教育年報1981年(S56)-156/308page
福島県教育庁社会教育課長 丑込幸男
福島県海浜青年の家所長 佐藤保太郎
福島県教育庁社会教育課員
福島県教育庁教育事務所員
福島県海浜青年の家所員
(5)内 容
1)講 義
「リーダーとしての心構え」
「司会のしかた、討議の進め方」
「地域におけるボランティア活動の進め方」
「地域活動の指導者をめざして」
「青年団体における学習活動の進め方」
「青年会における広報活動のチェックポイント」
「青年の生活設計を考える」
2)討議、実技
「組織づくりと役員の任務」
「庶務、会計事務の進め方」
「事業計画のたて方」
「会議、討議運営の技術」
「青年団体における学習計画の立案」
「これからの活動をめさして」
「スポーツ・レクリェーション」
6 青年国内研修
(1)趣 旨
勤労青年のリーダーを県外に派遣し、教育・文化・産
業に関する調査、視察及び訪問先青年との交歓を通して
研修し、広い視野に立って地域活動を推進できる青年
リーダーの育成に資する。
(2)派遣先、人員等
1)派遣先 長野県
2)人 員 青年団体活動班 6名
青年学級、青年教室活動班
6名
3)研修期日、内容
事 前 研 修 現 地 研 修 期日 8月7日〜8月8日 10月13日〜10月17日 場所 国立磐梯青年の家 長野県 研修内容 ○福島県のあらまし ○青年教育の現状に関する調査研究 ○福島県の青少年教育と青年活動の状況 ○研究主題に基づく調査研究 ○研修地に関する情報収集と事前研究 ○訪問先青年との交歓 ○班編成と役割分担 ○社会教育施設の見学 ○活動推進上の諸問題 ○産業文化活動の状況視察 4)参加資格
下記の要件を備える者で、市町村教育委員会教育長
及び所轄教育事務所長の推薦を受けた者
ア 県内に居住する18歳以上25歳未満の勤労青年で地
域の信望あつく、研究心の旺盛な青年であること。
イ 県教育委員会主催「青年学級、青年教室リーダー
研修会」及び「青年団体指導者中級研修会」を修了し、
将来、郷土にあって研究の成果を積極的に生かし得
ると認められる者
ウ 健康状態が良好で、研修に十分耐え得る者
エ 過去において国内研修に参加していない者
5)研修主題
「青年活動における地域づくりのための実践活動をど
のように進めたらよいか。」
7 県研究青年学級の委託
(1)趣 旨
青年学級、青年教室の運営・学習内容・方法について
実践的研究を委託し、勤労青少年教育の改善充実に資す
る。
(2)研究委託青年学級、青年教室名
管内 委託教育委員会名 学級名 会津 磐梯町教育委員会 磐梯町青年教室
(山里サークル)いわき いわき市教育委員会 いわき市豊間青年学級 (3)研究主題
青年学級、青年教室における学習内容・方法のあり方
郷土への理解と関心を高め、青年としての望まし
い社会参加のしかたを身につけるための学習内容は
いかにあるべきか
(4)委託の期間、条件、方法
1)委託の期間
昭和56年6月1日〜昭和57年2月28日まで
2)委託の条件
ア 委託に要する経費として、1学級当たり県費
10万円を交付する。
イ 研究の成果については、研究終了後、指定された
様式により、教育委員会に報告書を提出する。
3)委託の方法
教育事務所長より推薦された青年学級、青年教室の
うちから、適切と認められるものに委託する。
8 青年教育研究協議会
(1)趣 旨
市町村の青年教育担当者及び関係者を対象に、青年に
よる豊かな地域づくりのための実践活動を促進する方策
について研究協議を行い、青年教育の振興充実に資する。
(2)期日、会場、参加者
1)期日 昭和56年6月10日(木)〜11日(金)
2)会 場 いわき市常磐公民館
3)参加者 市町村教育委員会青年教育担当者及び青
年学級、青年教室、青少年地域活動促進裏
業実施市町村の青年並びに関係者 115名