教育年報1985年(S60)-115/279page
(2) 教育研究グループの奨励
教育研究グループの奨励費補助金の交付を下記の3グループに行った(1グループ10万円)。
研究グループの名称 代表者勤務校 代表者氏名 人数 研 究 主 題 会津ことばの会 県立聾学校会津分校 横山昭三 7 聴覚障害児ののぞましいことばの発達をめざして
―一人一人の実態に応じた授業の展開―石養ききょう会 県立石川養護学校 河野功 10 一人一人の能力に応じた表現力を高めるためには、
どのような教材・教具を選択し、活用すればよいかグループ拓く 県立須賀川養護学校竹田分校 千葉高一 16 一人一人を正しく理解し、個々に応じた指導をどの
ようにすればよいか
3 内地留学・長期研修派遣
(1) 宮城教育大学
言語障害教育 1年間
原町市立原町第二小学校 教諭 谷地ミヨ子
(2) 東京学芸大学
精神薄弱教育 1年間
郡山市立逢瀬中学校 教諭 服部久美子
(3) 横浜国立大学 1年間
情緒障害教育
会津若松市立城西小学校 教諭 安田俊子
(4) 国立特殊教育総合研究所
○長期研修 1年間
1) 聾教育
福島県立聾学校 教諭 喜多見潤子
2) 重複障害教育
福島県立郡山養護学校 教諭 鹿目剛樹
福島県立平養護学校 教諭 小林志津子
福島県立いわき養護学校 教諭 山田拓
○短期研修 3か月
1) 視覚障害教育
福島県立盲学校 教諭 笹川二郎
2) 精神薄弱教育
いわき市立小名浜第二中学校 教諭 吉田一右
3) 病弱教育
福島県立須賀川養護学校 教諭 渡辺周二
三春町立三春小学校 教諭 高橋正美
4) 重度・重複障害教育
(感覚障害を主としたコース)
福島県立大笹生養護学校 教諭 石井正明
(知的障害を主としたコース)
福島県立猪苗代養護学校 教諭 芳賀孝美
福島県立富岡養護学校 教諭 大竹利之
4 教育課程
(1) 特殊教育教育課程県研究集会
小学校及び中学校の精神薄弱特殊学級における、教育課
程に関する指導上の問題点について部会別に研究協議し、
その解明を図り、もって教職員の指導力の向上と学習指導
の改善に資する。
期 日 期間 会 場 参加者 研 修 内 容 8月5日〜6 2日 郡山市立橘小学校 97人 研究発表・協議「領域・教科を合わせた指導」
「児童生徒の実態に即した指導」
講演「精神薄弱特殊学級における学習指導の進め方」
(2) 養護教育教育課程編成管理講習会
盲・聾・養護学校並びに特殊学級の教育課程の実施と管
理について研究協議を行い、その課題を明らかにするとと
もに、児童生徒の障害の程度、特性に即した教育課程の効果的
な実施を図る。
期日 会場 参加者 研修内容 5月13日〜14日 県立聾学校 21人 講話「教育課程の実施と管理」
研究協議「心身障害児の実態に基づく教育課程の実施と管理」6月10日 県立聾学校 21人 6月6日 県立盲学校 13人 8月1日 喜多方市立喜多方養護学校 16人 7月31日 自治会館 24人 8月2日 郡山合同庁舎 25人 8月2日 白河合同庁舎 21人 10月22日 原町合同庁舎 25人 11月5日 会津若松市立第二中学校 25人 11月14日 いわき合同庁舎 24人 11月20日 県立須賀川養護学校 24人 12月9日 県立平養護学校 12人
(3) 指導の手引の刊行
1)「心身障害児の学習指導の手引 特殊学級編 」
○規格 A5判80ページ
○発行部数 1,000部
○内容 ・特殊学級における学習指導の特質
・学習指導計画の作成
・特殊学級における学習指導の展開
○配布先 特殊学級設置校、盲・聾・養護学校他
2) 「心身障害児の道徳指導の手引 盲・聾・養護学校
編」
○規格 A5判40ページ
○発行部数 800部
○内容 ・心身障害児の道徳教育
・指導計画作成上の留意事項