教育年報1978年(S53)-160/372page
8 福島県公立養護学校拡充整備
準備会議
(1)福島県公立養護学校拡充整備準備会議委員名
区 分 氏 名 職 名 学識経験者 尾野茂治 国立福島大学教育学部教授 厚生部関係 伊東徳祐 福島県中央児童相談所長 施設関係 山下勝弘 社会福祉法人めぐみ・こひつじ学園長 医療関係 大原徳明 福島県立医科大学小児科王任教授 学校関係 金沢里司 福島県立須賀川養護学校長 〃 川山昇 福島県立聾学校長 〃 武藤義男 福島市立福島養護学校長 〃 岡部一三 福島市立福島第四小学校長 〃 郡司次男 福島市立大笹生小学校教諭 保護者代表 柳沼朝二 国立療養所福島病院わかくさ親の会長 〃 吉田重夫 福島県精神薄弱児(者)施設親の会連絡協議会副会長 (2)会 議
1)第1回会議
ア 期 日 昭和53年6月16日 (金)
イ 場 所 えびすブランドホテル
ウ 内 容
(ア) 公立養護学校前期整備計画の現況について
(ア)養護学校の開校計画
(イ)市町村就学指導審議会の設置状況
(ウ)養護教育相談室の運営
(エ)訪問指導の状況
(オ)その他
(イ)後期整備計画上の課題について(自由討議)
2)第2回会議
ア 期 日 昭和54年2月13日 (火)
イ 場 所 えびすグランドホテル
ウ 内 容
(ア)公立養護学校前期整備計画について
(ア)養護学校の新設状況について
(イ)就学指導審議会の設置状況について
(ウ)養護教育相談室の運営について
(エ)訪問教育について
(オ)その他
3)第3回会議
ア 期 日 昭和54年2月14日 (水)
イ 場 所 えびすグランドホテル
ウ 内 容
(ア)公立養護学校後期整備計画について
(ア)既設養護学校の充実について
(イ)養護教育センターについて
(ウ)昭和54年度養護教育の予算概要について
(エ)その他
第9節 へき地教育
本県における、へき地学校数は「第3章第6節へき地対策
(へき地学校の状況、本県へき地学校の概要)」の項で述べ
ているが、県全体の学校数に対して、小学校は35%、中学校
では24%を占めている。また、その分布を地域別にみると、
へき地校の45%が会津方部、26%が県中南部、21%が浜方部、
8%が県北方部となり、会津方部に高度へき地指定が目だつ
のが本県へき地の特色である。
これらへき地、山村、過疎地域の教育振興を図るため、下
記の事業の実施に努めた。
1 へき地教育担当教員研修会
(1)趣 旨
本県の複式学級は、小学校287学級を数え、担当教員の
うち3分の1が新しく担当した者である。これら複式学級
担当教員(100名)に対し、学習指導法並びに実技に関する
研修を行い、指導力の向上を図る。
(2)期日・会場
昭和53年8月7日〜9日 (3日間)
福島県教育センター
(3)講 師
福島市教育委員会 指導主事 佐藤キミ子
(4)指 導 者
義務教育課長、主幹、主任指導主事、指導主事
(5)講 演
へき地校経営の実践と複式指導
(6)講義・演習
○へき地における学校教育上の諸問題
○教育課程の改訂と複式学級の指導
○複式学級における教科(理科、社会)の学習指導
○小規模校における特別活動の指導
○シート式磁気録音機の操作とシート作成
○複式学級における効果的な授業の進め方
2 中学校免許教科外教科担当者研修会
(1)趣 旨
中学校免許教科外の教科を担当する教員を対象として、
学習指導に関する研修を行い、指導力の向上と教育活動の
充実に資する。
(2)主 催
福島県教育委員会、福島県中学校長会
(3)実施教科
国語、社会、数学、美術
(4)期日・会場
管内 期 日 会 場 教科(参加者数) 県北 11月27日(月) 福島県教育センター 国 語(40) 11月29日(火) 福大附属中学校 数 学(37) 社 会(22) 県中
県南
10月16日(月) 郡山市立橘小学校 国 語(49) 10月17日(火) 郡山市立行健中学校 数 学(43) 社 会(40)