教育年報1981年(S56)-187/308page
イ 会 場 郡山市民会館
ウ 主 催 県教育委員会、郡山市教育委員会、
NHK郡山放送局
エ 公開曲目 東堂山節(小野町)草刈り唄(福島市)
田植唄(須賀川市)麦渇き唄(船引町)
するす引き唄(表郷村)木出し唄・木流し唄・
木挽き唄(古殿町)やつちき踊(いわき市)
安積守屋甚句(郡山市)
茶もみ唄(塙町)熊野講餅渇き唄(矢吹町)
長持唄(天栄村)会津の祝い唄(猪苗代町)
相馬壁ぬり甚句(相馬市)
オ 観 客 約800名
6) 第23回北海道・東北ブロック民俗芸能大会
昭和56年9月15日 岩手県民会館で開催され、本県
からは「冬木沢の空也念仏踊」が出演した。
7) 民俗文化財地域伝承活動費助成
県指定無形民俗文化財の地域伝承活動事業に対し県
費助成を行った。
事業区分 補助事業者 名称 種別 事業内容 全額 総額 県 市町村 保護団体 民俗文化財地域伝承活動 石井芸能保存会 石井の七福神と田植踊り 重無 民文 {衣装新調、
後継者養成千円
125千円
125千円
250千円
500〃 古寺山自奉楽保存会 古寺山自奉楽 〃 {記録作成
後継者養成現地公開552 262 131 159 〃 白河天道念仏
さんじもさ踊保存会関辺のさんじもさ踊保存会 〃 衣装、楽器の更新 700 350 250 100 〃 棚倉町 八槻都々別神社の神楽 〃 衣装の更新、 記録作成 900 450 450 0 〃 喜多方市 上三宮三島神社の太々神楽 〃 衣装等の更新 記録作成 701 350 351 0 〃 田島町三匹獅子舞保存会 田島の三匹獅子 〃 弓とり■等新調
後継者養成700 350 175 175 〃 産土奉賛会 会津田島祇園祭 〃 大太鼓等新調
後継者養成600 300 150 150 〃 川内村 川内の獅子舞 〃 記録作成、
後継者養成、
衣装の更新740 350 350 40 〃 空也光陵会 冬木沢の空也念仏踊 〃 記録作成 700 350 175 175 〃 飯舘村 飯舘の田植踊 〃 記録作成 900 450 450 0 合計10件 6,993 3,462 2,607 924 (5)銃砲刀剣類の登録状況
美術品もしくは骨とう品として価値のある古式銃砲
や、刃剣類の登録を行うため、次のとおり審査会を開催し
た。
1) 登録審査委員
平原松夫、宇井正三、丹治金次郎
2) 登録審査会
期日 会場 鑑定数 不適 格数 登録数 左の内訳 審査委員 刀剣 銃砲 5月26日 会津若松合同庁舎 116 8 108 100 8 平原、宇井 丹治 6月25日 いわき合同庁舎 76 5 71 59 12 平原、宇井 7月23日 郡山 合同庁舎 65 5 60 55 5 丹治、宇井 10月23日 県庁 111 13 98 93 5 平原、丹治 11月26日 会津若松 合同庁舎 137 10 127 123 4 平原、宇井 12月18日 白河 合同庁舎 51 10 41 39 2 宇井、丹治 1月28日 原町 合同庁舎 64 5 59 58 1 平原、宇井
期日 会場 鑑定数 不適 格数 登録数 左の内訳 審査委員 刀剣 銃砲 2月25日 県庁 56 7 49 48 1 平原、丹治 計 676 63 613 575 38
2 埋蔵文化財保護事業
(1)遺跡調査体制
近年の急激な開発事業に伴う遺跡の保護保存と発掘調
査に対応するため、調査体制の強化に努め、
(財)福島県文化センター遺跡調査課に遂年増員を続けてきた。本年度
は新たに3名の出向職員の増員を行い、23名の専門職員
を確保した。内訳は文化センター職員13名、県教育委員
会からの出向職員10名である。
(2)開発用地内遺跡の保護対策
開発用地内遺跡の保護は、(イ)遺跡の所在・範囲・種類
を明らかにする。(分布調査)(ロ)工事等で遺跡が破壊さ
れないように起業者側と保護対策を協議する。(事前協
議)(ハ)やむを得ず工事等で遺跡の現状が失われる場合に、
事前に発掘調査を実施して記録で保存する。(記録保存)