教育年報1984年(S59)-144/287page
(3)高齢者人材名簿への登録と周知
1) 高齢者人材活用登録研修会修了者285名を高齢者人材
名簿に登録した。
指 導 分 野 登録者数 ア 生活伝承文化に関する指導者 31名 イ スポーツ、健康増進に関する指導者 49名 ウ 社会奉仕活動、団体活動に関する指導者 6名 エ 教養の向上、学習に関する指導者 108名 オ 趣味、生活文化、生活技術に関する指導者 91名
2) 高齢者人材名簿を作成し、市町村教育委員会、公民館
社会教育関係団体、小・中・高校に配布して、人材登録
者の周知に努めた。
(4)高齢者人材登録者の活用
1)登録者を市町村教育委員会、公民館等の社会教育施設
社会教育関係団体及び学校等が実施する次の事業・活動
の講師・助言者・指導者として活用した。
ア 学級・講座、講習会等での指導
イ 子ども会、青年会、婦人会、老人クラブ、PTA等
の社会教育関係団体での指導
ウ 社会教育施設等の事業での指導
エ 小・中・高校における社会教育的活動での指導
2) 登録者の活用の実績(活用延人数)
活 用 区 分 活用回数 市町村 公民館 1,254 その他 387 学校(小・中・高校) 307 社会教育関係団体 597 グループ、サークル 2,291 そ の 他 326 計 5,162
5 婦人団体後継者養成研修会
(1)趣 旨
婦人団体のもつ役割を検討し、団体の運営や活動等につ
いて研究し合い、後継者としての資質の向上を図り、健全
な婦人団体の育成に資する。
(2)期日、会場、参加者
1)期 日昭和59年6月5日(火)〜6月6日(水)
1泊2日
2) 会 場 (財)福島県婦人会館
3)参加者98名
(3)内容及び方法
1)研究主題「婦人団体活動の関題点とその対策」
2)講 義
ア 59年度県婦人団体の重点施策と単位婦人団体の事業
のあり方
イ 地域婦人団体に期待するもの
3)研究協議
ア 婦人団体活動の問題点とその対策
4) そ の 他
ア フィルム・フォーラム 「共に生きる」
イ 実技 「婦人の室内ゲーム」
ウ 演習 「会議の進め方」
6 婦人国内研修
(1)趣 旨
婦人の代表者を県外に派遣し、都市及び町村における婦
人の生活・学習・団体活動・社会教育施設等の実地視察・
研究調査を行い、社会的視野を広め、指導者としての資質
の向上を図る。
(2)期日、派遣先、参加者
1)期 日昭和59年9月18日(火)〜22日(土)4泊5日
2)派遣先埼玉県・神奈川県
3)参加者7名外に引卒1名
(3)視察調査地並びに研修内容
1)埼玉 県
ア 国立婦人教育会館での学習(国連婦人の地位委員会
委員・縫田曄子氏の講義を聴講)
イ 国立婦人教育会館施設の見学
2)神奈川県
ア 藤沢市・鎌倉市の婦人学習活動の現状と課題(両市
の婦人団体会員との交歓)
イ 神奈川県立婦人総合センター施設の見学
7 婦人学級生研究大会
(1)趣 旨
県内の婦人学級の代表及び婦人教育関係者が一堂に会
し、婦人学級の運営・学習活動について発表交換・研究協
議を行い、婦人学級の改善充実を図る。
(2)期日、会場、参加者
1)期 日昭和59年11月20日(火)〜21日(水)
2) 会 場 相馬市民会館(受付・開会式・講演)、
相馬市役所正庁(部会)、相馬市共同福祉施設
(全体会・講演・閉会式)
3)参加者婦人学級生・婦人教育関係者等462名
(3)内 容
1)研究主題
心豊かな家庭と地域づくりをめざした生涯の各時期に
おける婦人の学習課題を考える。
2)講 演
ア 婦人の学習活動の現状と課題
横浜国立大学教育学部助教授 牧野カツ子
イ 心豊かな家庭と地域づくりに果たす婦人の役割
福島民報編集局次長・源健
3)研究協議
ア 協 議 題
(ア)家庭や地域社会における婦人の役割
(イ)生涯の各時期における婦人の学習のあり方
イ 構 成 8部会
ウ 部会別参加対象