教育年報1980年(S55)-091/289page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

2) 勤労体験的学習研究推進地区指定

 ア 目   的

   学習指導要領改訂のねらいである「人間性豊かな児

  童生徒の育成」を図るため、勤労体験的学習を充実す

  る研究開発地区を指定し、その成果を普及して本県学

  校教育の向上を推進する。

イ 運   営

(ア) 県内、外の勤労体験的学習実践、研究の成果を十

  分取り入れ、地区並びに学校の実態に即して能率的

  な運営をする。

(イ)研究に当たっては、中学校が中核となり、地区内

  の小学校数校が協同して研究を進める。

ウ 研究推進指定地区
管内 地区 学校名 校長名 研究主題
県北 二本松地区 二本松市立二本松南小学校 竹内健 勤労にかかわる体験的学習の推進
二本松市立二本松北小学校 鈴木栄
二本松市立塩沢小学校 尻谷洋
二本松市立二本松第一中学校 武藤長英
会津 磐梯地区 磐梯町立磐梯第一小学校 前田衛 勤労にかかわる体験的な学習を通して、なす
磐梯町立磐梯第二小学校 木幡春夫 ことによって学ぶ喜びを体得させ、正しい勤労
磐梯町立磐梯中学校 油井淳 観を培う教育活動をどう展開すればよいか。
相双 浪江地区 浪江町立請戸小学校 阿部向一 豊かな知性と技能の伸長をめざす勤労体験的
浪江町立幾世橋小学校 遠藤保吉 学習
浪江町立東中学校 佐藤繁雄  

 3)へき地教育 (第3章第2節8項 参照)

 4)生徒指導 (第3章第2節5項 参照)

 5)進路指導 (第3章第2節5項 参照)

 6)道徳教育 (第3章第5節5項 参照)

 5 道徳教育・生徒指導・進路指導

(1)道徳教育

  学校の全教育活動を通して行われる道徳教育及び道徳の

 時間の指導充実のため、指導計画の改善充実が進められて

 いる。また、文部省指定道徳教育協同推進校の研究も深ま

 りがみられ、研究発表がもたれた。

 1) 小学校教育研究会道徳部会

  ア 研究主題

    「児童自らが良心を目覚めさせ、実践意欲を高める

   道徳の授業」

  イ 主   催

   福島県教育委員会 福島県小学校教育研究会、関係

   市町村教育委員会

  ウ 会   場

   地区、各地区ごとに設定(16会場)

    県  安達郡東和町立針道小学校

  エ 期   日

   地区 各地区ごとに実施

   県  昭和55年10月14・15日

 2)中学校教育研究会道徳部会

  ア 研究主題

    「道徳的実践力を育成するには、どのようにあれば

   よいか」  他領域との関連

  イ 主   催

   福島県教育委員会、福島県中学校教育研究会

   関係市町村教育委員会

 ウ 会  場

   地区 各地区ごとに設定(16会場)

   県  郡山市立大槻中学校

 エ 期   日

   地区 各地区ごとに実施

   県  昭和55年10月29・30日

3)昭和55年度道徳教育講習会

 ア 趣   旨

   小学校及び中学校における道徳教育の充実強化を図

  るため、道徳教育における基本問題及び指導上の諸問

  題について研究協議し、その解明を図るとともに、教

  員の資質の向上に資する。

 イ 主  催

  文部省、福島県教育委員会

 ウ 会   場

   各管内ごとに設定(8会場)

 エ 期   日

   各管内ごとに実施、中学校は教育課程講習会と併せ

  て3日間、小学校は単独3日間

 オ 参加者

  小学校 279名

   中学校  132名

4) 道徳教育協同推進校(文部省指定)
管内 地区名 学校名 校 長 名 研究主題 備  考
県北 梁川地区 梁川町立
梁川小学校
富野小学校
梁川中学校
斎藤松吉
大杉光夫
大橋睦也
自分の考えを もち、社会性を高める道徳教育 研究発表会
55.10.20


[検索] [目次] [PDF] [前][次]

Copyright (C) 2000-2001 Fukushima Prefectural Board of Education All rights reserved.
掲載情報の著作権は福島県教育委員会に帰属します。