教育年報1983年(S58)-294/323page
表郷村 ひまわり文庫
いしころ文庫
西郷村 羽太小学校
中島村 吉子川小学校
泉崎村 関和久読書クラブ
会 津 会津若松市 アカシヤ文庫
金川婦人会
やぐるまそうの会
会津高田町 七区の親子読書会
南会津 只見町 館ノ川親子読書文庫
田島町 若草親子読書会
下郷村 たんぽぽ会
いわき いわき市 ともだち文庫
中迎自治会
杉の子文庫
相 双 大熊町 大熊町公民館
小高町 公民館 A
〃 B
3 図書の一括貸出(読書施設への資料援助)
あづま号の巡回は年3回であるので、市町村が一括して
1,000冊前後借りて自主的に読書活動を行う一括貸出しはき
め細い読書活動ができるので実施市町村及び貸出冊数も確実
に増加している。
昨年度に比べて8町村9,538冊増加した。本年度の利用
先は次のとおりである。
図書館 二本松市 3,000冊 原町市 1,631冊
須賀川市 1,148冊 棚倉町 2,000冊
双葉町 2,000冊
公民館 保原町 3,000冊 国見町 400冊
霊山町 1,000冊 本宮町 1,500冊
白沢村 500冊 大玉村 1,000冊
東和町 500冊 安達町 500冊
三春町 500冊 鏡石町 500冊
石川町 500冊 浅川町 1,000冊
矢吹町 2,000冊 西郷村 2,000冊
塙町 900冊 金山町 500冊
湯川村 1,200冊 山都町 800冊
会津高田町 500冊
その他 福島刑務所 1,000冊
計 24市町村 29,579冊
4 広報、普及事業
(1) 館報「あづま」の発行
第34巻 1・2・3・4号(通巻208〜211号)を発行し
た。B5版 8ぺージ 2,000部
〈特 集〉
新しい県立図書館 (208号)
昭和57年度貸出総冊数で43万冊の伸び (209号)
県内公立図書館のレベルとバランス・1983 (210号)
福島県関係書誌の紹介・1983 (211号)
<郷土再見>
第15回 福島県人を対象とした個人研究雑誌 (209号)
<みんなの調査相談室>
"時"についての調べもの (208号)
"災害"についての調べもの (209号)
座談会『将来のレファレンスを問う』(一) (210号)
座談会『将来あレファレンスを問う』(二) (211号)
<随 想>
追想(私と図書とのかかわり) (208号)
福島県立図書館長 赤座信道
青少年非行と間引き考 (209号)
福島県社会教育委員 鈴木完一
の会議議長
地方出版物の収集に思う (210号)
相馬市図書館長 牛河内孝雄
図書館の・今と昔・ (211号)
郡山市図書館長 伊東司
(2) 「昭和58年福島県公共図書館・公民館図書室の概況」
第5集(5年目)を作成して、関係先へ配布した。各館
ともこれを参考にして図書費の向上を図り、公民館におい
ても100万円以上が19館となってきている。
(3) 第31回福島県図書館大会
・期 日 昭和58年10月13〜14日
・会 場 二本松市文化センター
・参 加 者 図書館・公民館職員、図書館協議会委員、
学校図書館職員、社会教育関係職員、家庭・
地域文庫関係者、一般利用者 130名
・講 演 「栃木県における市町村図書館建設促進の歩み」
作新学院女子短期大学助教授
小林宏
・シンポジウム 「中小図書館・公民館図書室の振興方策をさぐる」
パネラー 県教育庁社会教育課主幹 前川善明
二本松市立図書館利用者 桑原美代
常葉町公民館長 山上俊朗
棚倉町立図書館長 宗田哲夫
・分科会「中小図書館、公民館図書室の振興方策をさぐる」
(図書館、公民館、利用者、図書館協議会委員)
31回を迎えた本大会は、昭和57年8月に市立図書館が新
装開館した二本松市で行われた。本県は市立図書館の方は、
整備充実が進んできているが、町村においては、実質2館
であるのでこのテーマとなった。今回は図書館協議会委員
の部会が設けられた。
(4) 図書館職員研修会(第7回)
・主 題 図書館における文字資料と視聴覚資料とのかかわりについて
亜細亜大学教授 室伏武
・期 日 昭和58年11月18日
・会 場 郡山市図書館
・参 加 者 80名
情報伝達手段として重要な役割を果たしている文字資料
と視聴覚資料のかかわりについて精通した講師の講義は受
講者にとって参考になることが多かった。