教育年報1981年(S56)-161/308page
10 県研究婦人学級
(1)趣 旨
婦人学級は県内全市町村に開設され、広く婦人の学習
の場として定着してきたが、時代の進展とともに変化し
ていく婦人の生活課題をとらえて学習していくことが極
めて重要となってきている。
この時にあたり、婦人の生涯の各時期における学習課
題の研究とともに、学習内容の充実と学習方法の改善に
ついての研究を委託し、その成果の波及効果を図る。
(2)研究主題
。就労婦人の学習内容の充実と効果的な学習方法のあり
方
(3)委託の対象 市町村教育委員会
(4)委託の期間 昭和56年6月1日〜昭和57年2月28日
(5)学習時間 20時間以上
(6)委託の条件 委託の経費として1学級あたり、県費
100,O00円を交付する。
(7)委託の方法 各教育事務所より推薦され、希望する
学級のうち、適当と思われるものに委託
する。
(8)委託学級名
1) 飯坂町おおとり婦人学級
2) 只見町こぶし婦人学級
11 県研究婦人学級研究協議会
(1)趣 旨
県研究婦人学級の委託にあたり、その適正な運営を期
すため、設置の趣旨についての理解を深めるとともに、
研究の進め方や望ましい学習内容・方法について研究協
議する。
(2)期日・会場
1)期 日 昭和56年5月15日
2)会 場 福島市中央公民館
(3)参加者
昭和56年度県研究婦人学級事務担当者 4名
(4)内 容
1)説 明 研究学級設置の趣旨と指導の重点
2)協議 委託にともなう研究の進め方ならびに
学級の運営について
3)事務連絡 委託にともなう事務について
12 県婦人教育指導員の設置
(1)趣 旨
婦人教育の重要性にかんがみ、各教育事務所に婦人教
育指導員を置き、市町村における婦人教育に関する指導
助言を行い、もって婦人教育の振興充実を図る。
(2)昭和56年度県婦人教育指導員名簿
管内 氏名 住所 県北 遠藤よね子 福島市飯坂町字馬場9-3 〃 吉野尚子 伊達郡伊達町鍛治屋川2の22 〃 平栗自 二本松市根崎1-101 県中 角田舒子 郡山市七ツ池18〜20 〃 斎藤政子 岩瀬郡鏡石町大字鏡田字不時沼97-163 〃 務川裕子 石川郡石川町字新町24 〃 佐藤京子 田村郡滝根町大字菅谷字深和田20 県南 村越信子 白河市字寺小路42 〃 渡辺トシ子 東白川郡棚倉町大字棚倉字堂ノ前甲12-12 会津 郡孝子 会津若松市旭町7-9 〃 清水美代子 喜多方市字永久7695-2 〃 松谷恭子 河沼郡柳津町大字柳津諏訪町甲105 南会津 渡部多美 南会津郡田島町大字永田字鳥居戸1860 相双 牧野芳子 原町市上町3の19 〃 木幡キサ 双葉郡大熊町大字野上字山神56 いわき 岩村幸子 いわき市鎌田字西山下86-34 13 婦人教育関連事業
(1)福島県婦人大会
1) 主 催 福島県婦人団体連合会
2) 趣 旨
80年代のきびしい社会と国際情勢に対応して・消費
生活の見直しをはじめ、青少年健全育成等の当面する
問題について研究協議し、地域活動への参加の促進を
図る。
3) 期 日 昭和56年10月23日
4) 会 場 須賀川市文化センター
5) 参加者 県婦連単位会3名〜5名約1200名
6) 内 容
ア 実践発表
A 青少年問題 大沼郡東部高田婦人会
B 省一資源問題 原町市高平婦人会
C 明るい選挙 福島市佐倉婦人会
イ 講 演 「80年代の婦人の役割」
評論家 草柳大蔵
(2)昭和56年度婦人研修のつどい(県婦人会館事業)
1)趣 旨
婦人団体の活動は、社会情勢とともに変化しつつあ
る。他団体との連携を保ち、明るい地域づくりのため、
婦人団体のとりくむべき課題について研究協議し、実
践力の向上を図る。
2)期 日 昭和56年9月1日〜2日 1泊2日
3)会 場 (財)福島県婦人会館
4)参加者 50歳未満の婦人会員 50名
5)内容及び方法