教育年報1978年(S53)-204/372page
名 称 設 立 会 長 事 務 局 長 事 務 所 会津ユネスコ 昭和50年7月1日 坂内正嗣 (事 務 係) 会津若松市西七日町11〜10 研 究 会 佐藤圭子 (会長宅) 郡 山 昭和53年1月24日 佐藤信 藤原五郎 郡山市清水台1-1-26 ユネスコ協会 (朝日生命取締役東北ブロック長) (朝日生命保険相互会社) 白 河 昭和53年11月19日 鈴木完一 八田部孝平 白河市教育委員会社会教育課 ユネスコ協会 (白河市社会教育課長) 3 ユネスコ(国際理解・国際協力)
活動指導者養成研修会
(1)趣 旨
ユネスコ活動を広く県内に普及浸透させるとともに、国
際理解、国際協力に関する研修を行い、指導者層の拡大を
はかり、ユネスコ活動を積極的に推進する。
(2)期日、会場、参加者
1) 期 日
ア 昭和53年11月28日 郡山市
イ 昭和53年12月6日〜7日 郡山市
2) 会 場
ア 郡山会場 郡山市立中央公民館
イ 白河会場 白河市中央公民館
3) 参加者数
ア 郡山会場 40名
イ 白河会場 95名
(3)講師、助言者
1)講 師
ア 郡山会場
日本ユネスコ協会連盟理事 関谷宗一
県社会教育課主任社会教育主事 神野藤忠吉
イ 白河会場
NHK解説委員 高野洋
県社会教育課主任社会教育主事 神野藤忠吉
2)助言者(郡山・白河会場)
須賀川地方ユネスコ協会会長 伊東勲
郡山ユネスコ協会会長 佐藤信
会津ユネスコ研究会会長 坂内正嗣
いわきユネスコ協会青少年委員会委員長
赤津千町
白河ユネスコ協会会長 鈴木完一
(4)内容及び方法
1)研究主題
ユネスコ活動のすすめ方とユネスコ協会の設立促進
2)講演、講義、事例発表、研究協議、情報交換
ア 国際社会と日本
イ ユネスコ活動のあり方
ウ ヨーロッパにおける社会教育事情について
エ ユネスコ協会設立のすすめ方と活動の推進
オ ユネスコ活動推進上の諸問題(研究協議)
カ ユネスコ協会運営上の課題(事例発表)
第5節 家 庭 教育
1 概 要
最近の急激な社会構造の変動による日常生活や家族構成の
変化、価値観の多様化は、親の子どもに対する教育観を混迷
させ、家庭教育に対する自信の喪失を招いている。その結果
数多くの新しい問題が生じており、家庭教育の振興充実が大
きな課題となっている。
このため、第1の施策として、家庭教育学級、乳幼児学級
の拡充を図った。家庭教育学級の本年度開設数は424学級で
昨年度より1学級の増となり、乳幼児学級の開設数は46学級
で、昨年度より7学級の増となった。
第2の施策として、家庭教育(幼児期)相談事業を実施し
た。これは、幼児期の家庭教育上の諸問題について、3歳第
1子をもつ県内約22,700世帯の親に、はがき通信、テレビ放
送により直接家庭に学習資料を届け、県内26会場で専門家に
よる個別相談を実施するものであり、幼児期家庭教育の拡充
に効果をあげた。
これらの事業の推進にあたっては、次の指導方針に基づい
て拡充を図った。
(1)家庭教育学級、乳幼児学級
1) 関係者の理解を深め、開設数の増加を図るとともに、
子どもの発達段階に応じた学級開設を促進する。
2) 家庭教育について、地区や市町村独自の研修会の開催
を促進し、学級運営の改善に資する。
3) 家庭教育に関する啓蒙及び学習の資料を提供し、効果
的活用をすすめる。
4) 学級の編成や運営及び学習内容、方法の改善充実を図
る。
5) PTA等、社会教育関係団体による学級の開設をすす
める。
(2)家庭教育(幼児期)相談事業
1) 事業の趣旨について、対象者のみならず、一般に対し
ても周知するよう広報につとめる。
2)事業の実施にあたっては、市町村教育委員会及び関係
機関との連携を深め、効果的な運営を図る。
3)テレビ放送「ちいさな世界」について、対象者や一般
に周知し、視聴を促進するとともに、放送内容の充実を
図る。