教育年報1983年(S58)-167/323page
元小高町社会教育指導員 坂下誠
3) 助 言 者
県教育庁社会教育主事、
市町村教育委員会社会教育担当者、小・中学校長
4) 研修内容・方法
ア 講 演
「高齢代社会と高齢者の生き方」
イ 講 義
(ア) 本県の社会教育の現状と高齢者人材活用事業
(イ) 社会教育事業と公民館事業
(ウ) 指導対象者の心理と特質
ウ 研究協議
(ア) 高齢者人材活用事業をどのように推進したらよいか。
(イ) 社会教育における指導法をどのように工夫したら
よいか。
エ フィルムフォーラム
フィルム「豊かな高齢期」
5) 日 程
(3) 高齢者人材名簿への登録と周知
1) 高齢者人材活用登録研修会修了者274名を高齢者人
材名簿に登録した。
指 導 分 野 登録者数 ア 生活伝承文化に関する指導者 41名 イ スポーツ、健康増進に関する指導者 41名 ウ 社会奉仕活動、団体活動に関する指導者 7名 エ 教養の上、学習に関する指導者 93名 オ 趣味、生活文化、生活技術に関する指導者 92名 2) 高齢者人材名簿を作成し市町村教育委員会・公民館
・社会教育関係団体、小・中・高校に配布して、人材
登録者の周知に努めた。
(4) 高齢者人材登録者の派遣
1) 登録者を市町村教育委員会、公民館等の社会教育施設、
社会教育関係団体及び学校等が実施する次の事業・活動
の講師・助言者・指導者として派遣した。
ア 学級・講座、講習会等での指導
イ 子ども会、青年会、婦人会、老人クラブ、PTA等
の社会教育関係団体での指導
ウ 社会教育施設等の事業での指導
エ 小・中・高校における社会教育的活動での指導
2) 登録者派遣に要する旅費は予算の範囲内において県が
負担した。
3) 登録者の派遣の実績(派遣延人数)
活用区分/派遣区分 県費旅費
付き派遣県費旅費外
派 遣計 市町村 公民館
その他205
17868
1061,073
123学校(小・中・高校) 18 109 127 社会教育関係団体 35 408 443 グループ、サークル 4 1,518 1,522 その他 2 340 342 計 281 3,349 3,630 5 婦人団体後継者養成研修会
(1) 趣 旨
婦人団体のもつ役割を検討し、団体の運営や活動等につ
いて研究し合い、後継者としての資質の向上を図り、健全
な婦人団体の育成に資する。
(2) 期日、会場、参加者
1) 期 日 昭和58年6月16日(木)〜17日(金)1泊2日
2) 会 場 (財)福島県婦人会館
3) 参 加 者 95名
(3) 内容及び方法
1) 研究主題「住みよい地域つくりに果たす婦人の役割」
2) 講 義
ア 地域課題に対応した婦人団体活動のあり方
イ 地域社会と婦人の役割
3) 研究協議
ア 地域課題と婦人団体活動のあり方
イ 地域づくりのための事業のあり方
4) そ の 他
ア フィルム・フォーラム 「この道はいつかくる道」
イ 実技 婦人の室内ゲーム
6 婦人国内研修
(1) 趣 旨
婦人の代表者を県外に派遣し、都市及び町村における婦
人の生活・学習・団体活動・社会教育施設等の実地視察・
研究調査を行い、社会的視野を広め、指導者としての資質
の向上を図る。
(2) 期日・派遣先・参加者
1) 期 日 昭和58年9月19日(月)〜23日(金)4泊5日
2) 派遣先 新潟県・群馬県
3) 参加者 6名 外に引率1名
(3) 視察調査地並びに研修内容
調 査 地 研 修 内 容 新 潟 市 ○新潟県・新潟市の婦人教育の現状 高 崎 市 ○群馬県社会教育施設の現状 前 橋 市 ○前橋市婦人ボランティア活動状況 勢多郡粕川村 ○放送利用婦人学級の運営と学習内容の状況 〃 富士見村 ○婦人会の活動状況