教育年報1982年(S57)-285/316page
開館日数 276日
一日平均利用者数 117人
〔表4〕 館外個人貸出利用図書冊数
(昭和57. 4〜58. 3)
分類別 冊数 構成比 総記 774冊 0.8% 哲学宗教 1,852 2 歴史地理 3,651 3.9 社会科学 6,343 6.8 自然科学 1,998 2.1 工学工業 2,472 2.6 産業 991 1 芸術 3,156 3.4 語学 391 0.4 文学 27,576 29.4 児童 44,611 47.6 計 93,815 100
開館日数 276日
一日平均貸出冊数 340冊
〔表5〕 館内利用図書冊数(一般)(その1)
(昭和57. 4〜58. 3)
分類別 冊数 構成比 総記 11,121冊 3.6% 哲学宗教 1,190 3.8 歴史地理 1,523 4.9 社会科学 1,889 6.1 自然科学 942 3 工学工業 594 1.9 産業 894 2.9 芸術 2,199 7.1 語学 360 1.2 文学 2,050 6.6 児童 863 2.8 郷土資料 8,633 27.7 新聞雑誌 5,059 16.2 特許公報 3,818 12.2 計 31,135 100
開館日数 276日
一日平均利用冊数 113冊
〔表6〕 館内利用者数
(昭和57. 4〜58. 3)
区分 人員 調査相談室 4,846 公開図書室 2,196 計 7,042
開館日数 276日
一日平均利用者数 26人
2 調査相談業務
調査相談業務の中心は、調査依頼に対する資料提供および
回答事務である。主要件数は、前年とほほ同じである。(表
7)
調査依頼を職業別にみると、官公庁及び民間企業が、61%
を占めて、もっとも多く、自由業の21%、学生は8%と続く。
質問を主題別にみると、郷土に関するものが、39%と最も
多く、ついで新聞雑誌12%、社会科学10%、歴史地誌8%の
順になる。
質問形式では、口頭による質問が、40%と最も多く、電話
によるもの31%、文書によるもの29%である。
調査相談のなかには、館単独では解決できないものもあり、
他機関の協力を得ることが、今後ふえるものと考えられる。
図書館間の相互貸借は、総冊数で、前年度の2.3倍となっ
ている。
複写業務は総枚数で16%増となっている。
特許資料については、本館は県内の中央閲覧所となってい
る。昭和57年度中に納入された特許公報類は、公害特許1,551
冊、公告実用新案766冊、公開特許2,129冊、公開実用新案
2,055冊、その他1,187冊、計7,688冊である。
利用総冊数は前年とほほ同じてある。特許資料利用の全般
的な傾向として、個人の利用が減少していること(各種の考
案研究家が減少しているためか)、また特定の大企業などの
利用が増えていることである。会津図書館では、業務に支障
ありとして、特許資料の取扱いを中止したため、一時、来福
する人がふえた。
新聞記事索引は、連載記事を主としたクリッピングをおこ
なった。 (対象新聞 民報、民友)
調査相談室では、調査相談の記録カードを作成し、分類順
に排列し、参考資料として、いつでも使えるようにした。
調査相談業務の事例集として、「みんなの調査相談室一事
例第2集一」を刊行した。これは昭和56〜57年度に寄せられ
た調査相談のなかから、郷土関係のものを中心に約600件、
質問と回答をあわせてまとめたものである。
資料展は、「ふくしまの歌集展」と題して、県内で出版さ
れた歌集(安藤野鴨集など約100点)を、10月18日から、12
月18日にわたって展示した。