教育年報1984年(S59)-230/287page
小学生以下の被扶養者 7,000円
(4)保養所等利用助成(19年目)
組合員が旅行のため当支部指定の共済組合宿泊施設を利
用した場合、利用者の福祉増進を図るため利用券を発行し
て助成した。
なお「あづま荘」「郡山会館」については、組合員の外、
組合員の被扶養者及び被扶養者でない配偶者・子供・父母
も助成の対象とした。
また、「あづま荘」「郡山会館」については、県教育委員会
主催等の会議室利用助成と結婚式を行う組合員及びその子
に対し結婚式利用助成を行った。
ア助成額宿泊利用1泊につき1,300円
会議室 5割
結婚式 1組につき3,000円
イ助成件数宿泊利用助成 16,956件
内訳 県内利用助成 14,402件
県外利用助成 2,554件
(5)生涯学習講座(1年目)
高齢化社会の時代背景を踏まえて組合員の退職後の人生
設計に資するため下記のとおり講座を実施した。
講演内容及び講師
1) 「人生のいきがい」
人江徳郎(東京放送解説委員)
2) 「健康と生活」
緑川正(県会津若松保健所長)
3) 「公的年金改革と共済年金」
柚原達男(日本退職公務員連盟理事)
(6)弔慰供花(12年目)
現職中に死亡した組合員の霊前に花輪を供えて、追悼の
意を表した。
供花件数 21件
4 互助会単独事業
(1)公益事業
1) 互助会文庫(13年目)
広く県民の教育文化の向上と、振興発展に寄与するた
めに、県立図書館に対し、図書を寄付し、移動巡回車「あ
づま号」に互助会文庫を設け、広く県民の利用に寄与し
た。
期日昭和59年9月4日
寄付物件 一般図書 706冊
2) へき地教育事業助成(13年目)
へき地の特殊性を考慮し、県人事委員会指定特地以上
の学校に在学する児童、生徒を対象に健康増進と健全な
育成を図ることの一助として運動用具(ボール類)を配
付した。
対象学校 220校
3) 教育塔合祀遺族助成 (11年目)
本県関係の教育塔合祀者の遺族で、大阪市で実施され
た教育祭に出席した遺族に対し、旅費を助成した。
4) 文化講演会助成
公立学校共済組合福島支部主催の「生涯学習講座」に
おける講演会に対し一部助成した。
(2)厚生給付
次のとおり給付を行った。
区 分 給付人数 給付総額 医薬品補給給付金 5,689人 56,456,800円 結 婚 祝 金 684 20,520,000 入 学 祝 金 2,981 38,025,000 計 9,354 115,001,800
(3)厚生事業
1) 芸術鑑賞助成(10年目)
会員が、すぐれた舞台芸術を鑑賞することにより、芸
術に対する理解を深め教育の向上を図ることを目的に入
場料の一部助成を行った。
ア 移動芸術祭等(県内各地)
助成額(1人1回1,500円) 助成人数 1,766人
イ 日展福島展 助成人数 1,000人
2) 指定旅館利用助成
県内、県外に指定旅館を設け、会員の旅行の際の便宜
と健康増進を図るため、利用券を発行して助成した。
助成額(宿泊利用1泊につき)
あづま荘、郡山会館、せあぶり荘、新舞子ハイツ、
サンルートいわき 1,500円
その他の施設 1,300円
また、会議指定施設で会議を開催した場合は使用料の
5割の助成を行った。
区 分 施設数 助成件数 助 成 額 県 内 42 35,846件 49,808,800円 県 外 9 1,164 1,513,200 会議室利用助成 4 10 150,350 計 55 37,020 51,472,350
3)海、山の家及びスキーの家開設助成
夏季期間中に会員及び被扶養者の健康増進を図るた
め、海、山の家を開設、また、冬季にはスキーの家を開設し
利用助成を行った。
区 分 利用者数 開 設 期 間 海 の 家(7ヵ所) 1,254人 7月1日〜8月31日 山 の 家(5ヵ所) 524 スキーの家(3ヵ所) 387 12月15日〜3月31日
4) 人間ドック
任意継続会員を対象に短期人間ドックを実施した。
委託病院 当初予定
人 員実施人員 金 額 東北中央病院 300人 330人 14,372,900円