教育年報1981年(S56)-160/308page
8 婦人学級生研究大会
(1)趣 旨
県内の婦人学級の代表及び婦人教育関係者が一堂に会
し、婦人学級の運営・学習活動について発表交換・研究
協議を行い、婦人学級及び婦人教育等の改善充実を図る。
(2)期日・会場・参加者
1)期 日 昭和56年9月18日〜19日 1泊2日
2)会 場 会津若松市中央公民館
3)参加者婦人学級生・婦人教育関係者 395名
(3)内 容
1)研究主題
婦人学級の学習内容の充実と効果的な運営のあり方
2)研究学級実践報告
ア 県北 福島市おおとり婦人学級(中間報告)
イ 県中 小野町谷津作婦人学級 (経続研究報告)
ウ 南会津 只見町こぶし婦人学級 (中間報告)
エ 相双 大熊町婦人学級 (経続研究報告)
オ いわき いわき市常磐婦人セミナー( 〃 )
3) 講 演
演 題 婦人の学習課題と社会参加
講 師 文部省社会教育審議会委員 山本和代
4)研究協議
ア 協議題 魅力的な婦人学級とするための学習内
容と運営のあり方
イ 構 成 7分散会
ウ 問題提起
第1分散会 県北 安達町中央婦人学級
第2分散会 県中 滝根町婦人学級
第3分散会 県南 泉崎村婦人学級
第4分散会 会津 会津高田町中央婦人学級
第5分散会 南会津 田島町中央婦人学級
第6分散会 相双 富岡町中央婦人学級
第7分散会 いわき 常磐婦人セミナー
5) ま と め
9 婦人教育指導者研修会
(1)趣 旨
婦人教育活動の各分野にわたり、自発的な学習を促進
援助することは極めて重要な課題である。そのため、中
心的な役割をはたす民間の有志指導者を養成し、地域の
リーダーとして実践活動を推進することにより、本県婦
人教育の振興に資する。
(2)期 日
1)ブロック研修(事前)昭和56年7月21日
2)中央研修(前期)昭和56年7月28日〜30日
3)ブロック研修(中間1)昭和56年8月20日
〃 (中間2) 昭和56年10月20日
4)中央研修(後期)昭和56年11月10日〜12日
(3)会 場
1)・3)……各教育事務所ごと、県下7会場
2)・4)……国立磐梯青年の家
(4)参加者 116名
対象……原則として年齢45才未満の婦人で、次の1)〜
4)のいずれかに該当し、市町村教育委員会が
推薦する者
1)市町村における社会教育指導員または婦人教育指導
員
2) 市町村教育委員会事務局ならびに公民館等職員のう
ち、中堅層として今後の活動を期待される者。
3)婦人学級・婦人団体・職場等のリーダーとして、現
在ならびに今後の婦人教育活動の推進が期待される
者。
4)上記以外の者で今後の活躍が期待され、地域からも
信頼のある者。
※ 昭和47年度〜55年度においてすでに本研修会を修了
し、地域において実践活動を展開している者は、各教
育事務所ごとのブロック研修のみに参加のこと。
(5)内容・時間
1)基本研修………20時間
ア 婦人教育指導者としての資質と心構えに関するこ
と。
イ 婦人のライフサイクルとボランティア活動に関す
ること。
ウ 体育・レクリエーションに関すること。
2) 専門研修………25時間
Aコース 婦人学級リーダー育成コース
Bコース 婦人団体リーダー育成コース
Cコース 婦人教育関係職員育成コース
(6)研修方法
1)講 義
ア 婦人教育指導者としての心構え
イ 婦人教育指導者に期待するもの
ウ 明るく心豊かな家庭づくり
エ 婦人のライフサイクルとボランティア活動
オ 現代婦人の学習課題
力 婦人団体の組織と活動の充実
2)コース別学習
ア 婦人学級の学習内容と方法
イ 婦人団体の組織と運営の方法
ウ 婦人教育の現状と課題
3)研究協議
。 地域における婦人教育活動の現状と課題
4)報 告
。 各ブロック研修報告
5)演 習
ア 会議のすすめ方
イ 年間活動計画作成手順
6)実技研修
。 楽しいつどいのもち方とレクリエーションのあり
方
7)ホームワーク
。婦人の学習要求と婦人問題の調査