教育年報1984年(S59)-086/287page
イ 主 催
福島県教育委員会、福島県中学校教育研究会、
関係市町村教育委員会
ウ 会場・期日
○地区 各地区ごとに設定(16会場)7月〜8月
○県 白河市立白河中央中学校
5 特別活動
(1)昭和59年度指導の重点
特別活動は、学校や教師の創意工夫が特に期待される教
育活動である。各学校においては、特別活動の教育的意義
や価値を正しく認識し、自校の教育目標の達成を目指しな
がら、実態に即して創意に富んだ教育活動が展開されるよ
う工夫する必要がある。このため次の事項を重点として設
定した。
1)集団活動をより充実するため、実態に即した創意ある
指導計画に改善する。
2) 児童生徒による自主的、実践的な活動が充実するよう
指導法の改善につとめる。
3)各内容ごとに指導の重点をあげ、その充実を図る。
(2)主な研修及び行事
1)県小学校教育研究会特別活動部会
ア 主 催
県教育委員会、県小学校教育研究会、
開催市町村教育委員会
イ 研究主題
自発的・自治的な実践活動への助言
ウ 県研究協議会
○期日 昭和59年10月16日〜17日
○会場 船引町立船引小学校
2) 県中学校教育研究会特別活動部会
ア 主 催
県教育委員会、県中学校教育研究会、
開催市町村教育委員会
イ 研究主題
自主的、自治的活動を定着させる特別活動
ウ 県研究協議会
○期日 昭和59年10月3日〜4日
○会場 三春町立三春中学校
6 生徒指導・進路指導
(1)生徒指導
生徒指導は、すべての児童生徒を対象とし、一人一人の
人格の価値を尊重し、個性、能力の伸長を図りながら、社
会的、国民的な資質や行動を高めることを目的として行わ
れる教育の機能であることを認識し、次の諸点に重点を置
いて指導した。
○教師の共通理解を深め、指導体制を確立する。
○実態に即した指導計画に改善する。
○生徒理解を一層充実させ、生徒指導に当たる。
○教育相談を充実する。
○学業指導を強化充実する。
○児童生徒の事故防止に努める。
1)文部省・県指定生徒指導研究推進校の研究と実践
ア いわき市立久之浜中学校(校長 吉田泉洲)
○指 定 文部省 昭和58年度〜59年度
○研究主題 生徒ひとりひとりが望ましい人間関係を
はぐくむ生徒指導
イ 二本松市立二本松第三中学校(校長 樽井和雄)
○指 定 文部省 昭和58年度〜59年度
○研究主題 基本的な生活態度を育てる生徒指導
ウ 会津若松市立第四中学校(校長 浅沼恒昭)
○指 定文部省昭和59年度〜60年度
○研究主題 意欲的に取り組む生徒の育成をめざして
工 石川郡平田村立蓬田中学校(校長 吾妻幹廣)
○指 定 県教育委員会 昭和59年度〜66年度
○研究主題 主体的に行動できる生徒の育成
2) 県指定生徒指導研究推進地区の研究と実践
ア 矢祭地区 (小学校5校、中学校1校)
○指 定 県教委 昭和59年度〜60年度
○研究主題 実践意欲を高める生徒指導
イ 塩川地区 (小学校4校、中学校1校)
○指 定 県教委 昭和59年度〜60年度
○研究主題 小・中学校及び地域社会との提携を深め
ながら、学校の特色を生かした生徒指導の
徹底をはかるには、どうしたらよいか。
ウ 相馬地区一(小学校7校、中学校2校)
○指 定 県教委 昭和59年度〜60年度
○研究主題 学校、家庭、地域社会との関連を図りな
がら、基本的行動様式を確立し、自主的に
意欲をもって実践する児童生徒の育成
3)生徒指導研修会
ア 目 的
小・中学校の教頭に対し、生徒指導についての研修
を管内ごとに行い、生徒指導の充実、非行事故防止等
の指導の徹底を図る。
イ 期 日 各教育事務所毎に年2回実施
ウ対 象小・中学校教頭
4) 生徒指導推進会議
(ア) 文部省主催
ア 目 的
児童隼徒の問題行動の状況にかんがみ、中学生を
中心とする生徒指導上の諸問題について、全国の生
徒指導担当者等が一堂に会し、情報交換・研究協議
等を行い共通理解を深め、生徒指導の一層の推進に
資する。
イ期 日 昭和59年12月4日(火)〜5日(水)
ウ会 場東京農林年金会館
工 参 加 者
県教育庁義務教育課長 箭内洪一郎
県教育庁義務教育課指導主事 二瓶洋一
相馬市教育委員会主幹 佐久間正
矢祭町立東舘小学校長 小峰孟
福島県PTA連合会長 国井庄八
(イ)福島県教育委員会主催
ア 目 的