教育年報1978年(S53)-195/372page

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出 版 資 料 名 部   門 規格 頁数 発行部数 編  集  の  ね  ら  い
福島県社会教育指針 行政資料 B5 60 1,000  社会教育行政をすすめる指針として重点施策と指導方針、
行事計画等を集録
公民館関係資料 職員研修 B5 100 800  公民館に関する資料を集録し、公民館運営に資する。
社 会 教 育 一   般 B5 20 各号  年4回発行
No222 社会教育の推進       2,300  社会教育の諸問題について、論説、記録、実践
No223 公民館活動         事例等を特集号として発刊し、本県社会教育の振
No224 PTA活動の充実         興に資する。
No225 視聴覚教育の振興          

 第2節 青少年教育

 1 概     要

 青少年教育の推進に当っては、家庭や学校では、本来的に

期待しにくい教育活動を積極的に推進することにより、青少

年の円満な人間形成に資することをねらいとして、各種の事

業を行った。

 少年教育においては、「ガキ大将教室」など、少年教育事業

の積極的、かつ効果的な実施を将励するとともに、少年団体

活動の振興を図るために、年少及び成人指導者の養成、各種

施設の整備充実と利用促進等を図り、活動の充実に努めてき

た。

 学校・家庭・地域社会の連携を強めることにより、少年の

望ましい成長発達を疎外する諸要因を除去しながら、少年か

自発的・主体的に多様な活動を展開できる条件の整備充実に

一層の努力が必要である。

 青年教育においては、青年の自発的な参加による学習の機

会と場の拡充整理に努めるとともに、地域における青年団体

の育成に努めた。

 特に、青年学級・教室については、県内4市町村に研究青

年学級を委託し、運営のあり方について、実践的研究を進め

た。さらに、青年学級・教室リーダー研修会を県内7方部で

開催し、学級内リーダーの養成に努めた。

 団体育成については、団体への参加促進と効果的な事業推

進のため、指導者の養成に努めた。

 今後は、多様な学習要求をもつ勤労青年の実態に即し、適

切な学習内容の提供に努める必要がある。

 さらに、在学青少年に対しては、青少年地域活動促進事業

等を通して、社会教育活動への積極的な参加を促進する必要

がある。

 2 少年教育研究協議会

(1)趣   旨

  少年期における豊かな人間形成に対する家庭教育、学校

 教育、社会教育の役割と相互の連携のあり方を検討し、少

 年の望ましい成長をはかるための諸問題について研究協議

 を行ない、各少年団体の育成・指導の充実化、少年教育関

 係機関の強力な連携化など社会教育における少年教育の振

 興に資する。

(2)期日、会場、参加者数
管内 期    日 会       場 参加者数
県北 昭和53年5月25日 国見町公民館 134名
県中 昭和53年6月16日 須賀川市中央公民館 52名
県南 昭和53年6月13日 塙町公民館 113名
会津 昭和53年6月13日 高田町公民館 126名
南会津 昭和53年6月19日 南郷村開発総合センター 153名
相双 昭和53年5月30日 大熊町公民館 208名
いわき 昭和53年5月17日 いわき市文化センター 179名

(3)講師・助言者

 1)講  師

   県北会場県文化センター総務部長 丹野清栄

   県中会場 県青少年会館長    佐藤利三郎

   県南会場国立那須甲子少年自然の家

               事業課長 内田忠平

   会津会場ボーイスカウト県連盟副連盟長

                     柳沼角栄

   南会津会場 只見小学校長    赤塚尹輔

   相双会場 県青少年会館長    佐藤利三郎

   いわき会場 県教育庁主任社会教育主事 神野藤忠吉

 2)助 言 者

   県教育庁社会教育課員、各教育事務所員、開催地市町村

  教育委員会事務局職員等

(4)参加対象

  少年団体関係者、市町村教育委員会関係者、学校教育関係

 者、少年教育施設職員等

(5)内   容

 1)研究主題

   「少年期における豊かな人間形成に対する、家庭、地

  域社会の望ましい相互連携のあり方を求めて」

 2)講  演

   「少年教育の提言」

   「今日における少年教育の諸問題」

   「少年団体育成・指導上の諸問題」

   「地域社会と子どもの集団指導」

 3)研究協議

   少年団体の魅力ある活動のあり方、学校・家庭・地域

  関係団体機関の協力のあり方、少年団体の育成指導のあ

  り方、少年教育施設の活用促進、少年非行防止と社会環


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