教育年報1985年(S60)-113/279page

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  共通理解のもとに指導を進めるように努めた。

 イ 進路指導は一貫した指導ができるよう指導体制の

  充実に努めた。

 ウ 進路の選択に当たっては、保護者の理解を深め、多

  様な進路の選択に努めた。

 工 福祉・医療等関係機関との連携を深めるよう努めた。

8) 地域社会の啓発に努めた。

 ア 全職員の協力のもとに、地域社会の啓発に努めた。

 イ 授業公開、学習発表会、作品展示会等を通じて、心

  身障害児に対する理解を広めることに努めた。

9) 教育施設、設備の充実に努めた。

 ア 教育効果を高めるため、施設・設備の充実と適正な

  管理に努めた。

 イ 災害事故防止の徹底に努めた。

〈各教科指導の重点〉

1) 指導計画の改善・実施に努めた。

 ア 学習指導要領に準拠し、適正な指導計画の作成に努

  めた。

 イ 基礎的、基本的事項に精選した指導計画の作成に努

  めるとともに指導形態に創意工夫を加えた。

2) 学習指導の質的な改善・充実に努めた。

 ア 障害の実態に応じて毎時の指導目標を明確にした指

  導の実践に努めた。

 イ 教科用図書や教材教具等の効果的な活用に努めた。

 ウ 一人一人の到達目標、指導内容を明確にした評価に

  努めた。

 工 指導過程における努力や成果の評価も指導の改善に

  生かすように努めた。

 オ 学習指導要領の趣旨にそった評価の改善に努めた。

3) 社会的自立を目指す指導の強化に努めた。

 ア 児童生徒の個別資料を整備し、実態を正しく把握し、

  障害の改善を図る指導の充実に努めた。

 イ あらゆる日常生活の場を指導の機会とし、学校での

  指導が家庭・施設でも生かされるよう連携に努めた。

 ウ 交流活動、実習等の実践的学習の充実を図り、社会

  的自立に必要な資質の育成に努めた。

4) 道徳教育・生徒指導の充実に努めた。

 ア 学校教育活動全体を通じて行うことを重視し、特別

  活動との関連を明確にして指導するように努めた。

 イ 道徳教育については、特に生徒指導との関連を図り、

  教師と児童生徒及び児童生徒相互の人間関係を深めて

  指導に当たるように努めた。

 ウ 全職員が一体となった生徒指導に努めた。

 エ 児童生徒の心理特性を的確に把握した指導に努め

  た。

 オ 家庭・地域の啓発を進め健全育成に努めた。

5) 健康の保持増進、安全を守る習慣・態度の育成に努め

  た。

 ア 心身の健康を把握し、個人資料の整備、活用に努め

  た。

 イ 健康・安全については、学校の教育活動全体を通じ

  て実践されるように努めた。

 ウ 危険から身を守る方法について、具体的に指導する

  とともに、安全な遊びの指導に努めた。

2 現職教育

研修会、講習会の概要は、下表のとおりである。

(1)教職員の研修
名    称 期   日 期間 会     場 参加人数 研   修   内   容
養護教育教養講座 60年6月13日
〜14日
2日 県教育センター 98 講演「特殊学級の望ましい姿について」
講義「障害児教育の質的充実について」
「学校教育における養護教育の課題」
研究協議「心身障害児の適正就学・特殊学級運営上の諸問題」
養護教育新採用
教員研修会
(第1次)
60年4月2日
〜3日
2日 県教育センター 34 講演「教員としての心構え」
講義「養護教育の現状と課題」「教員の服務と勤務」
「学習指導計画のたて方」「指導の実際」
養護教育新採用
教員研修会
(第2次)
60年4月8日
〜15日
8日 県立盲学校
外13校
34 講義「学校沿革と施設設備」「教育方針と努力目標」
「校務分掌と学校運営」「各種委員会等」
「施設等との連携」「現職教育」「教育課程概要」
養護教育新採用
教員研修会
(第3次)
60年8月29日
〜31日
3日 県教育センター 34 講演「重複障害児の学習指導」
講義「教育と医療との関係」「教育課程と指導計画」
実技研修「心身障害児の音楽指導」「造形指導のヒントとコツ」
養護教育新採用
教員研修会
(第4次)
60年11月11日
〜16日
6日 県立盲学校
外13校
34 講義「朝の会、帰りの会の持ち方」「各種会議について」
「学校災害と事故防止対策」
学習指導案の作成と研究授業の実施
養護教育新採用
教員研修会
(第5次)
61年1月8日
〜11日
4日 県教育センター 35 講演「各種障害事例における情緒の問題」
講義「生徒指導」「進路指導」「行動観察」
実技研修「教育機器の活用」「心身障害児の体育指導」



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