教育年報1979年（S54）-101/319page

　2)へき地教育(第3章第2節8項参照)

　　　研究指定校　小学校2校

　3)生徒指導(第3章第2節5項参照)

　　　研究指定校　中学校3校

　4)道徳教育(第3章2節5項参照)

　　　研究指定地区　2地区

　5　道徳教育・生徒指導・進路指導

(1)道徳教育

　　学校の全教育活動を通して行われる道徳教育及び道徳の

　時間の指導充実のため、指導計画の改善充実が進められて

　いる。

　　また、文部省指定道徳教育協同研究校の研究も深まりが

　みられ、それぞれ中間発表会がもたれた。

　1)　小学校教育研究会道徳部会

　　ア　研究主題

　　　　「内面化をはかる授業をどう展開したらよいか」

　　　　　―道徳的実践力の育成をめざして―

　　イ　主　　　催

　　　福島県教育委員会、福島県小学校教育研究会

　　　　関係市町村教育委員会

　　ウ　会　　　場

　　　地区、各地区ごとに設定(16会場)

　　　　県　　郡山市立柴宮小学校

　　エ　期　　　日

　　　地区　各地区ごとに実施

　　　　県　　昭和54年10月3日〜4日

　2)中学校教育研究会道徳部会

　　ア　研究主題

　　　　「道徳的実践力を育成するには、どのようにあれば

　　　よいか」(道徳教育全体計画の改善)

　　イ　主　　　催

　　　福島県教育委員会、福島県中学校教育研究会

　　　　関係市町村教育委員会

　　ウ　会　　場

　　　地区　各地区ごとに設定(16会場)

　　　　県　　いわき市立江名中学校

　　エ　期　　　日

　　　地区　各地区ごとに実施

　　　　県　　昭和54年10月24日

　3)昭和54年度道徳教育講習会

　　ア　趣　　　旨

　　　小学校及び中学校における道徳教育の充実強化を図

　　　るため、道徳教育における基本問題及び指導上の諸問

　　　題について研究協議し、その解明を図るとともに、

　　　教員の資質の向上に資する。

　　イ　主　　　催

　　　文部省、福島県教育委員会

　　ウ　会　　場

　　　　各管内ごとに設定(8会場)

　　エ　期　　　日

　　　　各管内ごとに実施、教育課程講習会と併せて3日間

　　オ　参加者数

　　　小学校　　234名

　　　中学校　　131名

4)　道徳教育協同推進校(文部省指定)

管内	地区名	学校名	校長名	研究主題	備　考
県北	梁川地区	梁川町立		自分の考え	中間発表会
		梁川小学校	斎藤松吉	をもち、社会
		富野小学校	大杉光夫	性を高める道	54.11.19
		梁川中学校	蓬田弘	徳教育
県中	古殿地区	古殿町立		実践力を高	中間発表会
		田口小学校	岡部政雄	める道徳教育
		論田小学校	浮内彰		55.2.6
		大久田小学校	坪井松男
		宮本小学校	迎治夫
		大原小学校	本田雄一郎
		鎌田小学校	我妻　正
		山上小学校	伊藤光義
		竹貫田小学校	佐久間林作
		占殿中学校	酒井和右エ門

(2)生徒指導

　　生徒指導は、すべての児童生徒を対象とし、一人一人の

　人格の価値を尊重し、個性・能力の伸長を図りながら同時

　に社会的、国民的な資質や行動を高めることを目的として、

　次の諸点に重点を置いて指導した。

　○　教師の共通理解を深め、指導体制の確立

　○　実態に即した指導計画に改善

　○　生徒理解の充実による生徒指導の推進

　○　教育相談の計画的実施

　○　学業指導の充実

　○　進路指導の充実

　○　児童生徒の事故防止

　　以上の重点事項を促進するため、次の事業を実施し、そ

　の効果を高めるように努力した。

　1)　生徒指導員の設置

管　内	地　　区	勤務校	職名	氏　　名
県　北	福　島　市	福島三中	教諭	浅野澄雄
	月　舘　町	月　舘　中	教諭	山田恒人
	二本松市	二本松二中	教諭	伊藤博
県　中	郡　山　市	小原田中	教諭	伊豆田俊雄
	岩　瀬　村	岩　瀬　中	教諭	町島之康
	石　川　町	石　川　中	教頭	芳賀常夫
	大　越　町	大　越　中	教諭	飛田浩
県　南	白　河　市	白河中央中	教諭	遠藤毅
	棚　倉　町	棚　倉　中	教諭	佐藤碩芳
会　津	会津若松市	若松四中	教諭	水戸昇
	湯　川　村	湯　川　中	教諭	吉田新介
	西会津町	西会津中	教諭	山本佑一郎
南会津	田　島　町	田　島　中	教諭	根本英雄
相　双	浪　江　町	東　　　中	教諭	松本広美
	相　馬　市	中村二中	教諭	星澄雄