教育年報1978年(S53)-366/372page
3 青少年教育実技指導者研修会
―野外活動―〔2〕
(1)趣 旨
青少年教育における実技指導の技術の向上をはかるため
に野外活動に関する基礎的知識、技能や指導方法について
研修し、その資質を高め、あわせて指導者層の拡大をはか
る。
(2)期日、会場、参加者
1) 期 日 昭和53年8月10日〜13日 3泊4日
2) 会場福島県海浜青年の家
3) 参加者青少年団体指導者、学校、社会教育関係者
14名
(3)講 師
城西大学教授
(日本キャンプ協会常任理事) 斎藤保夫
福島県文化センター総務部長 丹野清栄
福島県青少年会館長 佐藤利三郎
相馬地方広域消防相馬消防署次長 橘稔
福島県海浜青年の家 職員
(4)研修内容
1) 講 演 「青少年教育指導者の使命」
2) 講 義 「野外活動の指導理論」
「青少年団体指導法」
「キャンピングの企画と運営」
3) 実 技「キャンピング」
「臨海実習(海水浴の指導法と救助法)
「つどいの企画と演出」
「海浜クラフト」
「キャンプファイヤーの企画と演出」
4 勤労青年のつどい
(1)趣 旨
県内に働く青年が共同宿泊生活をとおして交歓をはかり,
友情の輪をひろげ社会人としての自覚とグループ活動参加
の意欲を高める。
(2)期日、会場、参加者
1) 期 日 昭和53年10月27日〜29日2泊3日
2) 会 場 福島県海浜青年の家
3) 参加者 県内め勤労青年 21名
(3)講 師
宮城教育大学教授 江馬成也
相馬市史編さん委員(元相馬高校長) 持館泰
福島県教育庁社会教育課社会教育主事 七島征
福島県海浜青年の家 職員
(4)発 表 者
双葉郡楢葉町「愉千里葉会」代表 塩井淑樹
福島市「松笠会」 代表 渡辺敏彦
(5)研修内容
1) 講 演 「集団と個人」
2) 講 話 「地球をつくった人びと」
3) 講 義 「オリエンテーリングの理論」
4) 発表・討議「地域・職場におけるグループ活動につ
いて」
5) 実 技 「交歓のつどい」
「キャンドルサービス」
「オリエンテーリング」
5 集団宿泊指導担当者研修会
(1)趣 旨
学校教育と社会教育の連携を具体的に推進し、青少年の
全人的育成に資するため、青年の家での集団宿泊指導の効
果的な運営、内容、方法について研修する。
(2)期日、会場、参加者
1) 期 日 昭和54年1月17日〜18日 1泊2日
2) 会 場 福島県海浜青年の家
3) 参加者 ○昭和54年4月1日から同年7月31日までの
間に当青年の家で研修予定の小・中・高等学
校の引率指導者
○上記 1)の団体以外で今後当青年の家を利用
したいと希望する小・中・高等学校及び社会
教育団体の引率指導者 69名
(3)講師、助言者
東北福祉大学教授 佐藤信一
福島県海浜青年の家 職員
(4)事例発表者
郡山市立安子島小学校教諭 伊藤隆夫
双葉郡富岡町立富岡第二中学校教諭 近藤洋
福島県立好間高等学校教諭 白石長洋
(5)研修内容
1) 講 義「在学青少年と集団宿泊研修」
「青年の家における研修について」
○教育課程上の手続き
○利用申請の手続き
○研修プログラム例
2) 事例発表、研究協議
「青年の家における集団宿泊指導につい
て」
3) 理論、実技
「つどいの企画と演出」