教育年報1978年(S53)-161/372page
(5)指導助言者
管内 期 日 会 場 教科(参加者数) 会津 11月27日(月) 会津若松市立 国 語(50) 南会津 11月28日(火) 第二中学校 社 会(40) 数 学(50) いわき 11月16日(木) いわき合同庁舎 国 語(50) 相双 11月22日(水) 内郷第一中学校 数 学(50) 美 術(48)
義務教育課指導主事
各教育事務所指導主事
(6)研修内容
○教科指導上の諸問題
○教科の特質と学習指導法
○指導計画の作成
○学習指導と教材研究
○授業参観と研究協議
3 へき地教育研究指定校
(1)趣 旨
本県へき地学校における学力向上を図るため、へき地に
おける小学校及び中学校において、へき地教育に関する問
題を研究し、へき地教育の改善とその振興に資するため研
究学校を指定し、その地域の研修センターの役割をもち、
これらの研究の成果を各へき地学校に普及する。
(2)指定校と研究主題
学校名 校長名 研究主題 都路村立岩井沢小学校(52・53年) 吉田吉太郎 ひとりひとりの考え方を伸ばす学習指 導課程をどのように組織したらよいか。 ―学習問題の把握のさせ方と 発問・助言のくふう― 舘岩村立舘岩小学校 斎藤典久 課題解決力を育てるために、小規模校 の特性を生かした指導をどのようにし たらよいか。 ―算数科を中心として― 4 複式学級教材構成資料の作成
(1)趣 旨
複式学級の学習効果を高めるため、年次計画により本県
の実態に即した教材構成資料を作成し、教育機器の活用と
あわせて学習指導の改善・充実に努め、へき地・過疎地域
の教育振興を図る。
(2)作成年次計画
年 度 53 54 55 56 57 教 科 算 数 算 数 理 科 理 科 国 語 領 域 数と計算 図 形 生 物 物 理 社 会 量と測定 数量関係 地 学 化 学 (3)作成会議
第1回 昭和53年5月30日〜5月31日
第2回 昭和53年9月12日〜9月13日
第3回 昭和53年11月30日〜12月1日
(4)作成委員会及び配布
作成委員は、現場担当教師9名、教育事務所指導主事1
名、義務教育課指導主事等で委員会を構成し、複式学級教
材資料算数科、数と計算編を作成した。
複式学級をもつ本校・分校156校及び複式学級287学級
に配布し、複式学級学習指導に役立てた。
作成委員氏名
勤 務 先 職 名 氏 名 福島市立笹谷小学校 教 諭 渡辺道夫 本宮町立本宮小学校 〃 大塚正伊 平田村立蓬田小学校 〃 本柳政雄 天栄村立羽鳥小学校 〃 田中豊司 棚倉町立高野小学校戸中分校 〃 遠藤常雄 会津若松市立原小学校 〃 菅井隆次 下郷町立楢原小学校 〃 大塚謙一郎 浪江町立大堀小学校三程分校 〃 安倍清明 いわき市立平第二小学校 〃 松本和夫 福島県教育庁義務教育課 課 長 塙保貞 主 幹 宇田哲雄 主任指導主事 立花和夫 指導主事 幕田貞一 〃 金成宗明 〃 県北教育事務所 〃 戸田満夫 5 複式学級学習指導講習会
(1)趣 旨
複式学級教材構成資料をもとに、複式学級を担当する教
員及び指導者を対象として、学習指導法の講習会を開催し、
複式学級学習指導改善の一助にするとともに、過疎地域及
びへき地の教育振興に資する。
(2)期日・会場
期 日 対 象 地 区 会 場 2月27日 会津教育事務所管内 会津若松合同庁舎 2月28日 南会津教育事務所管内 田島合同庁舎 3月5日 相双教育事務所管内 原町合同庁舎 (3)内容及び講師
1) 複式学級学習指導上の諸問題と改善について
義務教育課指導主事 幕田貞一
2)複式学級教材構成資料の活用と算数科の指導について
義務教育課指導主事 金成宗明
3)直接指導と間接指導における資料活用の具体例につい
て
会津若松市立原小学校教諭 菅井隆次
下郷町立楢原小学校教諭 大塚謙一郎
浪江町立大堀小学校三程分校教諭 安倍清明