教育年報1983年(S58)-168/323page
7 婦人学級生研究大会
(1) 趣 旨
県内の婦人学級の代表及び婦人教育関係者が一堂に会
し、婦人学級の運営・学習活動についての発表・研究協
議を行い、婦人学級の改善充実を図る。
(2) 期日、会場、参加者
1) 昭和58年11月25日(金)〜26日(土) 1泊2日
2) 会 場 郡山市民会館・郡山市立中央公民館
郡山市視聴覚センター
3) 参 加 者 婦人学級生・婦人教育関係者等 420名
(3) 内 容
1) 研究主題
婦人の自立をめざした生涯の各時期における婦人
の学習課題を考える。
2) 講 演
ア 婦人の学習活動の現状と課題
マネージメント・サービスセンター講師
木村芙紗子
イ 婦人の地位と福祉の向上のための福島県計画を推進
するために
福島県生活福祉部青少年婦人課主幹兼課長補佐
加賀美代子
3) 研究協議
ア 協 議 題
(ア)婦人の自立をめぐる諸問題を考える
(イ)生涯の各時期における婦人の学習課題を考える
イ 構 成 7部会
ウ 部会別参加対象
(ア)第1部会 農業に従事する婦人
(イ)第2部会 雇用労働に従事する婦人
(ウ)第3部会 幼年期の子供をもつ婦人
(エ)第4部会 少年期の子供をもつ婦人
(オ)第5部会 青年期の子供をもつ婦人
(カ)第6部会 子供を独立させた婦人
(キ)第7部会 婦人教育関係者
4) 全 体 会
ア 部会報告
イ 質疑応答・まとめ
8 婦人教育指導者研修会
(1) 趣 旨
市町村における婦人教育活動を推進するための中心的な
役割を果たす民間の有志指導者を養成するため、婦人教育
活動の企画・実施に必要な知識・技術の習得を図る。
(2) 期 日
1) ブロック研修(事前)昭和58年7月15日(金)
2) 中央研修(前期)昭和58年7月27日(水)〜29日(金)
3) ブロック研修(中間)昭和58年9月14日(水)
4) 中央研修(後期)昭和58年11月7日(月)〜9日(水)
(3) 会 場
1) ブロック研修 各教育事務所ごと県下7会場
2) 中 央 研 修 国立磐梯青年の家
(4) 参 加 者 91名
対象原則として年齢45歳未満の婦人で、次の1)〜4)
のいずれかに該当し、市町村教育委員会が推薦す
る者
1) 市町村における社会教育指導員又は婦人教育指導員
2) 市町村教育委員会事務局及び公民館等職員のうち・中
堅層として今後の活動を期待される者
3) 婦人学級・婦人団体・職場等のリーダーとして、現在
並びに今後の婦人教育活動の推進が期待され、地域かう
も信頼のある者
※ 昭和47年度〜57年度においてすでに本研修会を修了
し、地域で実践活動を展開している者は、各教育事務所
ことのブロック研修のみに参加のこと。
(5) 内容・時間
1) 基本研修………20時間
ア 婦人教育指導者としての資質と心構えに関すること
イ 地域における婦人教育活動の課題に関すること
ウ 会議・レクリェーションの理論と実際に関すること
2) 専門研修………20時間
ア Aコース 各種サークル・団体会員コース
イ Bコース 婦人学級生コース
ウ Cコース 地域婦人団体会員コース
エ Dコース 婦人教育行政関係者コース
(6) 研修方法
1) 講 義
ア 婦人教育指導者としての心構えと活動のあり方
イ 婦人の自立と婦人の問題
ウ 高齢化社会に対応した生活設計のあり方
エ ホームワークの進め方
オ これからの婦人の生き方・学び方
カ 老後のくらしと年金の知識
キ 婦人教育指導者研修会修了生の活動のあり方
2) コース別学習
・婦人の学習・活動年商計画の作成
3) 研究協議
ア 地域における婦人教育活動の現状と課題
イ 婦人の学習・活動年間計画立案上の留意点
4) 演習及び実技研修
ア 会議の進め方
イ レクリェーションの理論と実際
5) 実践発表と情報交換
ア 地域に根ざした婦人団体活動
イ 県内婦人問題傾向
6) ホームワーク
ア 婦人の学習要求と婦人問題の調査
9 県婦人教育指導員の設置
(1) 趣 旨
婦人教育の重要性にかんがみ、各教育事務所に婦人教育
指導員を置き、市町村における婦人の教育指導並びに婦人団
体の健全育成の指導助言にあたり、婦人教育の振興に資す
る。