教育年報1978年(S53)-231/372page
事 業 区 分 補助事業者 種 別 名 称 事 業 内 容 所 要 額 総額 国 県(A) 地負 埋 蔵 文 化 財 郡山市 八 頭 遺 跡 発 掘 調 査 900 (50) 450 150 300 〃 〃 阿弥陀壇古墳群外(柏 山 含 む) 〃 8,000 4,000 1,330 2,670 〃 須賀川市 上人壇廃寺跡 〃 9,000 (50) 4,500 1,500 3,000 〃 河東村 南 原 遺 跡 〃 2,800 (50) 1,400 460 940 〃 双葉町 郡 山 五 番 廃 寺 〃 4,000 (50) 2,000 660 1,340 〃 長沼町 薊の内遺跡外(門無遺跡、御宅遺跡) 〃 2,200 1,100 360 740 〃 福島市 腰 浜 廃 寺 跡 〃 1,300 (50) 650 210 440 〃 浪江町 加 倉 古 墳 群 〃 4,000 2,000 660 1,340 〃 須賀川市 保土原遺跡群(本 宮 遺 跡 外) 〃 5,000 2,500 830 1,670 合 計 (国 指 定) 420,767 199,722 42,820 178,225 イ 県指定
事 業 区 分 補助事業者 種 別 名 称 事 業 内 容 所 要 額 総 額 国 県 (A) 地 負 古 文 書 調 査 山名隆之 重 文 国 魂文 書(23通) 古文書調査 300 ― 150 150 〃 相馬胤敏 〃 大 悲 山 文 書 〃 300 ― 150 150 史 跡 相馬市 史 跡 中 村 城 跡 護 岸 工 事 5,589 ― 2,790 2,799 民 俗 文 化 財 保存会 重無民文 鈴石の太々神楽 保 存・伝 承 219 ― 100 119 〃 〃 〃 白岩の太々神楽 用 具 修 理 267 ― 100 167 美工品保存修理 天栄村 重 文 法 灯 国 師 坐 像 修 理 350 ― 170 180 建造物保存修理 勝福寺 県重文 勝 福 寺 観 音 堂 271 ― 130 141 天然記念物保護増殖 永泉寺 県天記 永泉寺のサクラ 保護棚工事 413 ― 200 213 考古学会 福島県考古学会 1,100 100 1,000 民俗学会 福島県民俗学会 380 50 330 合 計 (国 指 定) 9,189 3,940 5,249 2)北海道・東北地区文化財管理研究協議会
文化財の担当者、管理者の参集を求め、文化財(美術
工芸品)の取扱い、管理に必要な事項及び文化財(美術
工芸品)管理上の諸問題について研究協議を行い、もっ
て文化財保存管理の万全を期するため、文化庁と共催で
5月17日飯坂で開催した。出席者は、東北の各県から文
化財保有者など約100名が出席した。
(4)文化財活用の促進
1)文化財愛護モデル地域活動
文化庁では、全国的に文化財愛護モデル地区を指定し
文化財愛護地域活動の普及を図っている。
本県では、白河市が53年度指定を受け、地域に即応し
た活動を展開した。
ア 文化財学習活動
文化財講座・文化財研修、指導者講習会
イ 学校における文化財学習
町内の小・中学校においてクラブ活動の中に文化財
の調査・研究活動を取り入れた。また、学校行事として
史跡見学学習等を実施した。
ウ 各種団体による実践活動
市内文化財保存団体による指定地内の清掃活動
エ 文化財愛護少年団活動
子供会・ボーイスカウト等による史跡清掃活動
オ 文化財愛護団体等の育成
踊、神楽保存会の一般公開及び後継者育成
カ 広報活動
キ そ の 他
歴史民俗資料館建設工事
2)文化財保護強調週間
ア "ふるさとの考古展"
(ア) 目 的
東北新幹線関係遺跡の発掘調査が終了したのを機
に、出土品を展示し、広く県民に知らしめ、文化財
愛護の精神を涵養する。なお、本行事を文化財保護
強調週間行事とする。