教育年報1983年(S58)-170/323page
(2) 期日・会場
1) 期 日 昭和58年8月23日(火)
2) 会 場 保原町中央公民館
3) 参 加 者 学校教育関係者、社会教育関係者、
その他国際協力活動関係者 122名
(3) 内 容
1) 主 題 「ユネスコ活動の充実と組織拡充のあり
方を考える」
2) 講 演 「最近の国際情勢とユネスコ活動の動向」
文部省学術国際局ユネスコ国際部企画官
野口昇
3) 研究協議
ア 分散会……3分散
(ア) 協議事項
<ア> ユネスコ活動を見直し、今後の活動のあり方を
考える。
<イ> ユネスコ協会への加入促進と未組織地域の組織
化を考える。
(イ) 助言者
<ア> 第1分散会
日本ユネスコ協会連盟中央委員 内山邦夫
白河ユネスコ協会顧問 水戸金正
<イ> 第2分散会
福島ユネスコ協会組織委員会会長
松井和夫
郡山ユネスコ協会事務局次長 井上春郎
<ウ> 第3分散会
会津ユネスコ協会運営委員長 周東一也
いわきユネスコ協会副会長 菅波ミノル
イ 全体会……分散会の報告とまとめ
4 国際交流活動研修会
(1) 趣 旨
教育・科学・文化の分野における国際交流活動の意義を
広く県民に普及・浸透させるとともに、国際交流活動を振
興するうえで大きな役割を果たす指導者の育成に資する。
(2) 期日・会場・参加者
1) 期 日 昭和58年11月29日(火)〜30日(水)
2) 会 場 白河市中央公民館
3) 参 加 者 学校教育関係者、社会教育関係者、
国際交流事業関係者 129名
(3) 内 容
1) 主 題「国際理解・国際交流活動をどのように
進めたらよいか」
2) 講 演「国際友好と日本の立場」
福島女子短期大学教授 辺見正治
3) シンポジウム・フォーラム
「国際理解・国際交流の進め方を考える」
講 師
・国際ロータリー第253地区青少年交換小委員会委員長
宮森久治
・飯舘村カンボジア難民を救う会代表 佐藤信明
・須賀川市立第二中学校長 内山邦夫
・白河市婦人団体連絡協議会長 高野美智
4) 研究協議
ア 「学校教育の中で国際理解・国際交流活動をどの
ように進めたらよいか」
助 言 者
白河市立第一小学校長 水戸金正
白河ユネスコ協会長 柳沼和夫
県教育庁県南教育事務所指導課長 坂本迫郎
イ 社会教育部会
「地域社会の中で国際理解・国際交流活動をどう
進めたらよいか」
助 言 者
県ユネスコ連絡協議会事務局長 大越源三郎
白河市中央公民館長 佐藤幹雄
県教育庁県中教育事務所社会教育主事
金沢隆夫
5) 事例発表
ア 「学校教育における国際理解・国際交流活動の現
状と課題」
福島市立森合小学校教諭 鐵貞雄
イ 「民間における国際理解・国際交流活動の現状と
課題」
会津ユネスコ協会事務局長 結城孝一郎
6) 教材映画視聴
「褐色の風土」 ―第四世界からの報告―
第5節 家庭教育
1 概 要
今日の社会的諸条件の変化は極めて大きいものがあり、親
にとって家庭教育をよく理解し、日常の家庭生活の中で実践
してゆくことがますます重要となっている。
このため、家庭教育に関する学習の機会をもうけるととも
に、その内容・方法について工夫改善に努めた。また、家庭・
学校・地域の連携により一層学習の充実を図った。
まず第一に家庭教育学級では、1小学校区1学級の開設を
目標とし、特に、青少年の健全育成の上から、中・高校生の
子どもをもつ親を対象とした学級の増加に努めた。
また、家庭教育研究集会を開催し、学習の内容と効果的な
学習の進め方について研究協議を行い、家庭教育学級の充実
を目ざした。
第二には、家庭教育(幼児期)相談事業を実施し、県内の
3歳第1子を持つ親を対象として、はがき通信・巡回相談・
テレビ放送を行いその効果を上げている。また、幼児後期の
子どもを持つ親のために学習資料の提供を行ってきた。
第三には、家庭教育調査研究事業を実施し、今日の家庭教
育上の課題を分析検討した。その結果を家庭教育資料として
まとめ、関係機関に配布し、その活用を図った。
2 家庭教育研究集会
(1) 趣 旨
家庭教育に関する学習の機会を拡充し効果的な学習を進
めるための具体的な方策について研究協議を行い、家庭教
育の振興を図った。
(2) 主 催 福島県教育委員会・白河市教育委員会