
福島県教育委員会が任命又は委嘱する。
○ 専門医、心理学者、教育学者等
○ 児童相談所、福祉事務所の専門職員等
○ 盲・聾・養護学校、小中学校の職員等
○ 教育庁関係の養護教育担当者
(6)判別・就学指導等の委託申し込み期間
1) 6月1日から、6月30日まで
2) 9月1日から、9月30日まで
3) 12月1日から、12月24日まで
(7)設置年月日
昭和48年4月1日
(8)巡回教育相談・講演会
1) 事業内容
県心身障害児就学指導会議委員による教育相談並びに
地域住民、保護者、教員を対象として、講演会・映画会
等を行い養護教育に対する啓蒙を図る。
2) 実施地区
県内7教育事務所 計7ヵ所
県北=二本松市 県中=石川町 県南=塙町
会津=塩川町 南会津=只見町 相双=飯舘村
いわき=いわき市