教育年報1984年(S59)-257/287page
第4節調査研究
館の機能を充実し、美術の情報センターとしての役割を担
って、県民の芸術文化の向上に寄与するために、さまざまな
機会を捉えて調査研究を進めた。
1調査研究事項
1)作家2)作品3)美術史4)保存
5)教育普及6)展覧会7)運営8)美術館利用
者の動向
9)その他
2 観覧者へのアンケート結果
調 査 事 項 企画展
第1部企画展
第2部企画展
第3部企画展
第4部文化の日
無料開放1 居 住 地 % % % % % a 県 北 57 73 50 62 80 b 県 中 11 13 13 10 6 c 県 南 1 1 0 2 1 d 会 津 4 10 10 2 2 e 相 双 5 2 8 2 2 f い わ き 1 1 5 6 3 g 県 外 21 0 14 16 6 2 性 別 % % % % % a 男 42 52 50 46 58 b 女 58 48 50 54 42 3 年 代 % % % % % a 10 才 代 18 13 14 13 ほぼ均等
に用紙を
配布した。b 20 才 代 25 33 23 37 c 30 才 代 23 14 17 13 d 40 才 代 20 28 19 18 e 50 才 代 10 12 17 12 f 60 才 以 上 4 4 10 7 4 職 業 % % % % a 会 社 員 13 17 18 19 b 公 務 員 17 22 15 15 c 教 職 員 10 6 7 9 d 自由・サービス業 5 6 3 4 e 農 林 業 0 0 4 1 f 商 工 業 0 0 0 2 g 主 婦 18 19 19 15 h 学生・児童等 26 16 27 22 i そ の 他 11 14 7 13 5 来 館 回 数 % % % % a は じ め て 63 73 49 73 b 2 度 目 26 10 23 17 c 3 度 以 上 11 17 28 10 6 何で知ったか 人 人 人 人 a ポ ス タ ー で 21 47 22 21 b 知 人 か ら 26 18 13 24 c 新 聞 か ら 28 18 14 11 d テ レ ビ で 14 14 3 13 e ラ ジ オ で 10 1 0 2 f そ の 他 36 15 17 20
第5節普及事業
美術館は、展覧会のほか多岐にわたる事業によって、美
術への関心を深め、鑑賞の眼を養い、また、創造への誘いの場
となるよう、つぎのような事業を行った。
1講演会の開催
(1)開館記念講演会
「日本洋画の出発と展開」 7月29日(150人入場)
嘉門安雄 ブリヂストン美術館長
(2)定期講演会
「関根正二とその時代」 9月24日(140人入場)
匠秀雄 神奈川県立近代美術館長
(3)企画展講演会
1) 「人間像にみる現代絵画の展望」8月5日(130人入場)
三木多聞 文化庁企画官・美術評論家
2) 「ミロの芸術」 9月15日(130人入場)
東野芳明 多摩美術大学教授
3)「日本の現代版画」 3月17日(90人入場)
陰里鉄郎 三重県立美術館長
(4)公開シンポジウム 11月3日(200人入場)
「一創造の場・今一」のテーマにより「現代東北美術の
状況展」の関連事業として開催し、パネラー及び一般参加
者の活発な意見の交換があった。
(司 会) 三木多聞 文化庁企画官・美術評論家
(パネラー) 「現代東北美術の状況展」出品者
高山登 仙台市在住
田辺和郎 横浜市在住
橋本章 伊達郡伊達町在住
村上善男・弘前市在住
2 映画会の開催
1) 「ルーヴル美術館」 9月2日(150人入場)
2) 「ミロの世界」 9月8・9・16日(160人入場)
3) 「女だけの都」 10月28日(80人入場)
4) 「赤い風船」 12月16日(110人入場)
5) 「ルーヴル美術館」(再) 3月24日(110人入場)
3 実技講座の開催
(1)親と子の美術教室 小学生とその親を対象に15組
1)「粘土でつくる」(1・2年生と親)昭和59年8月3日
2)「絵巻物をつくる」(3・4年生と親) 8月4日
3)「針金と粘土でつくる空中遊泳」(5・6年生と親)
8月5日
講師 梶田幸恵 宮城教育大学助教授
(2)実技教室
1) シルクスクリーン教室 一般初心者対象(15名)
9月1日〜9月29日の各土曜日連続5回
講師 丸山浩司 福島大学講師
2) 彫 塑 教 室 一般初心者対象(15名)
9月2日〜9月30日の各日曜日連続5回
講師 白沢菊夫 福島大学助教授