教育年報1982年(S57)-298/316page
たところ各回とも定員以上の参加者があり、自然の中で
の生活体験を通じ、自然に挑戦する活動により、少年た
ちの冒険心と夢を育てることができた。
3) 「親子のつどい」「親子スキー教室」を実施したところ、
県内各地より定員以上の参加者があり、親子のふれあい
を深め、他家族との親睦を図ることができた。
(5)施設・設備の保全と事故防止の徹底
1) 防災組織を確立し、責任体制を明確にして、日常及び
月例点検を行い、施設・設備の保全に努めた。
2) 利用自体に対する事故防止の指導は、事前研修会及び
事前打合せ時に実施し、引率指導者に対する指導の徹底
を図った。
3) 避難訓練を計画的に実施(年3回)し、事故防止に万全
を期した。
4) 防災委員会を定期的に開催し、施設の保全と事故防止
を図った。 特に野外パトロール隊を編成し、山火事等の
防止に努めた。
5) 食中毒の防止については、月例給食委員会を開催し、予
防指導と食品管理・調理員の衛生指導の徹底を図った。
6) 関係機関に建物の防火査察を依頼し、建物の保全と事
故防止に万全を期した。
7) 野外活動における事故防止のため、野外施設及び活動
コースの安全点検と引率指導者との連携を密にして、防
止に万全を期した。
(6)職員研修の充実と資質の向上
1) 少年自然の家の望ましい運営についての所内研修を計
画的に実施し、職員の資質の向上を図った。
2) 研修会・講習会への積極的な参加によって、施設運営
及び指導についての研修を深めることができた。
3) 県内の社会教育施設と連携を密にすることにより、研
修効果を高めることができた。
3 職 員 組 織
職名 所長 次長 主査 主事 主任社会
教育主事指導主事 社会
教育主事運転手
兼用務員計 人員 1 1 1 1 1 5 1 1 12
第2節 施設・設備の概要
1 位 置
福島県河沼郡会津坂下町大字八日沢字西東山4495〜1
(東経139°48' 北緯37°34' 標高222m)
2 敷地面積
251,432m2
3 建 物
(1)本館建物
1) 管理研修棟 鉄筋コンクリート造2階建 9988(m2)
2) プレイボール 高床鉄筋平屋建 9133
3) 宿泊棟 鉄筋コンクリート造 2,471.5
4) アセンブリホール 鉄筋コンクリート造平屋建
397.7
5) 機械室棟 鉄筋コンクリート造3階建 261.4
6) 廊下 鉄骨造 99.8
計5,142.5
(2)野 外 建 物
1) 浄化槽鉄筋コンクリート平屋建 16.6(m2)
2) ロッジ 木造平屋建(10棟) 延 350.0
3) 野外活動管理センター 鉄筋コンクリート平屋建
154.0
4) 炊事場 鉄筋コンクリート平屋建 84.0
5) 高置水槽 鉄筋コンクリート平屋建 36.0
6) 薪倉庫 コンクリートブロック平屋建 9.9
7) 車庫 鉄筋コンクリート造平屋建 49.6
8) 野外便所 鉄筋コンクリート造平屋建 53.8
計 753.9
(3)公 舎
所長公舎 木造モルタル造平屋建 89.4(m2)
4 宿 泊 定 員
・本 館 300名
・ロ ッ ジ 150名
5 野 外 施 設
(1)フィールドアスレチック 25ポイント(約1km)
(2)野外活動コース
1) フィールドワーク 3コース
2) オリエンテーリング 4コース
3) ハイキングコース 7コース
4) ウォークラリーコース 3コース
5) アドベンチャーコース 1コース
(3)つどいの広場・ふれあいの広場・運動広場
(4)野外照明 11基
(5)営 火 場 3か所
(6)そ の 他
スキー・そり場、冒険の森、昆虫の森、テントサイト
6 主 な 備 品
(1)体育用備品
1) 屋内 卓球台、バドミントン、ドッジボール、ミニバ
スケットボール、タンバリン、跳なわ(100)
キャンドルファイヤー用具、けん玉(50人分)
2) 屋外スキー用具(230人分)、そり(150人分)、
雪くつ(180)、 輪かんしき(100足)、 ス
キー用ゼッケン(300人分)
(2)学芸用備品
クラフト用具(切り絵、フレッシュブルカイト)、ピア
ノ、オルガン、アコーディオン、天体望遠鏡(7基)、
双眼鏡(50個)、伝承遊び用具(10組)
(3)視聴覚備品
16mm映写機、スライド映写機、OHP、ワイヤレスアン
プ・マイク、カセットテープレコーダー