教育年報1981年(S56)-292/308page
4) 防災委員会を定期的に開催し、施設の保全と事故防
止を図った。特に、野外パトロール隊を編成し、山火
事等の防止につとめた。
5) 食中毒の防止については、月例給食委員会を開催し
予防指導と食品管理・調理員の衛生指導の徹底を図っ
た。
6) 野外活動における事故防止は、野外施設及び活動
コースの安全点検と引率者との連携を密にして、防止
に万全を期した。
7) 関係機関に建物の防火査察の実施を依頼し、建物の
保全・事故防止・機械等の取扱い等について指導を受
け、建物の保全と事故防止に万全を期した。
(6)職員研修の充実と資質の向上
1) 少年自然の家の望ましい運営についての所内研修を
計画的に実施し、職員の資質を高めた。
2) 研修会・講習会への積極的な参加によって、施設運
営及び指導についての研修を深めることができた。
3) 県内における社会教育施設との連携を密にすること
により、研修効果を高めることができた。
3 職 員 組 織
職名 所長 次長 主査 主事 主任社会
教育主事指導
主事社 会
教育主事用務員
兼運転手計 人員 1 1 1 1 1 5 1 1 12 第2節 施設・設備の概況
(1)位 置
福島県河沼郡会津坂下町大字八日沢字西東山4495-1
(東経139°48’北緯37°34’標高222m)
(2)敷地面積251,432m2
(3)建 物
1) 本館建物
ア 管理研修棟(乾燥室を含む)鉄筋コン
クリート造2階建 998.8(m2)
イ プレイホ一ル 高床鉄筋平屋建 913.3
ウ 宿泊棟(食堂を含む)鉄筋コンクリー
ト造2階建 2,471.5
エ アセンブリホール 鉄筋コンクリート
造平屋建 397.7
オ 機械室棟 鉄筋コンクリート造3階建 261.4
カ 廊下 鉄骨造 99.8
計5,142.5
2) 野外建物
ア 浄化槽 鉄筋コンクリート平屋建 16.6(m2)
イ ロッジ 木造平屋建(10棟) 延 350.0
ウ 野外管理センター 鉄筋コンクリート
平屋建 154.0
エ 炊事場 鉄筋コンクリート平屋建 84.0
オ 高置水槽 鉄筋コンクリート平屋建 36.0
カ 薪置倉庫 コンクリートブロック造
平屋建 9.9
キ 車庫 鉄筋コンクリート造平屋建 49.6
ク 野外便所 鉄筋コンクリート造平屋建 53.8
計753.9
3) 所長公舎
所長公舎 木造モルタル造平屋建 89.4(m2)
4) 野外施設
ア フィールドアスレチック 25ポイント(約1km)
イ 野外活動コース
・ フィールドワーク 3コース
・ オリエンテーリング 4コース
・ 遊歩道 7コース
ウ つどいの広場、いこいの広場
エ 野外照明
400W4燈1基として 7基
400W2燈1基として 2基
400W1燈1基として 2基
オ 運動広場
力 営火場 3ヵ所
キ その他の野外活動施設
スキー場、そり場、冒険の国、昆虫の森
5) 宿泊定員
ア 本館 300名
イ ロッジ 150名(5月12日〜10月18日のみ使用)
6) 主な備品
ア 体育用備品
・屋内 卓球台、バトミントン、ドッジボール、
ミニバスケットボール、タンバリン、
跳びなわ(100人分)、キャンドルファイヤー用具、
けん玉(50人分)
・屋外 スキー用具(180人分)、そり(150人分)、
雪ぐつ(180人分)、輪かんじき(100人分)、
スキー用ゼッケン(200人分)
イ 学芸用備品
クラフト用具(切り絵、フレッシブルカイト)
ピアノ、オルガン、アコーディオン、天体望遠鏡7基
ウ 視聴覚備品
16mm映写機、スライド映写機、OHP、ワイヤ
レスアンプ・マイク、カセットテープレコーダー
エ 野外活動備品
野外炊飯用具(180人分)、寝袋(200人分)、
ハンドマイク、トランシーバー(2組)、キャンプファ
イヤー用具、ゼッケン(200人分)
第3節 利 用 状 況
少年自然の家を利用できる者は、1)小学校・中学校・養
護学校の児童生徒及び引率者、2)少年団体の構成員及び引
率者3)その他所長が適当であると認めた者等に大別され
る。
本年度の利用団体は251団体、利用実人数は20,690人、利
用延人数は48,726人である。利用状況の詳細は次のとおり
である。