教育年報1981年(S56)-280/308page
がふえている。この特許資料も、調査相談業務の一つと
してあつかっているがその利用状況は、資料のぼう大な
割には少ないものとなっている。〔表5,11〕
〔表9〕特別貸出し状況
(昭和56.4〜57.3)
貸出し先 件 数 冊 数 官公庁関係 95 245 図書館その他 41 136 会社・事業所 38 88 報道機関 56 119 学 校 40 117 一般利用者 43 75 計 313 780 新聞記事索引は、昭和43年より開始したが、職員の負
担が重いため、昭和53年12月で中止し、昭和57年度から
は、連載記事のクリッピングのみをおこなうこととし、
新聞記事索引については、「福島民報縮刷版」によるこ
とにしている。
資料展は、「光をもとめて 一社会福祉関係資料展一」
と題して、船越恵写真集のほか、郷土の福祉関係資料約
30点の展示を、7月から8月にわたっておこなった。
〔表10〕 複写利用状況
(昭和56.4〜57. 3)
利 用 件 数 2,993件利 用 枚 数 42,136枚〔表11〕特許関係調査相談利用状況
(昭和56.4〜57. 3)
種別/職業別 調査相談をうけた件数 閲覧人員
(人)複写件数 公務・
会社員商業 団体職員 農業 自由業
その他学生 計
(件)特許 19 7 7 1 2 1 37 70 60 実用新案 15 6 21 59 39 意匠 1 2 3 3 4 商標 4 3 1 8 8 13 審決 その他 2 2 15 26 計 34 20 12 2 2 1 71 155 142 第4節 館 外 奉 仕
1 移動図書館「あづま号」の巡回
移動図書館の巡回も昭和29年に開始して以来、幾多の変
遷を経て今日に至っている。全国的に昭和40年代から市町
村立図書館が移動図書館の巡回を行うところが増えるにつ
れて県立の移動図書館は、本来の機能である「直接住民に
資料を提供する」ことは市町村の手に委ねて、そのための
資料の補完を行うという方向をとるに至っている。本県に
おいてもこうした動向をふまえて、資料の提供と同時に市
町村読書施設に対して、移動図書館巡回奉仕の必要性を説
いて廻った。
現在本格的な移動図書館車の運行を行っているところ
は、会津若松市 あいづね号、郡山市 あさかの号(2台)、
いわき市 いわき号(2台)、須賀川市 うつみね号、
福島市 しのぶ号、本宮町 あだたら号
の6市町8台であり、明年度は矢吹町、大熊町が実施を予
定している。その他本格的な車ではないにしても、車を使っ
て図書を住民に届けるという方法をとるところが、増えて
〔表12〕 昭和56年度移動図書館「あづま号」利用状況
(昭和56. 4〜57. 3)
コ ー ス 名 信夫 伊達 安達 田村 岩瀬・ 石 川 東白・ 西 白 耶麻 両沼 南会津 相馬 双葉・ いわき 計 巡 回 回 数 3 3 3 3 2 2 2 2 2 3 2 27 巡 回 日 数 15 15 15 8 8 8 8 8 6 8 8 111 駐 車 場 数 21 28 22 15 13 11 15 11 10 7 11 154 利 用 団 体 数 60 59 68 21 15 21 22 17 10 17 12 322 貸 出 冊 数 13,437 8,795 11,999 5,315 4,051 4,306 4,607 4,830 4,647 9,182 2,528 73,697