教育年報1982年(S57)-160/316page
県青年海外派遣友の会副会長 渡辺守久
県青少年赤十字語学奉仕団委員長 相楽新之助
県民生活課外事班 渡辺正八
いわき市秘書室 坂本嘉光
3) 部会協議
ア 学校における国際交流部会
イ 地域における国際交流部会
ウ 助 言 者
船引町わかくさ幼稚園長 牧公介
福島県ユネスコ連絡協議会事務局長
大越源三郎
福島県教育庁県中教育事務所指導主事
水野純一
〃 社会教育主事
関口孝照
〃 〃
金沢隆夫
〃 〃
鈴木啓
4) ユネスコ協会活動の促進に関する部会
福島県ユネスコ連絡協議会事務局長
大越源三郎
福島県教育庁社会教育課社会教育主事
七島征
第5節 家 庭 教 育
1 概 要
今日の社会的諸条件の変化は大きいものがあり、親等が家
庭教育を正しく理解し、日常生活のなかで実践することはま
すます必要となっている。
このため、家庭教育に関する学習の機会をもうけるととも
に、その内容・方法について工夫改善に努めてきた。また、
家庭・学校・地域の連けいによりいっそう学習の充実を図っ
てきた。
まず第一に家庭教育学級では、1小学校区1学級の設置を
目標とし、とくに市町村の自主設置学級の増加に努めた。
また、家庭教育研究集会を開催し、学習内容と効果的な学
習の進め方について研究協議を実施し、家庭教育学級の充実
を図った。
第二には、家庭教育(幼児期)相談事業を実施した。県内
の3歳第1子をもつ親を対象として、はがき通信・巡回相談
テレビ放送を実施し、幼児期の家庭教育に関する学習資料の
提供ならびに個別的な相談指導をおこない家庭教育の充実を
図った。
第三には、家庭教育調査研究事業を実施し、今日の家庭教
育上の課題を分析検討し、この結果を家庭教育資料として社
社教育関係者に配布し、その活用を図った。
2 家庭教育研究集会
(1)趣 旨
家庭教育に関する学習の機会を拡充し効果的な学習をす
すめるための具体的な方策について研究協議を実施し、家
庭教育の振興を図る。
(2)主 催
福島県教育委員会・田島町教育委員会
(3) 期 日 昭和57年5月26日(水)
(4) 会 場 田島町中央公民館
(5) 参加者 200名
(6) 対 象
1)市町村教育委員会、公民館等の家庭教育担当
者
2)家庭教育学級運営委員および学級生代表
(7)講師新潟大学教授 吉川弘
(8)研究テーマ
家庭教育学級の学習内容を精選し効果的な学習を進める
にはどのようにしたらよいか。
(9)内容および方法
1) 講 義
家庭教育学級における学習内容と効果的な学習の進め
方について
2) 部会協議
ア 明日の親のための学級を充実するために企画運営と
学習内容の精選をどのようにしたらよいか。
イ 乳幼児をもつ親の学級を充実するために企画運営と
学習内容の精選をどのようにしたらよいか。
ウ 家庭教育学級を拡充し効果的な学習の進め方をどの
ようにしたらよいか。
○部会においては家庭教育資料の内容に関連させて協
議する。
3 家庭教育(幼児期)相談事業
(1)趣 旨
幼児(3歳第1子)の親を対象とし、幼児期の家庭教育
に関する具体的な学習資料の提供と個別的な相談指導をお
こない、幼児期における家庭教育の充実を図る。
(2)実施主体
福島県教育委員会
(3)協力機関
市町村教育委員会
(4)実施時期
昭和57年5月〜昭和58年3月
(5)対 象
県内の3歳児を第1子にもつ親 13,000名
(6)事業の内容
1) はがき、ちらしによる相談指導(年間5回)
2) 巡回による相談指導(県内23会場)
3) テレビ放送(15分カラー26回)
(7)各種委員会
1) 企画運営委員会
ア 企画運営委員会は、本事業全般の企画運営ならびに
はがき通信・巡回相談・テレビ放送による相談指導の
方針や実施要項を策定する。