教育年報1985年(S60)-130/279page
・グループワークとリーダーシップ
・ボランティア活動の技術
・ボランティア活動の自己評価
ウ 講 師
・各地区推進委員会委員
・実施地区市町村教育委員会職員
・県教育庁社会教育課員 高等学校教育課員
・県教育庁教育事務所員
3) ボランティアの集い
ア 期日・会場・人員等
12月25日(水)郡山会館 188名
イ 内 容
・講義及び実技指導 「私たちにもできるレク活動」
郡山女子大学助教授 国馬善郎
・体験発表 実施地区の全員
ウ 講師・助言者
・県教育庁高等学校教育課指導主事
・県教育庁社会教育課社会教育主事
・県教育庁教育事務所社会教育主事
第8節成人教育'
1 概 要
社会・経済の変化に伴って生活上あるいは職業上の多様
な課題を抱える成人の学習要求にこたえるための、成人
講座、成人学校、成人大学講座、婦人学級・講座、高齢者教
室・講座の開設を促進するとともに、学習内容の充実を図っ
てきた。特に、成人の学習要求の高度化に対応し、地域格差
のない成人教育を俵興するため、大学が設置されていない地
域に、大学の教官を講師として派遣して、質の高い成人大学
移動講座を開設した。
さらに、高齢者の学習機会の拡充を図るため、高齢者教室・
講座の開設を促進するとともに、高齢者の社会的役割を高め、
社会教育における指導層の充実を図るため、高齢者人材活用
事業を実施した。
婦人教育については、婦人学級・講座の開設促進に努める
とともに、民間婦人教育指導者の資質の向上と養成確保を図
るため、婦人教育指導者研修会を実施した。
PTA及び地域婦人団体等の成人団体の育成に当たって
は、PTA指導者研修会(12会場)、婦人団体後継者養成研修
会を実施し、団体の民主的な運営と当面する課題に対応する
活動の助長に努めるとともに、指導者の資質の向上に努めた。
2 PTA指導者研修会
(1)趣 旨
小・中・高校のPTAの指導者を対象に、これからのP
TAのあり方について研修を行い、指導者としての資質の
向上を図るとともに、PTA活動の充実に資する。
(2)期日・会場・参加者数
(小・中学校PTA指導者研修会)
期 日 会 場 参加者数 6月11日〜6月12日 いわき市立錦東小学校 227名 6月13日〜6月14日 只見町只見公民館 170名 6月19日〜6月20日 保原町中央公民館 361名 7月2日〜7月3日 喜多方プラザ 381名 7月4日〜7月5日 浪江町立浪江小学校 248名 8月1日〜8月2日 岩瀬村農村改善センター 285名 8月17日〜8月18日 西郷村文化センター 120名
(高等学校PT4指導者研修会)
9月9日〜9月10日 郡 山 会 館 153名 9月12日〜9月13日 県立若松女子高等学校 133名 9月19日〜9月20日 原町市福祉会館 144名 10月1日〜10月2日 福島市中央公民館 121名 10月16日〜10月17日 いわき市文化センター 182名
(3)講 師
国立磐梯青年の家所長 馬場新夫
福島女子短期大学助教授 古関富男
桜の聖母短期大学講師 斎藤正夫
前いわき市教育委員会教育長 松本久
前磐城高等学校長 佐藤信久
前白河市立白河第一小学校長 水戸金正
前田島町立田島小学校長 星義幸
県立猪苗代高等学校長 佐藤禎助
県社会教育課主幹 金田浩一
小高町社会教育指導員 吉津守雄
(財)モラロジー研究所社会教育講師 穂積安光
(4)助 言 者
県教育庁指導主事、社会教育主事、小・中・高校長・教頭、
市町村教育委員会社会教育担当者、連合PTA役員
(5)研究協議内容
1)研究主題
「児童・生徒の健全育成のためにPTA活動をどのよ
うに拡充したらよいか」
2)研究内容・方法
ア 講 演
「生涯学習とPTA活動」
イ 講義・分散討議、シンポジューム・フォーラム、フ
ィルム・フォーラム、事例発表、実技研修
(ア)専門委員会の活動に関する内容
(イ) 児童・生徒の健全育成、特に、非行防止のための
事業に関する内容
(ウ)児童・生徒の健全育成のための地域環境づくりに
関する内容
(エ)児童・生徒の校外活動の指導に関する内容
(オ)学校教育と家庭教育の連携に関する内容