教育年報1985年(S60)-099/279page
5 生徒指導・進路指導
(1) 駐在指導主事の活動
県内6地区に各1名駐在する指導主事の活動によって生
徒指導の充実を図った。
主な活動は次の通りである。
1) 地区高等学校の訪問指導(計画・随時)
2) 生徒指導研究学校の指導
3) 地区内高等学校生活指導協議会の指導・援助
4) 関係諸機関、諸団体との連携
5) 生徒指導関係の情報と資料の収集
6) 生徒指導関係の諸研修会における指導
(2) 生徒指導関係の諸研修会における指導
名 称 会 場 参加者 研 究 内 容 生徒指導担当者研修会 7.4(木)
〜17(土)3日 教育センター 生徒指導主事
110名生徒指導上の諸問題について研究協議を行い、
生徒指導主事の指導力の向上を図り、生徒指導
の充実・改善に資する。
○講義「生徒指導上の諸問題」
○講演「学校における禁煙教育」
(実験指導を通して)
○研修「教育相談」
○事例発表「学校生活適応指導の実際」
「禁煙教育への取り組み」
○研究協議
「学校生活不適応の生徒が増加している現在、
これらの生徒の適応指導をどのように進めたらよいか。」
「高等学校における禁煙指導を、どのように
進めたらよいか。」特別活動講習会 8.26(月)
8.27(火)
9.5(木)
8.29(木)1日
1日
1日
1日福島工業高校
郡山高校
若松女子高校
双葉農業高校21名
32名
24名
29名特別活動の諸問題について研修を行い、担当教員の
指導力の向上と生徒指導の充実改善をはかる。
○研究主題
「生き生きした、魅力ある指導はどうあるべきか。」
(3) 生徒指導推進地域の指定
1) 目 的
生徒指導推進地域を指定し、生徒指導に関する効果的
な指導体制と対策の樹立に資する。
2) 主題「地域ぐるみの生徒指導」
3) 指定期間 昭和59・60年度
4) 指定地域 福島市
5) 推進事業
ア 推進会議の開催
イ 指導者研修会の開催
ウ 広報活動
工 地区別研修会(44地区)及び実践活動
(4) 生徒指導研修会議
1) 研究題
特別活動の進め方一ホームルームを基盤として
2) 研究内容
ホームルームは、学校における生徒の基礎的な生活集
団として、生徒の組織的な活動が重視されている。
ホームルームを基盤として、生徒会活動、学校行事、
クラブ活動の領域をどのように進めたらよいか研究し
て、その成果を指導資料としてまとめる。
3) 会 議
第1回 5月23日(木) 第2回 7月16日(火)
第3回 10月4日(金)
(5)進路指導関係各種研修会並びに講座
名 称 期 日 期間 会 場 参加者 研 修 内 容 高等学校進路指
導主事研修会5月29日(水)
〜5月31日(金)3日 教育センター 106名 1)県立学校の進路指導主事に対し、進路指導に必要
な専門的事項について研修を行い、資質の向上と進
路指導の充実を期する。
2)主催 福島県教育委員会
3)内容
ア 講演「高校進路指導の実践的展開」
文教大学教育学部教授 仙崎武
イ 講 義「進路指導の現況」
ウ 研究協議 「生徒の進路意識の発達を促すために、
ロングホームルームにおける進路指導をどのように計
画し、実施しているか」